オーストラリア戦車アイコン
解説協力:ねこくんさん  

AC-1 Sentinel(2006/3/29更新)

AC-1巡航戦車 センチネル
オーストラリアで初めて量産された戦車。
1940年の緊迫する国際情勢の中、イギリス自治領だったオーストラリアは独自の戦車の開発を始めた。
当時のオーストラリアの工業力は極めて低く、戦車の生産には様々な問題があったが、外国から技術者を招くなどの努力の結果、1942年に完成されたのがこの車両である。
全体に鋳造を採用し、エンジンは小型のものを3基結合するなど、比較的低い工業レベルでも生産可能とする工夫されていた。
AC-1は、当初は大量配備される計画だったが、アメリカ製中戦車M4が供給されるようになったため中止された。
完成した66両は全て訓練用に使用され、実戦には投入されていない。
ちなみにACはAustralian Cruiser(オーストラリア製巡航戦車)の略。

重量: 28.5t 乗員: 5名 エンジン出力: 330hp(ガソリン) 速度: 48km/h(路上)
武装: 52口径40mm砲[2ポンド砲] *1 7.7mm機関銃 *3
装甲: 砲塔全周-65mm / 車体前面-65mm(傾斜) / 車体側背面-45mm
ポーランド戦車アイコン
解説協力:ねこくんさん  

TK-3 (2003/2/5更新)
(2006/1/14更新)


TK豆戦車 (TK-3豆戦車)

購入されたカーデン・ロイド豆戦車をもとに開発されたポーランドの豆戦車。
オリジナルと比べると大型化し、上面を完全に装甲で覆うなど改良が加えられている。
初めて量産が行われたポーランド戦車となったが、やがて生産は改良型のTKSに移行した。

因みにTK-3は試作型の名称で、実際に生産された車両の名称はTKというらしい。
もっとも、試作型TK-3と量産型TKは、名前こそ違うものの同型である。

重量: 2.43t 乗員:2名 エンジン出力: 40hp 速度:40km/h
武装: 7.9mm機関銃 *1
装甲: 8mm
イタリア戦車アイコン
解説協力:ねこくんさん  .
     川邑榊さん   .

M13/40 (2003/2/10更新)

M13/40
車体に主砲を搭載したため、射角が狭い等の問題を抱えていたM11/39の後継。
イタリア陸軍の主力だった。

Semovente M40 da 75/18 (2003/3/10更新)

セモヴェンテ M40 da 75/18

C1 Ariete (2004/1/6更新)

C1アリエテ
1995年より配備が開始されたイタリア陸軍の第3世代主力戦車。
レオパルドIのライセンス生産と輸出用として同戦車をもとに開発されたOF-40戦車の経験を生かして開発された。
その為、OF-40をそのまま拡大したようなスタイルをしている。
 主砲はOTO・ブレダ社製の44口径120mm滑腔砲を採用しているが、薬室はラインメタルRh120と同寸になっており、弾薬は共通化されている。
 これといった特徴は無いが、良く纏まった戦車である。
なお、自動装填装置を採用し、エンジン換装、油圧サスペンションへの変更等を行うアリエテMk.2が計画されている。

全長:9.67m 全幅:3.6m 全高:2.5m 重量:54t
イヴェコ MTCA V型12気筒4サイクル水冷ディーゼル:1,300hp
最高速度:65km/h
武装
 44口径120mm滑腔砲
 7.62mm機銃*2
乗員:4名
ユーゴスラビア戦車アイコン
解説協力:戦艦乞食さん  

TIP A (2003/8/3更新)

テスキ・テンキ・ヴォジロA
T-34/85のユーゴスラビアオリジナル改良型。避弾経始をさらに追求した形ですが内部部空間がさらに狭小となってしまったため実戦力としては疑問符が付きます。1950年に5輌試作されたものの、ソ連との関係が悪化して技術援助も打ち切られてしまったのでそれ以上の開発には進めませんでした。
ルーマニア戦車アイコン
解説協力:ねこくんさん  

TACAM T-60(2006/6/18更新)

TACAM T-60 自走砲
ソ連のT-60軽戦車をベースにルーマニアで作られた自走砲。
搭載する76mm砲もソ連からの鹵獲品だった。