道具武器アイコン
| | 解説協力:人見忍さん 巣田@うぐぅさん まなかじさん hushさん 波タカシさん 舞沙Pさん 山本留吉さん kazzさん 解説、編集:怪人三七型 |
道具、武器類大(100pix.:50cm) |
(2003/4/24更新) | | 両手剣クレイモア(claymore)- 16世紀半ばのスコットランドの両手剣
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(2003/4/24更新) | | 竹槍- 全長約4m。青竹の先端を切り落とし、鋭くした刺突用兵器。
普通、根元の太いほうを穂先とします。 手元の部分は節を削り、滑り易くします。 兵農分離の進んだ江戸期以降の、農民の武器。 昭和期の竹槍はもっと短く、身の丈ほどの長さだったようです。 室町期から江戸期にかけての竹槍は「槍術」を以って運用される兵器でしたが、 昭和になって復活した竹槍は「銃剣術」の応用によって運用される兵器となっています。 補足 余りにも長いため(800×12ピクセル)縮小して表示してあります。こちらから画像ファイルへジャンプします。 |
(2003/4/24更新) | | 六尺棒(quater stuff)- ただの木の棒。刃もついていないので自分を傷つける恐れも少なく、所持もしやすい。
全長6尺即ち約180cm |
(2003/4/24更新) | | ビール大瓶(633ml)- ビールは紫外線によって変化を起こしやすいそうです。それで、瓶はこのような色になったそうです。
1940年に酒税が改定されビールの出荷量のみによって課税されることになります。これを機会として、ばらつきのあったビール瓶の容量も一本化しようということになり、44年に大瓶633、小瓶は344ミリ・リットルと決定されました。これは、流通していた瓶がすべて使えるように、一番小さい瓶を基準にした結果です。 映画用の乱闘シーン等で使用されるビール瓶は松脂に作られているようです。 |
(2003/4/24更新) | | コーラ空瓶(cola bottle empty)- 第二次大戦時にアメリカ兵に支給された砂糖とカフェインが含まれる栄養剤の瓶です。
かのアイゼンハワー将軍も本国へ「弾薬とコークを送れ」との電報を発したという。 また戦後ジェット戦闘機の開発時にエリアルールの研究用にも使われたそうです。 6オンス入り |
(2003/4/24更新) | | コーラ瓶 中身入り(cola bottle full) |
(2003/9/4更新) | | 憲兵腕章- 穴を重ねて紐で結ぶ。其の後、上縁を安全ピンで留める。本来時は楷書であるが、私物品には異なる物も多いらしい。外地用の物には『MP(ミリタリーポリスの略)』の2字が黒で記載された物を用いる。
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(2004/10/14更新) | | 九〇式鉄帽- 日本陸軍の使用していた鉄兜、クロムモリブデン製。
昭和五年に制定された時は九〇式鉄兜であったが、翌年に扱いが兵器から被服に変更されたのに伴い名称も九〇式鉄帽と改められた。 |
(2004/10/14更新) | | 日本国有鉄道助役制帽- 昭和四十年ごろまで使用されていたと思われる。
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道具、武器類小(100pix.:20cm) |
(2003/4/24更新) | | 出刃包丁- 包丁は刃物なので、押すか引くかしないと「斬れ」ません。
八寸の出刃ともなると非常に重いです。正しく使わないと、あっという間に腱鞘炎になります。 本職でも、このくらいの大きさになると出刃ではなくて舟行という少し刃身の薄い(軽い)ものを使う人が多いですね。 でも、上手に使う人は九寸の出刃で一日中仕事してます。 |
(2003/4/24更新) | | 草刈鎌(sickle)- 農具。おもに除草、収穫に用いる。
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(2003/4/24更新) | | スイスアーミーナイフソルジャーモデル(Swiss army knife model soldier)- スイス軍で正式に採用されている型。
グリップ部の全長は91mm。ナイフ、切、栓抜き、缶切(−ドライバー)の機能を備えている。 |
(2003/10/8更新) | | 三十年式銃剣(初期型)- 全長52.5cm、刃渡り40cm、重量は約700g
明治30年に三十年式小銃用の銃剣として開発、制定された銃剣。其の後も三八式、九九式などと小銃が変わっても、昭和20年の敗戦まで量産されつづけ、帝國陸軍でもっとも長く使用された兵器で、兵隊さんからも『ゴボウ剣』という愛称で親しまれた。(海軍でも陸戦隊で使用された。) 使用方法としては、着剣して用いる銃剣術(現在は銃剣道として国体の制式種目)や、白兵短剣術に用いる他、戦地で動物などを捕獲、解体する際にも用いられた。同銃剣を製造した会社、工場は多く、兵工廠の他にも民間の工場でも生産され、国内のみならず満州や朝鮮でも製造された。 敗戦後も亜細亜各国の軍隊で引き続き使用され、韓国、北朝鮮に至っては、朝鮮動乱の際に複製品を作って使用していた。 亦、大英帝国など外国にも輸出され、アリサカバイヨネットの名称で親しまれ、各国の銃剣にも影響を与えた。 |
(2003/10/8更新) | | 三十年式銃剣(末期型)- 上記の末期型
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(2003/11/15更新) | | 同心十手- 江戸時代に捕吏の用いた武器。鈎の部分で刃を受けとめられるようになっている。時代劇などでよく見かける短いものは市中見廻り用。捕り物用はより長く二尺くらいまでが一般的。
長いものでは馬上から用いる三、四尺のもの、暗鬼として用いるより小さいもの、さらには目晦ましにか鉄砲を仕込んだものもあるとか。 柄の紐緒の色は組織、所持者によって異なっていて、アイコンの赤いものは同心、与力が使うものである。 |
(2003/12/5更新) | | M1917バヨネット(M1917 Bayonet)- 1917年からウィンチェスター社とレミントン社によって作られ、第2次大戦の時まで使われた銃剣です。
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(2003/4/24更新) | | ラッキーストライク(LUCKY STRIKE)- 1856年、ヴァージニア州の元医師パターソン博士が噛み煙草の銘柄として販売開始。1850年代はゴールド・ラッシュの最中で、金を発見した時の「Lucky strike!(大当たり!ドンドン!)」に由来。
1905年にパターソンの会社を買収したアメリカン・タバコ社は1916年にパイプ煙草として再発売、翌年には両切りの紙巻煙草も発売した。パイプ用のパッケージはハンマーを振り下ろしている腕を描いていたが、紙巻煙草の方は噛み煙草時代の黒丸を流用して、くすんだ緑地に金縁の赤丸になった。 これが現在のパッケージになったのは1942年に塗料に含まれる青銅が軍事物資となり、緑色が使えなくなったため。白地にしたのは女性に受けると考えたからだが、社長の作ったLucky Strike Green Has Gone to Warと言うコピーとともに、アメリカ軍兵士に支給される煙草としてポピュラーになった。 |
(2003/4/24更新) | | マルボロ(Malbolo)- 1885年までにロンドン、ボンド街のフィリップ・モーリスが販売を開始した銘柄の一つ。工場のあるロンドンの通りの名にちなんで命名された。
当時はMarlboroughと綴られていたが、1924年、ニュー・ヨーク支店から発展したフィリップ・モーリス社から発売された時には、現在のMarlboroと言うアメリカ式のスペルになっている。口紅の跡が目立たぬように吸い口が赤く着色してあったことからも分かるように、女性用であった。 しかし、1954年にフィルターをつけた形で再発売された時には、男性をターゲットとし、実在する素人のカウ・ボーイを起用した一連の広告で急成長した。1970年代末にアメリカで最も売れる煙草となり、現在もその地位を保っている。フリップ・トップ式のパッケージもこの時からである。 |
(2003/4/24更新) | | 光- 昭和11年に発売開始された日本産の煙草。杉山非水氏による図案制作。アイコンは昭和13年版のもの。戦争が進むにつれ塗料の金(黄)色は銃砲弾に使用するために図案も簡素になっていったという。
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(2003/4/24更新) | | リポビタンD- 大正製薬
成分 1000ml中 タウリン1000mg・イノシトール50mg・ニコチン酸アミド20mg・ビタミンB1硝酸塩5mg・ビタミンB2リン酸エステル5mg・ビタミンB6-5mg・無水カフェイン50mg 添加剤として安息硝酸塩・香料 |
(2003/6/13更新) | | 在郷軍人手帳- 在郷軍人が所持する手帳。
中には、勅諭、勅語、補充兵の責務(服装や召集)、軍事常識、陸海軍について、帝国在郷軍人会設立の趣旨、同会規約、同会会歌等が印刷されており、 その他に個人情報を書き込むページや、簡易点呼や、召集のさいにその記録記すページがあります。 |
(2003/6/13更新) | | キセル(pipe)- 刻み煙草をつめて火を點じ、其くゆる煙を吸う用具、
金属・牙。骨又は陶器などにて造り、「がんくび」・「すいくち」等の名所あり。 ――昭和九年版廣辭林より |
(2003/6/13更新) | | ジョニ黒ミニボトル(Jonny Walker Black)- 製造元ジョン・ウォーカー・サンズ社ハイランドモルトをふんだんに使い、12年熟成させたウイスキー
アルコール度数40度 生産開始1820年 |
(2003/8/10更新) | | キャメル(Camel)- 描かれているラクダはバーナム&ベイリーサーカスにいたアラビア生まれの「オールド・ジョー」がモデルらしいです。
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(2003/8/10更新) | | 陸上自衛隊階級章 陸曹長- この階級は1980年にはじめて制定された階級で、下士官の中では最上位です。
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(2003/8/10更新) | | 帝國陸軍昭五式肩章 二等兵- 入営1年目の新兵さんの階級章です。
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(2003/8/10更新) | | 帝國陸軍昭五式肩章 一等兵- 二等兵を呼ぶ時は、二等兵殿ではなく○年兵殿と呼びます。
平時には、二年兵までしか存在しませんが、戦中には四年兵などという古兵殿もいたそうです。 |
(2003/8/10更新) | | 帝國陸軍昭五式肩章 上等兵- 特に働きの良い上等兵は、伍長勤務上等兵となります。
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(2003/8/10更新) | | 帝國陸軍昭五式肩章 伍長- 最下級の下士官です。
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(2003/8/10更新) | | 帝國陸軍昭五式肩章 軍曹- 鬼軍曹などといわれる人もいます。
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(2003/8/10更新) | | 帝國陸軍昭五式肩章 曹長- 最上級の下士官です。
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(2003/8/10更新) | | 帝國陸軍昭五式肩章 特務曹長- いわゆる人事の特さん。
閻魔帳を持っていて、兵科を決定するのもこの人です。 |
(2003/8/10更新) | | 帝國陸軍昭五式肩章 少尉- 小隊長の殆どは少尉です。
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(2003/8/10更新) | | 帝國陸軍昭五式肩章 中尉- 中隊長の殆どは中尉です。
やりくり中尉などと呼ばれるように、世帯主としては給料は必ずしも良いとはいえません。 |
(2003/8/10更新) | | 帝國陸軍昭五式肩章 大尉- 大隊長の殆どは大尉です。
やっとこ大尉と呼ばれるように上がりの階級となる人も多いとか・・・ |
(2003/8/10更新) | | 帝國陸軍昭五式肩章 少佐- 大隊を指揮します。
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(2003/8/10更新) | | 帝國陸軍昭五式肩章 中佐- 参謀になるような階級です。
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(2003/8/10更新) | | 帝國陸軍昭五式肩章 大佐- 連隊を指揮します。
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(2003/8/10更新) | | 帝國陸軍昭五式肩章 少将- 旅団を指揮します。
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(2003/8/10更新) | | 帝國陸軍昭五式肩章 中将- 師団を指揮します。
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(2003/8/10更新) | | 帝國陸軍昭五式肩章 大将- 我が軍最高の階級。
元帥は名誉称号であるため、大将元帥となり、その階級は大将である。 |
(2003/8/10更新) | | マッチ箱(match box)- 全体的に地味目な料理屋のマッチ箱。
最近のマッチ箱とは違い、まだマッチを使う人が大方時代のものであるため、一箱あたりのマッチの量が多いです。 いつ頃のものなのでしょうか?川越の菓子屋横丁で買ったものをモデルにしています。 |
(2004/4/30更新) | | New Rocket ポケットカメラ- 14mm×14mmのフィルムを使用するミゼット判の豆カメラ。このサイズは日本独特のサイズで戦前〜50年代に作られていた。
もっぱら趣味のカメラであり大小様々なメーカーが製造していた。 |
(2004/7/13更新) | | 大正三年乃至九年戦役従軍記章- この従軍記章は、大正9年3月10日、「大正三、四年従軍記章令」が改正(勅令第406号)されて、「大正三年乃至九年戦役従軍記章令」に改められて授与されるようになったものです。そのため、章の表側のデザインや綬の色は大正三四年従軍記章と同じものです。この従軍記章は、大正三・四年の日独戦争(第一次世界大戦)に引き続いて起こった「シベリア出兵」も一括して制定されたため、「シベリア従軍記章」などと呼ばれることもありますが、制定目的から見れば正確ではありません。
章は銅製で、菊花御紋章の下に陸軍の軍旗と海軍の軍艦旗が交差されています。
裏面には、「大正三年乃至九年戦役」の文字が浮き彫りにされています。 |
(2004/7/13更新) | | 明治卅七八年従軍記章- 明治卅七八年戦役(通称日露戦争)の従軍記章として明治卅九年に制定された。
俗に日露戦役従軍記章などとも呼ばれる。 図柄は菊花紋章を上部に戴き、軍艦旗・軍旗を交差、其の下に桐葉紋章を置く。
裏面には『明治卅七八年戦役』の文字が浮き彫りにされています。 |
(2004/11/22更新) | | リコー エルニカ35- 1972年10月にリコーより発売された写真機。
電子シャッター採用の第二号機で、フラッシュマチック機構、セルフタイマーの動作がわかる前面のランプが特徴。 レンズはカラーリケノン40mm F1.84群6枚構成。 発売当時の価格は29,800円。 |
(2004/11/22更新) | | Canon Autboy2 QUARTZDATE- 1983年4月にCanonより47,800円で発売されました。
名前どおり初代Autboyのモデルチェンジ機で、4群4枚構成の38mmF2.8レンズ、セルフタイマークオーツデートを搭載。 オーソドックスなデザインも人気の要因となった。 |
(2004/12/24更新) | | 日本刀の鍔- 刀の刀身と柄の部分の間に挟み込む金具。
柄を握る手を護る効果があるが、江戸時代のように平和な時代には主に装飾具としての意味合いが強くなる。 よく見かけるようなこった彫刻や象嵌の施してあるものは実際の戦には使用せず、実戦に際しては意匠が単純で丈夫な物を用いる。 アイコンは江戸時代頃の物と思われる。 |
(2005/1/28更新) | | Yashicaflex New Model B- 旧ヤシカ(現京セラに吸収)より1957年に発売された二眼レフカメラ。
レンズ Yashikor 1:3.5 f=80mm (絞り3.5〜22) シャッター COPAL-MXV 1〜1/500秒 B ファインダ フレネルレンズ焦点板(ルーペ付き)、枠型透視 自動巻き止め装置、セルフタイマーを搭載しているが、二重露光防止装置は付いていない。 |
(2005/2/10更新) | | 真鍮製丸縁眼鏡- 大正〜昭和初期頃の眼鏡。
現在の眼鏡と違って鼻当て様のパッドが付いていないので、鼻に引っかけるのがチト難しい。 |
(2006/2/27更新) | | 田宮模型エナメル塗料(カーキ)- 見たまんま、模型用の塗料、カーキ色です
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(2007/2/27更新) | | タミヤセメント- 田宮模型製プラスチックモデル専用接着剤
瓶の安定感がいい |
(2007/3/10更新) | | タミヤセメント(流し込みタイプ)- 接着剤アイコンその2
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(2007/3/10更新) | | 宗近肥後ナイフ(黒鞘大)- いわゆる肥後守型ナイフ。
肥後守は登録商標であるため、別のメーカーが出している(主として安かな)同型ナイフは別の名前になる。 ちなみに現在最も流通している物が宗近肥後ナイフ(黒鞘大)であり、私の購入時には文房具屋さんで税別300円であった。 |
(2007/3/10更新) | | 宗近肥後ナイフ(黒鞘大)抜刀状態- 同じく宗近肥後ナイフの抜刀?状態。
戦前や戦後すぐくらいの少年は皆この手のナイフを持っており、鉛筆を削ったり竹トンボを作ったりしていた。 しかし、社会党浅沼委員長刺殺事件の後、槍玉に挙げられて追放され、今では小学生くらいの少年が持っていることは殆どありません。 |
(2007/3/10更新) | | 折畳ナイフ(木鞘)- よく骨董市などで見かける折畳ナイフ。
鞘(柄)の部分の材料は木や鹿の角などがある。 |
(2007/3/10更新) | | 折畳ナイフ(木鞘)抜刀状態- 同じく抜刀(展開?)状態です。
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(2006/5/28更新) | | 自衛隊缶飯- 自衛隊の戦闘糧秣。
缶入りであることから缶飯と呼ばれ、主食副食とも色々と種類があり、味に関しても定評がある。 |
(2007/2/11更新) | | Zeiss Ikon Baby Box Tengor- ドイツZeiss Ikon社製のボックスカメラ。
製造は1930年から31年。 レンズはGOERZ FRONTAR F11/50mm、フイルムは3×4(127mmRollfilm)シャッター速度は二段階。 |
(2007/4/2更新) | | 角型ライト- 角型ライト(又は角型ランプ)はかつて自転車の前照灯を砲弾型と2分していた一大勢力であるが、現在はとんと見かけなくなった。
取っ手がついているため、手提げ電灯として使用でき、軍隊でも(私物だが)重宝された。 |