99式20粍1号固定機銃用100発入弾倉
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2002.3.10 Renewal

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海軍機銃

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1.開発経緯
 100発入り弾倉は、昭和16年2月に設計着手され弾倉の前面に給弾用バネが1個付く甲型弾倉と弾倉の前面と後面と前面にバネが各1個で計2個のバネが付く乙型が試作されました。完成したのは昭和16年11月、昭和17年2〜3月には海軍航空技術廠と横須賀海軍航空隊が協力して最終実用評価試験(空中実験)を行い、空中で遠心力がかかった場合も給弾力を保持できる、バネ2個付の乙型が採用されています。
2.使用状況
 昭和19年3月発行のの「飛行長主管兵器説明資料」によれば、99式20粍1号固定機銃2型改1も100発入を用いている事が判りました。99式20粍1号固定機銃3型が100発弾倉を用いていたことは判っていましたが、これで2型改1にも100発弾倉が使えた事が判りました。このことにより、零戦は主翼の下面に100発弾倉が大きい分膨らみを付ければ32型以前の型でも100弾倉が追加出来たことになり、いくつかの事例が発見できそうです。