海上自衛隊、海上保安庁アイコン
| 解説協力:舞沙Pさん. 巣田@うぐぅさん. ねこくんさん. にわとりさん. zonoさん. hushさん. RNさん. JTPS-P16さん. |
海上自衛隊 |
(2002/10/5更新) | はるな型ヘリコプター搭載護衛艦 DDH141 はるな- 護衛群の対潜ヘリ搭載担当艦として2隻が73年、74年に完成。
大型対潜ヘリを3機搭載可能という、このクラスの水上艦としては稀有な能力を持ち、その後の護衛群艦艇構成の変化に伴って、現在は護衛群旗艦の任を努めています。 本級完成時は米海軍と海自の装備導入時期差から、コンピュータ管制システム、及び短SAM、CIWSの装備を欠いて竣工しましたが、FRAM改装で艦齢延長工事に加え上記兵装を装備、現在は後発建造の「しらね」型とほぼ同等の能力を有します。 艦首の5インチ砲2基段型配置が外見上の特徴ですが、これは本級計画時の海自に短SAM、SSMの装備が無く、対艦対空攻撃力確保には艦砲の搭載しか方法が無かった事に起因する形態です。FRAM改装に際して短SAM、CIWSは装備されましたが、SSMは搭載されず、従って艦砲が本級の主要対艦装備である事には現在も変わりありません。 |
(2002/10/6更新) | くらま型ヘリコプター搭載護衛艦 DDH144 しらね- 大型対潜ヘリを3機搭載する大型護衛艦として2隻が80年、81年が完成。
護衛群旗艦の任を努めるなど、基本的には「はるな」型の思想を引き継ぐ本級ですが、海自艦艇初のコンピュータ管制システム艦となるなど、短SAM、CIWSの装備もあって格段に指揮能力、近接防空能力を向上させています。 5インチ砲の段型配置は「はるな」型からの踏襲ですが、現在他にこの形態をとっている艦艇は世界でも大変少なく、武装配置の点で極めて貴重なケースです。 なお、本級およびはるな型がヘリ3機の搭載能力を持つ事と、改こんごう型までのDDGが固有へりの搭載能力を持っていない事とは密接な関係があります。 |
(2005/12/6更新) (2006/2/24更新) | あまつかぜ型ミサイル護衛艦 DDG163 あまつかぜ(新造時)- 海自初のミサイル搭載護衛艦(DDG)で、第1次防衛力整備計画で昭和35年度予算で建造されました。
当初の計画より艦型が増大したため一部装備(対潜兵装)などが後日装備となっています。 |
(2005/12/6更新) (2006/2/24更新) | あまつかぜ型ミサイル護衛艦 DDG163 あまつかぜ(最終状態)- 新造時からの変更点は
・対潜兵装の換装と追加装備(アスロック発射機など) ・三次元レーダーの換装 ・ミサイルの換装 ・射撃管制装置、電子戦装置の換装 などです。 |
(2005/12/11更新) (2006/6/5更新) | たちかぜ型ミサイル護衛艦 DDG168 たちかぜ(新造時)- あまつかぜ型に続いて、3次防で昭和46年度予算で建造された海上自衛隊の第二世代DDGです。
あまつかぜ型の建造より10年を経ているので、搭載ミサイルはスタンダードSM1に更新されており、その他の兵装は当時のDDA等と同等になっています。 |
(2005/12/11更新) (2006/6/5更新) | たちかぜ型ミサイル護衛艦 DDG168 たちかぜ(旗艦改装後)- 平成10年に護衛艦隊の旗艦に改装された後の姿です。
後部砲塔が撤去され、司令部設備が設置されています。 |
(2005/12/11更新) (2006/6/5更新) | たちかぜ型ミサイル護衛艦 DDG169 あさかぜ(新造時)- 1番艦からの変更点は
・省略されていた対空レーダーが最初から搭載 ・各種装備追加の為、排水量が30トン増加 ・指揮管制システムの更新 等です。 |
(2005/12/11更新) (2006/6/5更新) | たちかぜ型ミサイル護衛艦 DDG170 さわかぜ(新造時)- 3番艦では大幅な改正が行われており、
・ミサイル発射機をSSM兼用の物に変更 ・アスロック発射機の装填方式の変更 ・電子装置を国産の最新型に変更 ・洋上補給装置を艦橋前面から中央部に移動 などが異なります。 |
(2005/12/11更新) | はたかぜ型ミサイル護衛艦 DDG171 はたかぜ- 昭和56年度予算で計画された、海上自衛隊第3世代DDGです。
今までのDDGとは異なり後部にヘリコプター発着甲板が設けられたため、ミサイル関連の兵装が艦の前半部に装備されています。 艦の前部に設置された発射機を波から守るためにブルワークが設けられています。これは護衛艦としては唯一のものです。 またDDGとしては初のガスタービン搭載艦でもあります。 |
(2002/10/5更新) | こんごう型ミサイル護衛艦 DDG174 きりしま- 皆様ご存知、海上自衛隊初のイージスシステム装備艦。
現時点での海上自衛隊水上戦闘艦艇中、最大の排水量です。 (艦種記号はただのDDGで「イージス護衛艦」という言い方はあまり正しくありません) ベースは米海軍のアーレイ・バーク級駆逐艦ですが、緊急時の護衛群指揮能力を持っている点が本級独自の仕様となっています。艦後部にヘリ甲板はあるものの、固有のヘリ搭載能力自体は無く、現在格納庫の装備を含む改良型が計画中です。 |
(2005/12/1更新) | はつゆき型汎用護衛艦 DD122 はつゆき- 汎用護衛艦の第一弾で、総計12隻が量産された護衛艦隊のかつてのワークホース。基準排水量2950t(後期型は100t増加。理由後述)という船体に、対空(シースパロー)・対艦(ハープーン)・対潜(アスロック)の各種ミサイル、76mm速射砲、対潜短魚雷及び近接防御用の20mmCIWSを搭載。対潜ヘリコプターの搭載能力も備わっている。
これらの充実した武装だけでなく、有力な電子兵装に裏打ちされた、自動化された戦闘システムを護衛艦としては初めて搭載。これ以降の各種艦艇のシステム化を推し進める元となった。
ただし、艦の大きさを考えればかなりな詰め込み設計であり、たとえば煙突は二本必要なところを半ば無理やり太いもの一つにしている。また上部構造物を軽量化するため、初期建造艦ではこれにアルミを採用していた。 だがいくつかの事故や戦訓より、上部構造物がアルミの場合、被弾時に火災で構造自体が破壊される危険性が高いことが分かり、後期建造艦はこれを鋼鉄製に変更した。その分重心上昇を抑えるためバラストを積んだことから、後期建造艦は排水量が100t増加している。
2005年現在、ほとんどの艦が護衛艦隊から重要港湾を守るための地方隊に転出しており、また艦自体も昨今の高度電子化・艦形のステルス化の流れから取り残されつつあるため、退役艦が出るのも近いと考えられる。
だが、実は武装自体は新鋭の「むらさめ」型とほぼ同じであり(VLSランチャーはないが…)、また元から高度な「システム艦」として設計されていることもあり、まだしばらくの間は第一線でも活用できる艦、とも言えるであろう。 |
(2005/11/27更新) | あさぎり型汎用護衛艦 DD151 あさぎり- 「〜ゆき」型に続く、汎用護衛艦シリーズの第二陣。
ネームシップの「あさぎり」をはじめとして計8隻が建造され、2005年現在「やまぎり」を除く全艦が護衛艦隊に所属している。 (1番艦「あさぎり」及び2番艦「やまぎり」は、2005年現在一部の機材を取り払って練習艦籍となっている。ただし、有事の際には即座に現役復帰可能という。)
就役当時は、対空・対艦・対潜兵装を一通りそろえ、さらに大型ヘリの運用が可能であるなど、「(新)八八艦隊」(護衛艦8隻、対潜ヘリコプター8隻を単位とした護衛艦隊の呼称)の主力を担う有力艦艇だったのだが、近年ではステルス性を考慮した外観の艦が出現していること、またVLSランチャーを装備していないことなどから、やや旧式化した感を否めない。 無論それらの点を割り引いても未だ一線で活躍できるだけの能力を持つ艦であり、「たかなみ」型に続く次期汎用駆逐艦の就役までは護衛艦隊主力の一翼を担うであろう。 |
(2005/11/16更新) | むらさめ型汎用護衛艦 DD101 むらさめ- 2005年現在、海上自衛隊の主力を担う汎用護衛艦。
火力などは以前に建造された「〜ゆき」型と同等ながら、ミサイルは全てVLSに収められており、電子装備は一層近代化され、また艦上構造物はステルス性を考慮した形状に変更されるなど、新時代の護衛艦に相応しい性能を持ち合わせている。唯一の難点は砲兵装で、基準排水量で4500tを超える艦なのに主砲が76mmのままなのは弱体という意見もあったのか、小改良型の「たかなみ」型では船体はほぼそのままなのに、主砲は127mmに乗せ変えられた。 2005年現在、ネームシップの「むらさめ」を始め、9隻が建造されており、全艦が護衛艦隊に引き渡されている。 |
(2005/11/11更新) | たかなみ型汎用護衛艦 DD110 たかなみ- 2005年時点で、汎用護衛艦としては最新鋭の艦。
以前に量産された「むらさめ」型の小改良型で、大きな違いは主砲を76mmから127mmに拡大したことである。 5隻の建造予定があり、うち2005年時点では4隻が竣工。残り1隻も2006年度中には竣工予定。 |
(2006/1/11更新) | むらさめ型多目的護衛艦 DDA107 むらさめ(新造時) |
(2005/12/11更新) (2006/6/5更新) | たかつき型多目的護衛艦 DDA164 たかつき(新造時)- 第2次防衛力整備計画で計画・建造された汎用護衛艦(DDA)です。自衛艦としては初めてマック構造(マストと煙突を一緒にする構造で)を採用した艦です。
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(2005/12/11更新) (2006/6/5更新) | たかつき型多目的護衛艦 DDA164 たかつき(TACAN搭載)- 主な変更点は後部マック上にタカン装置のアンテナが追加されている点です。
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(2005/12/11更新) (2006/6/5更新) | たかつき型多目的護衛艦 DDA164 たかつき(FRAM改装後)- たかつきのFRAM改装後の姿です。
変更点は ・艦載砲を5インチ砲Mk.42から73式54口径5インチ砲に換装 ・艦載砲を一門撤去 ・電子装置の更新・ハープーン発射機・シースパロー発射機・CIWSの搭載 などです。 |
(2003/4/27更新) | やまぐも型対潜護衛艦 DDK113 やまぐも(竣工時) |
(2003/4/27更新) | やまぐも型対潜護衛艦 DDK113 やまぐも(護衛艦時代晩年) |
(2003/4/27更新) | やまぐも型対潜護衛艦 DDK114 まきぐも |
(2003/4/27更新) | やまぐも型対潜護衛艦 DDK115 あさぐも(護衛艦時代晩年) |
(2003/4/27更新) (2003/7/16更新) | みねぐも型対潜護衛艦 DDK116 みねぐも(〜S56 ダッシュ 装備) |
(2003/4/27更新) | みねぐも型対潜護衛艦 DDK117 なつぐも(S57〜 アスロック 装備) |
(2003/4/27更新) (2003/7/16更新) | みねぐも型対潜護衛艦 DDK118 むらくも(竣工時 ダッシュ 装備) |
(2003/4/27更新) (2003/7/16更新) | みねぐも型対潜護衛艦 DDK118 むらくも(S50〜S52 FCS2-12 装備) |
(2003/4/27更新) | みねぐも型対潜護衛艦 DDK118 むらくも(S53〜 アスロック、新76mm砲 装備) |
(2003/4/27更新) | みねぐも型対潜護衛艦 DDK118 むらくも(護衛艦時代晩年 FCS2-21 装備) |
(2003/4/27更新) | あおくも型対潜護衛艦 DDK119 あおくも(竣工時) |
(2003/4/27更新) | あおくも型対潜護衛艦 DDK120 あきぐも(護衛艦時代晩年) |
(2003/4/27更新) | あおくも型対潜護衛艦 DDK121 ゆうぐも |
(2006/1/29更新) | はるかぜ型甲型警備艦 DD101 はるかぜ(新造時) |
(2006/1/29更新) | はるかぜ型甲型警備艦 DD101 はるかぜ(最終状態) |
(2006/1/29更新) | はるかぜ型甲型警備艦 DD102 ゆきかぜ(実験艦任務時) |
(2006/2/1更新) | あやなみ型甲型警備艦 DD103 あやなみ(新造時) |
(2006/2/1更新) | あやなみ型甲型警備艦 DD103 あやなみ(最終状態) |
(2006/1/11更新) | わかば型護衛艦 DE261 わかば(就役時) |
(2006/1/11更新) | わかば型護衛艦 DE261 わかば(1963年時) |
(2006/2/1更新) | あけぼの型乙型警備艦 DE201 あけぼの(新造時) |
(2006/2/1更新) | あけぼの型乙型警備艦 DE201 あけぼの(改装後) |
(2006/2/1更新) | いかづち型乙型警備艦 DE202 いかづち(新造時) |
(2006/2/1更新) | いかづち型乙型警備艦 DE202 いかづち(改装後) |
(2006/2/1更新) | いすず型乙型警備艦 DE211 いすず(新造時) |
(2006/2/1更新) | いすず型乙型警備艦 DE211 いすず(改装後) |
(2006/2/1更新) | いすず型乙型警備艦 DE213 きたかみ(新造時) |
(2006/2/1更新) | いすず型乙型警備艦 DE213 きたかみ(改装後) |
(2005/12/6更新) (2006/2/24更新) | ちくご型地方隊用護衛艦 DE215 ちくご- いすず級護衛艦とほぼ同大の地域防御用の乙型護衛艦(DE)で、その最大の特徴はアスロック(ASROC)の搭載にある。このため、前級にあった533mm魚雷発射管やボフォース対潜ロケットがなくなっただけでなく、76mm連装砲も後部の1基を減らしている。この結果、艦容はCIC、対潜指揮室等の戦闘機能を集中した角型の艦橋、低く踏ん張った煙突とともに巨大なアスロック・システムを装備する重厚なものとなった。
第3次防衛力整備計画により1967-71予算で7隻、第4次防衛力整備計画による1972-3予算で排水量を50t増やした改良型4隻が1970-7年に整備され、パトロール・フリゲート(PF)の後継として地方隊に配備され、長らくその主力となったが2003年除籍された最終艦のしろを最後に姿を消した。
基準排水量1470(DE222以降1530)t 全長93.0全幅10.8深さ7.0喫水3.5m 主機ディーゼル4基2軸 16000馬力 25ノット 76/50mmDPUx1+0=2 40mmMGUx1 アスロックSUM[x1 324mmASTTVx2 VDSx1 乗員165
同型艦(7+4/1970-7)DE215 ちくご.216 *あやせ.217 みくま.218 とかち.219 いわせ.220 ちとせ.221 によど. 改良型てしお級護衛艦DE222 てしお.223 よしの.224 くまの.225 のしろ. |
(2005/12/15更新) (2005/12/26更新) | いしかり型地方隊用護衛艦 DE226 いしかり- 地方隊で使用されていた駆潜艇の代替となる沿岸警備艦(PCE)が原型で、冬季の日本海で使用するには船型過小として、結局ちくご型と同じく1400トン型として3隻が4次防で計画・要求された。
限られたスペースの有効利用の目的で ・中央船楼型船体を初採用 ・護衛艦として主機にガス・タービン(CODOG方式)を初採用 小型船型のゆえの動揺対策として ・ヘリコプター護衛艦以外では護衛艦としてフィン・スタビライザーを初装備 ・重量軽減の為アルミ合金を上構に多用 ちくご型護衛艦で搭載されていたアスロックの搭載は諦めざるを得なかったが ・ハープーンSSM ・OTO/メララ76mm軽量砲 ・81式射撃指揮装置(FC-2) 等の新機軸・新兵器を他艦に先駆けて採用した。 が、新機軸導入に伴う建造費の高騰(当初の3倍)の為、基準排水量で1290tまで圧縮された形で建造される事になった。 このように対艦兵器にシフトされた形で建造されたが、沿岸で使用する関係で航空自衛隊の支援を期待できるとして対空兵装は主砲のみに限られ、対空レーダーも装備していない。しかし、あまりにも船型過小であるとして、建造は1隻に留まり、次の2艦は拡大改良型であるゆうばり型護衛艦となった。
基準排水量1290t 全長85.0全幅10.6喫水3.5m 機関CODOG(三菱6DRV型Dx1+ロールス・ロイス、オリンパスTM3B型GTx1)x2/2軸 4650+22500馬力 25ノット OTO/メララ76/62mmIx1 ハープーンSSMWx2=8 71式ボフォース対潜ロケットWx1 324mmASTTVx2 Mk137、チャフ・ロケット発射機 OPS28対水上レーダー OPS19航海用レーダー ESM=NOLR6 ハル・ソーナー 乗員90 同型艦(1/1971)DE226 いしかり |
(2005/12/15更新) (2005/12/26更新) | ゆうばり型地方隊用護衛艦 DE227 ゆうばり- 1977計画乙型護衛艦であるいしかり型護衛艦は船型過小であるとして建造は1隻に留まり、要求のあった残り2隻は1979-80計画乙型護衛艦として建造された際に、同級の船体を全長で6m、幅で0.2m、深さで0.3m拡大し基準排水量で180t増の1470tとした改良型となった。ただし、この事による装備の増強は延長された船体を利用して20mmCIWSの増備が考慮されただけで、それも実際には装備されなかった。したがって、増大された分は窮屈だった船体各部の拡張に回されただけであり、スペック的には燃料タンクの拡大により航続距離が増え、乗員が5名増加したに留まったが、凌波性、航洋性が向上している。
フォークランド紛争の教訓により1983計画で本級の上構を鋼製とし1600tまで拡大した改良型が予定されたが、予算が認められず、最終的に基準排水量を2000tまで拡大してバランスのとれた兵備を持ち、システム艦としての要素を持つあぶくま型護衛艦が86計画で建造されるまで乙型護衛艦は建造されず、同級が水平甲板型を採用した関係で中央樓型は本級で終了した。
基準排水量1470t 全長91.0全幅10.8喫水3.6m 機関CODOG(三菱6DRV型Dx1+ロールス・ロイス、オリンパスTM3B型GTx1)x2/2軸 4650+22500馬力 25ノット OTO/メララ、76.2/62mmIx1 ハープーンSSMWx2 71式ボフォース対潜ロケットWx1 324mmASTTVx2 乗員95 同型艦(2/1983-4)DE227 ゆうばり.228 ゆうべつ |
(2005/12/15更新) | あぶくま型地方隊用護衛艦 DE229 あぶくま- 先に建造された「いしかり」型「ゆうばり」型は艦型に余裕が無かった為、2000トン型として設計されました。
排水量では初期のDD並になり、兵装も対空能力以外は 「はつゆき」型に匹敵するとも言えます。 同型以降は、新型のDEは建造されておらず、「はつゆき」型を地方隊に転属させる様になっています。 |
(2005/12/25更新) | くりはま型試験艦 ASE6101 くりはま(ASE=Auxiliary Ship Experiment 実験補助艦) |
(2002/10/10更新) | あすか型試験艦 ASE6102 あすか(ASE=Auxiliary Ship Experiment 実験補助艦)- 95年に完成した海上自衛隊の新型試験専用艦。
現在は自衛艦隊の開発指導群隊に所属。単艦のみの建造で同型艦はありません。 船体規模が「むらさめ」型護衛艦のそれに相当し、時期的にも95年の本艦完成翌年から「むらさめ」型の竣工が始まっている事から、本艦の建造は、「むらさめ」型「たかなみ」型といった海自新世代護衛艦用の、それまでのASE「くりはま」では搭載不可能な、性能向上用装備の搭載実験に従事する事を、その大きな目的としていることが窺えます。
外見的には、海自艦艇のなかで最も鋭く突き出した艦首と低い煙突。 艦橋上部のフェーズドアレイ・レーダー用の構造が特徴です。 |
(2003/3/26更新) | 掃海母艦 MST461 はやとも- 海自初の掃海母艦です。米海軍で大戦型LSTを戦後 掃海母艦に改装して使っていた「ハミルトン・カウンティー LST802(1944年11月13日竣工)」を12万ドルで購入しました(1960年(昭和35年)6月30日就役 基準排水量1650t)。
米海軍時代にある程度 掃海母艦として改造されており、大きなマスト、デリックポストや、ヘリコプターの運用に備えて補強された上甲板が特徴です。海自で更に改修され、後に 機雷敷設装置も取り付けられています。他に、40mm機銃(連装×2 単装×4)を装備しています。 1972年(昭和47)3月31日に除籍となりました。 |
(2003/3/26更新) (2003/7/16更新) (2003/7/21更新) | 掃海母艦 MST462 はやせ- 先代掃海母艦「はやとも MST461」の代換艦として建造された掃海母艦です。姉妹艦の機雷敷設艦「そうや MMC951」とともに建艦され、1971年(昭和46年)11月6日に竣工しました(基準排水量2000t 満載排水量3050t)。
先代「はやとも」型は大戦型LSTを代用した船であったので、海自初の 本格的掃海母艦と言えるでしょう。掃海艇に対する母艦機能の他に、V-107A 掃海ヘリコプターに対する母艦機能も有しています。また、「そうや」の約半数の機雷敷設能力も備えています。他に兵装として、3インチ砲(護衛艦「わかば DE261」から転用した物)、20mm機銃(単装、後に多銃身機銃に換装)、3連装単魚雷発射管を、装備しています。 湾岸戦争後のペルシャ湾掃海活動に 参加したりしましたが、後継の「ぶんご MST464」の就役により、1998年(平成10年)3月20日に特務艦ASU7020に種別変更になり、潜水艦母艦として使用されていましたが、2002年(平成14年)12月11日に除籍となりました。 |
(2003/7/31更新) | 機雷敷設艦 MMC951 そうや |
(2003/3/26更新) (2003/7/16更新) | うらが型掃海母艦 MST463 うらが- 先代掃海母艦「はやせ MST462」及び機雷敷設艦「そうや MMC951」の 代換艦として建造された掃海母艦です。1997年(平成9年)3月19日に「うらが MST463」 が 1998年(平成10年)3月23日に「ぶんご MST464」が 相次いで竣工しました。
基準排水量5650tと、先代艦より3倍弱に大型化しており、これは MH-53E 掃海ヘリコプターの運用を考慮したためと言われています。が、実際の所 建艦当時の好景気が一番の要因でしょう。大型化された事で、先代艦より かなり性能が向上しています(機雷搭載数は「そうや」と大して変わらないらしい。)。また、その容量の大きさや 充実した母艦機能を利用して、機雷戦以外の演習や 災害派遣等に 大活躍している船であります。なお「うらが」では、76mm砲、FCS、機雷探知ソナーは 後日装備となっています。 |
(2003/4/15更新) | 掃海艦 GP441 桑栄(桑栄丸)- 第二次大戦末期に建造された 2TM型戦時標準油槽船を改造し、試航船としたモノ。
1945年(昭和20年)1月10日竣工した 日東商船の油槽船「桑栄丸」を戦後、掃海が困難であった磁気水圧機雷に対する実船掃海(実際に船を走らせて機雷を爆発させて掃海するムリヤリな掃海法)に使用するために採用。機関の遠隔操作化、浮力材として木材の積載、バラストとして海水3000tの積載、舷外電路の装備等、色々改装される。 海上保安庁(「桑栄丸」船番号MS32)をへて、1952年(昭和27年)8月1日 保安庁(→海上自衛隊)の発足とともに 他の掃海船とともに編入(「桑栄丸」船番号MS101)。1954年(昭和29年)12月1日「桑栄」へ改名。試航任務の他 掃海母艦としての任務もこなす。1957年(昭和32年)9月1日に掃海艦として類別記号GP(Guinea Pig モルモットの意)を付与される。1960年(昭和35年)10月1日艦番号GP441を付与される。戦時急造の無理がたたり、1963年(昭和38年)3月31日除籍。海自では珍しく 最後まで漢字名でした。 2860総トン、基準排水量2850t、常備排水量6145t |
(2005/12/11更新) | 敷設艦 ARC481 つがる- 昭和28年度に最初の国産護衛艦”はるかぜ”型などと共に計画された敷設艦で、昭和30年竣工しました。
”敷設艦”といってもいわゆる機雷敷設艦ではなく、”水中器材の敷設を主任務とする敷設艦”で、計画時点では”補給工作艦”とよばれていました。艦番号も機雷敷設艦を示す”MMC"ではなく”ARC-481”となっています。 本艦は昭和15〜16年に4隻が就役した旧海軍の電纜敷設艇”初島”型をタイプシップにして急設網艦”白鷹”なども参考とし、排水量はやや小ぶりでしたが、船影、一般配置は酷似しています。 唯一の同任務艦として、沿岸の水中聴音器の敷設に10余年に渡り活躍した本艦ではありましたが、敷設器材の進歩に伴い能力の不足は否めず昭和44年度予算で”特別改装工事”が認められ翌年4月、海上自衛隊の近代化改装第一号として生まれ変わりました・・・・
アイコンは新造当時の写真など基にしています。
計画時の要目 基準排水量950t 72.0m*10.4m*3.4m 出力3.200hp 速力16.0kt 76mm単装高角砲*1 20mm単装機銃*2 爆雷投射機*1 爆雷投下軌条*1 |
(2005/12/11更新) | 敷設艦 ARC481 つがる(ジャンボ化工事後)- 昭和45年4月近代化改(海自では通常”ジャンボ化”工事と呼んでいる)で本艦は船体中央の主機部分を残し前後を切断、あたらしい艦首、艦尾を取り付け、まったく違った姿に変貌しました。
全長は72mから103mとなり、船体平面形は残された主機部分より幅広の前部、艦尾を取り付けられたため、いわゆる”コカコーラのビン型”となりました。 武装は20mm機銃を残して撤去されましたが、新形の敷設器材の搭載により敷設深度は従来の40mから100mへ向上」、器材の搭載力も大幅にアップしました。 改装により排水量は2倍以上になったものの(950t⇒2.150t)、機関部は従来のままとされたため速力は13ktに低下しましたが作業効率は大幅にアップ後継の”むろと”型就役までの約10年間敷設作業に活躍しました。むろと型就役後は特務艦(ASU-7001)となり1990年除籍されました。
アイコンは特務艦時代、1982年撮影の写真参考にしています。
ジャンボ化工事後の要目 基準排水量2.150t 102.0m*14.6m*4.9m 出力3.200hp 速力13.0kt 20mm単装機銃*2 |
(2003/3/26更新) | 初代おおすみ型輸送艦 LST4001 初代おおすみ- 米海軍の大戦型LST「ダジェット・カウンティー LST689(1944年5月2日竣工)」を貸与されたもの(1961年(昭和36年)4月1日就役 基準排水量1650t)。
初代おおすみ型の中で本艦は、LCVP用ボートダビットを 6基備えているのが特徴です(後に前部2基を撤去)。そのほかにも、よく見ると機銃座や救命イカダ等の配置に差があります。また、細かな改修が たびたび行われております。 1974年(昭和49)3月30日に除籍返還となりました。 |
(2003/3/26更新) | 初代おおすみ型輸送艦 LST4002 初代しもきた- 米海軍の大戦型LST「ヒルズデイル・カウンティー LST835(1944年11月20日竣工)」を貸与されたもの(1961年(昭和36年)4月1日就役 基準排水量1650t)。
3番艦「しれとこ」とよく似ていますが、やはり細かく見ると、救命イカダ等の配置に差があります。この辺りの資料は「丸スペシャルNo68」が、写真も多く参考になります。ただし、図面はあまり信用出来ないので、模型等制作する場合は、眼を皿のようにして 間違い探しをする必要があります。もちろん 他の資料を総動員する必要もあるでしょう。年次による変化があるので なお更です。 1975年(昭和50)3月31日に除籍返還となりました。 |
(2003/3/26更新) | 初代おおすみ型輸送艦 LST4003 しれとこ- 米海軍の大戦型LST「ナムスモンド・カウンティー LST1064(1945年3月12日竣工)」を貸与されたもの(1961年(昭和36年)4月1日就役 基準排水量1650t)。
しれとこ は1962年(昭和37年)に、南極観測用S-61ヘリコプターの発着艦訓練用に上甲板が補強され、更に1967年(昭和42年)には、DDH用のヘリコプター着艦拘束装置の試験設置が なされました。 他2艦とともに大活躍しましたが、1976年(昭和51)3月31日に除籍返還となりました。 |
(2003/3/26更新) | あつみ型輸送艦 LST |
(2003/3/26更新) | みうら型輸送艦 LST |
(2002/10/6更新) | 二代おおすみ型輸送艦 LST4001 二代おおすみ- 海上自衛隊の新型輸送艦。
輸送能力はそれまでの輸送艦に比べ格段に向上、90式戦車の輸送も可能です。 最上甲板の前部は車両甲板、後部はヘリ甲板に配分されていますが、排熱ブラストの問題を始め今のところVTOL機の運用は考慮されていません。 船体後方内部はエアクッション艇1号型(エアクッション型揚陸艇)2隻の船渠型格納庫です。 現在1番艦「おおすみ」2番艦「しもきた」3番艦「くにさき」の3隻が存在しています。 |
(2002/10/6更新) | エアクッション艇1号型 LCAC2101 (エアクッション型揚陸艇)- おおすみ型輸送艦で運用される。
ホバークラフト型の船体を持ち、荷物の迅速な揚陸が可能です。 90式戦車を一両搭載する能力を持ちます。 (ハルナンバー:2101〜2106) |
(2003/3/26更新) | ゆら型輸送艦 LSU |
(2003/3/26更新) | 輸送艇1号型 LCU |
(2005/12/16更新) | はまな型給油艦 AO411 はまな |
(2005/12/16更新) | さがみ型補給艦 AOE421 さがみ |
(2005/12/16更新) | とわだ型補給艦
AOE422 とわだ |
(2002/10/6更新) | ましゅう型補給艦- 要目
基準排水量 13,500t 満載排水量 25,000t 全長221m 全幅27m 主機ロールスロイス スペイSM1C(20,000PS)*2 速力(水上/水中)24kt |
(2003/9/26更新) | 砕氷艦 AGB5001 ふじII |
(2003/9/26更新) (2004/2/18更新) | 砕氷艦 AGB5002 しらせ |
(2005/12/25更新) | ひびき型音響測定艦 AOS5201 ひびき |
(2005/12/25更新) | あかし型海洋観測艦 AGS5101 あかし |
(2005/12/25更新) | ふたみ型海洋観測艦 AGS5102 ふたみ |
(2005/12/25更新) | すま型海洋観測艦 AGS5103 すま |
(2005/12/25更新) | にちなん型海洋観測艦 AGS5105 にちなん |
(2005/12/25更新) | ちよだ型潜水艦救難母艦 AS405 ちよだ |
(2005/12/25更新) | 初代ちはや型潜水艦救難艦 ASR401 初代ちはや |
(2005/12/25更新) | ふしみ型潜水艦救難艦 ASR402 ふしみ |
(2005/12/25更新) | 二代ちはや型潜水艦救難艦 ASR403 二代ちはや |
(2005/12/25更新) | あづま型訓練支援艦 ATS4201 あづま(新造時) |
(2005/12/25更新) | あづま型訓練支援艦 ATS4201 あづま(最終状態) |
(2005/12/25更新) | くろべ型訓練支援艦 ATS4202 くろべ |
(2005/12/25更新) | てんりゅう型訓練支援艦 ATS4203 てんりゅう |
海上保安庁
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(2003/8/10更新) | ヘリコプター搭載型巡視船 PLH21みずほ- ヘリコプター2機搭載型PLH。
昭和61年(1986年)3月竣工。 全長130メートル。35ミリ単装機銃×1 遠隔操縦20ミリ多銃身機銃×1 ベル212ヘリ×2搭載。 |
(2003/8/10更新) | ヘリコプター搭載型巡視船 PLH22やしまII- ヘリコプター2機搭載型PLHみずほ型2番船。
昭和63年(1988年)12月竣工。 ヘリコプター着船時の乱流発生を防ぐため格納庫形状が変更されました。 |
(2003/8/10更新) | ヘリコプター搭載型巡視船 PLH31しきしま- 3隻目のヘリコプター2機搭載型PLHにして世界最大の巡視船。
ご存知、プルトニウム輸送護衛用に建造されたヤツです。 全長150.0メートル。35ミリ連装機銃×2 遠隔操縦20ミリ多銃身機銃×2 アエロスパシアルAS332L1ヘリ×2搭載。 軍艦構造らしい。搭載艇に機銃が装備出来るらしい。 |
(2003/8/10更新) | ヘリコプター搭載型巡視船 PLH01そうや- 砕氷巡視船「宗谷」の代替として昭和53年(1978年)11月竣工。特殊用途の先代「宗谷」を除けば 海保初の 汎用ヘリコプター搭載大型巡視船(PLH)。
任地を考慮して 先代と同じく砕氷能力(3ノット連続で1メートル(「宗谷」より高性能?))を備えています。 全長98.6メートル。40ミリ単装機銃×1 20ミリ単装機銃×1 ベル212ヘリ×1搭載。 |
PLH02つがる (2003/8/10更新)
PLH03おおすみ (2003/8/10更新)
PLH04うらがII→はやと (2003/8/10更新) | ヘリコプター搭載型巡視船 PLH02つがる/PLH03おおすみ/PLH04うらがII→はやと- 汎用PLH つがる型。昭和54〜55年(1979〜1980年)竣工の前期型。
全長105.4メートル。40ミリ単装機銃×1(PLH04は35ミリ) 20ミリ単装機銃×1(PLH04、05は未装備) ベル212ヘリ×1搭載。各々 搭載艇等に差があり。 PLH04は平成8年(1996年)3月、配置換えにより「うらが」から「はやと」に改名。絵は、どちらにも使える塗装で描きました。 ちなみに海保船舶の船体側面S字塗装は、昭和59年(1984年)7月20日から順次、JAPAN COAST GUARD の文字は、平成12年(2000年)4月1日から順次(同時に船名、船番号の黒→青化)塗装されています。 |
PLH05ざおう (2003/8/10更新)
PLH06ちくぜん or PLH07せっつ (2003/8/10更新) | ヘリコプター搭載型巡視船 PLH05ざおう/PLH06ちくぜん or PLH07せっつ- 汎用PLH つがる型の中期型。昭和57〜59年(1982〜1984年)竣工。
前部シアが若干大きくされ、35ミリ単装機銃×1 20ミリ多銃身機銃×1 ベル212ヘリ×1搭載。各々 搭載艇等に差があり。 PLH06からは 船橋構造が少し大きくなり、またヘリコプター関連装備が強化されています。 |
(2003/8/17更新) | ヘリコプター搭載型巡視船 PLH08えちご- 汎用PLH つがる型の後期型。平成2年(1990年)2月竣工。
35ミリ単装機銃×1 20ミリ多銃身機銃×1 ベル212ヘリ×1搭載。 ヘリコプター着船時の乱流発生を防ぐため 格納庫形状が変更された他、前船から建造に開きがあるので、上部構造物があっちゃこっちゃぁ改正されています。 つがる型は製造年次が長いため、各船毎に色々改正されているのですが、ここでは外見の変化を中心に解説しました。詳しくは「世界の艦船」誌 590号「海保 PLH 特集」辺りをどうぞ。 |
PLH09りゅうきゅう (2003/8/17更新)
PLH10だいせん (2003/8/17更新) | ヘリコプター搭載型巡視船 PLH09りゅうきゅう/PLH10だいせん- 汎用PLH りゅうきゅう型。平成12、13年(2000、2001年)竣工。
全長105メートル。35ミリ単装機銃×1 遠隔操縦20ミリ多銃身機銃×1 ベル212ヘリ×1搭載。 海保各種ヘリコプターを搭載・運用出来ます。各々 レーダー、搭載艇等に差があり。 |
(2003/8/17更新) | 大型巡視船しれとこ型 (PL101〜PL128)- 海保の主力巡視船を担うべく、昭和53年(1978年)から昭和57年(1982年)にかけて 一挙28隻が竣工。
全長77.8メートル。40ミリ単装機銃×1 20ミリ単装機銃×1。各船、装備にバリエーションがあり。 |
(2005/4/28更新) | 中型巡視船 びほろ型 (PM73〜PM93)- 昭和49年(1974年)〜昭和53年(1978年)にかけて20隻が就役した中型(PM型)巡視船。
全長63.4m、常備排水量615t、20mm or 12.7mm単装機銃×1。 補助艦艇規格とはバージョンを変えて描いています。 |
(2005/4/28更新) | 小型巡視船 くま型 (PS62〜PS81)- GHQの勧告を受け、米コーストガード アクティブ級をタイプシップとして、昭和26年(1951年)〜昭和27年(1952年)にかけて20隻が就役した小型(PS型)巡視船。
全長40.5m、常備排水量267t、40mm単装機銃×1。 |
(2003/9/8更新) | 灯台補給船宗谷 |
(2003/9/8更新) | 南極観測船宗谷 (第一次観測時) |
(2003/9/8更新) | 南極観測船宗谷 (第二次観測時) |
(2003/9/8更新) | 南極観測船宗谷 (第三次観測時) |
(2003/9/8更新) | 南極観測船宗谷 (第四〜第六次観測時) |
(2003/9/8更新) | 巡視船宗谷- 戦後 引揚げ船として使用されていた「旧海軍特務艦 宗谷」を昭和24年末に 海保に移籍。灯台補給船として使用中のところ、もともと耐氷構造であった事から 南極観測船としての白羽の矢が立ち、1mの砕氷能力を与えるべく改造。
昭和31年度の第1次南極観測に参加。以降 毎年のように改造が施され、昭和36年度の第6次南極観測まで参加。 昭和37年に巡視船に改造され、昭和53年(1978年)10月3日解役。「船の科学館」に保存。
なお、宗谷の資料は「船の科学館」で売っている300円のパンフレットが参考になります。中でも地領丸時代からの12種のカラー側面図は非常に参考になりました。 |