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 満 来  2004.07.05

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新宿満龍のラーメン800円を実食、豚の脂がよく効いた、かなり薄味のラーメンという処だろうか、スープの味の濃さは立川の舞麺に似ている。基本の味は醤油でこの味一本で勝負している。スープのコクというか出汁に特徴が有り、老舗として何時行っても満員なのは、この味の性かと納得した。
チャーシューも並の店の3倍位の厚さが有り、これもまた店の特徴をよく発揮している。チャーシュー麺1300円などは、ラーメンの量とチャーシューの量はどっちが多いんだろうと疑いたくなるようなチャーシューの迫力である。はなしの種に一度はお薦めである。
自慢の分厚いチャーシュー
麺の茹で方にも他店では絶対見られない特徴がある。麺を茹でている最中に、お客があとから入ってきたら、既に麺を入れて沸騰しつつある鍋に後から入ってきた客の分の麺を継ぎ足す。30秒位までは気にしていない様であった。
またつけ麺の麺は3−4人分くらいドンドン茹でていき大ざるの中に入れて水で洗い順に出していく、常に1人分くらい多く茹で、1人で来た客がつけ麺を頼むと直ぐに出てくる。3人が頼むと3人分茹でて余っていた1人分と混ぜてから3人分を出すので、常に1人分は大ざるの中に待機している。絶え間なく客が入ってくるので出来る芸当、凄い量産体制である。