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戦車大好き野郎 2012/6/27
M60パットン戦車
アメリカ合衆国のM60パットン戦車です。本車はソ連のT-54/55戦車に対抗するために開発されアメリカ戦車で初めて最初からディーゼルエンジンが搭載され、主砲もL7 105mmライフル砲を搭載しています。湾岸戦争でも海兵隊が使用していました。現在ではアメリカでは退役しましたが多くの国では未だに現役のため、各国のメーカーから様々な改修プランが提案されています。
概要
全長:9.31 m 車体長:6.95 m 全幅:3.6 m 全高:3.3 m 重量:52 t 速度:48 km/h
武装 主砲:51口径105 mm M68 副武装: 12.7mm機関銃     7.62mm機関銃
エンジン:V型12気筒ターボ・ディーゼル      750 HP (560 kW) 乗員:4 名 ページのトップへ戻る
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戦車大好き野郎 2012/10/28
M48A5パットン戦車
アメリカのM48A5パットン戦車です。M48はM47や諸外国に供与していたM4中戦車の後継車両として開発されました。M48は1952年から1959年にかけて12000輌が製造されました。初期型はガソリンエンジンを搭載していましたが、ダメージコントロールの面から問題を抱えていました。 このA5型は主砲をM68 105mmライフル砲に換装し、エンジンやトランスミッションをM60戦車と同じものに換装しM60戦車並の戦闘能力を獲得しています。1990年代にアメリカ軍から全車が退役したものの、各国で未だに多数が使用されています。 スペック 全長 9.3m,全幅 3.65m,全高 3.10m,重量 52t 懸架方式 トーションバー方式 速度 48km/h 行動距離 463km 主砲 51口径105 mm M68(M48A5) 副武装 12.7mm M2重機関銃x1挺(車長用キューポラ) 7.62mm M73機関銃x1挺(同軸) 装甲 120mm エンジン コンチネンタルAVDS-1790-2 空冷V型12気筒 ツインターボチャージャー ディーゼルエンジン 750HP 乗員 4名 ページのトップへ戻る
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戦車大好き野郎 2012/11/2
M551シェリダン空挺戦車
アメリカのM551シェリダン空挺戦車です。シェリダンは1950年代に使用され始めたM41軽戦車とM56スコーピオン空挺対戦車自走砲を統合し代替するために計画されました。そこでまとめられた新型空挺戦車の基本構想は、水陸両用で空中投下に耐え、さらに既存の軽戦車をしのぐ機動力と火力を持ち、車重は10t以内に収めるという厳しいものでした。火力については当時開発が進んでいたM81 152mmガンランチャーの搭載が要求されました。開発はキャデラック社を主契約社として始まり、各種試験を重ねた結果、1965年にM551として制式採用されました。 この戦車の特徴は、空挺戦車として要求された重量や浮力を得るために車体がアルミ合金で構成され、エンジンもアルミ合金、変速機にマグネシウムを用いるなど各部の軽量化が図られていました。砲塔には圧延防弾鋼板が用いられていました。 主砲にM81 152mmガンランチャーを装備していました。このガンランチャーは通常弾とMGM-51Aシレイラ対戦車ミサイルの両方が発射可能でした。通常弾として多目的榴弾(HEAT-MP)を搭載し、通常弾とミサイルを合わせて30発搭載可能でした。 M551は採用後、ベトナム戦争に投入されましたがシレイラミサイルは機密保持の面で投入されず、高温多湿な熱帯雨林の気候で152mm砲弾が湿気って不発となるトラブルが続出しました。さらに履帯幅が狭く、地盤の軟弱なベトナムでの運用では不利でした。防御力も低く、被弾時に搭載砲弾の誘爆で爆散した事例から、乗員からの信用も低かったようです。 現在では引退し、T-80やBMP-1などに形を似せて仮想敵車両として使用されています。 スペック 全長 6.307m,全幅 2.794m,全高 2.946m,重量 15.177t 懸架方式 トーションバー式 速度 69.2 km/h(整地) 5.79 km/h(浮航) 行動距離 563km 主砲 M81 152mmガンランチャー ×1 副武装 M2 12.7mm機関銃 ×1 M73 7.62mm機関銃 ×1 エンジン デトロイト・ディーゼル 6V-53T 2ストロークV型6気筒液冷ターボチャージド・ディーゼル 300 hp / 2,800 rpm 乗員 4名 ページのトップへ戻る
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戦車大好き野郎 2012/8/5
M2A2ブラッドレー歩兵戦闘車
アメリカ軍のM2A2ブラッドレー歩兵戦闘車です。M2ブラッドレーはアメリカの新しい歩兵戦闘車の要求に対して開発され1979年に制式化されました。M2A2はC-17輸送機でも輸送できるように設計されました。M1エイブラムス戦車に随伴するために走破性も非常に優れています。主装甲はアルミニウム装甲、主要部分はラミネート装甲が使われていますがアルミ装甲は炎上、蒸発しやすいため欠点に挙げられます。M2A2からは爆発反応装甲を装備できるようになり生存性は向上しています。完全武装した兵士6人を輸送する能力があります。
データ
全長 6.55m、全幅 3.60m、全高 2.98m、重量 30.4t 乗員数 3名+兵員6名 装甲・武装 装甲 アルミニウム / 鋼
武装 主砲 M242 25mm機関砲    TOW対戦車ミサイル2連装発射機 副武装 7.62mm機関銃M240
機動力 速度 66km/h (整地) 7.2km/h (水上) エンジン ディーゼル 600hp 懸架・駆動 トーションバー 行動距離 483km ページのトップへ戻る
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戦車大好き野郎 2012/8/9
M270 MLRS
アメリカのM270 MLRSです。MLRSは多連装ロケットシステムの略で長距離の阻止砲撃用にアメリカ陸軍が1982年から配備しています。車体はM2ブラッドレーの車体をベースに開発され、NBC兵器への対策も施されています。MLRSの特徴は高い制圧力でM26ロケット弾を用いた場合、発車後、地上1000mでクラスター爆弾のように炸裂し、数百個もの子爆弾をばら撒き200×100m程度の範囲の保護されていない人員や軽装甲目標を一度に制圧出来る能力を持っています。そのほかにもGPS誘導弾や長距離ミサイルなども運用することができ、現在アメリカ以外にもNATO各国や日本、韓国などでも使用されています。
データ
全長 7.06m,全幅 2.97m,全高 2.6m,重量 24.756t,乗員数 3名
武装 主武装 227 mm ロケット弾12連装発射機 (再装填時間: 8分)
機動力 速度 64km/h エンジン カミンズ社製 4ストロークV型8気筒水冷ターボチャージド・ディーゼル 500 hp 懸架・駆動 全電気操作式交差ドライブ・ターボ変速機 ページのトップへ戻る
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戦車大好き野郎 2012/8/8
M109A6パラディン
アメリカ軍のM109A6パラディンです。M109A6は1962年から使われていたM109自走榴弾砲を改修し、長砲身化、装甲強化、射撃統制装置の改良など大幅な近代化を図った型です。
データ
全長 9.677m,車体長 6.894m,全幅 3.922m,全長 3.236m,全備重量 28.8t,乗員 4名
武装 39口径155mm榴弾砲M284×1 (39発) 副武装 12.7mm重機関銃M2×1 (500発)
装甲厚 31.75mm エンジン デトロイト・ディーゼル 2ストロークV型8気筒液冷スーパーチャージド・ディーゼル 440hp/2,300rpm 最大速度 64.4km/h ページのトップへ戻る
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戦車大好き野郎 2012/6/30
M1128ストライカーMGS
米陸軍のM1128ストライカーMGSです。MGSとは機動砲システムの略です。 専用に開発された車体に105mmM68A1E4を装備したGDLS社製の105mm低姿勢砲を搭載しています。この車両の任務は歩兵の火力支援、対戦車戦闘です。
概要
全長 6.95m、全幅 2.72m、全高 2.64m、重量 18.77t 乗員数 3名
装甲・武装 装甲 14.5 mm機銃弾に堪える 武装 105mm砲M68A1E4 7.62mm機関銃M240
機動力 速度 100 km/h(整地) 60 km/h(不整地) 10 km/h(浮航) エンジン キャタピラー社製3126ディーゼル・ターボ 350 hp 懸架・駆動 8輪独立懸架 8輪駆動 又は 4輪駆動(任意切替) ページのトップへ戻る
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戦車大好き野郎 2012/8/5
ストライカーICV装甲車
アメリカ陸軍のストライカーICV装甲車です。米陸軍が進めている再編計画の一環として計画された装甲車です。1999年10月に地域紛争やテロに対して迅速に戦力を展開するミディアム旅団戦闘団、後のストライカー旅団戦闘団の構想が発表され、それに続く各種試験車両の部隊運用実験により同旅団の中核として選定されました。 大まかに言って従来のハンヴィーのみで移動していたアメリカ陸軍軽歩兵に装甲、火力、戦術機動力を与える存在と評価されています。また、軍のネットワーク化の部隊実験にも好適であり、各種通信装置、ネットワーク情報システムなどが装備されています。C-130輸送機で空輸することを想定されていたため軽量ですが高硬度鋼板とセラミック製のメクサス複合装甲パネルによって14.5mmの直撃と155mm砲弾の至近炸裂に耐えれる防御力を有しています。最近ではRPG対策のためのスラット装甲を取り付けている例も見られます。 武装は遠隔操作が可能な「プロテクターM151」RWSを装備し、M2重機関銃、M240軽機関銃、Mk19擲弾発射器のどれか一つを取り付け、車内からモニターを見ながら遠隔操作で敵を攻撃することができます。
データ
全長 6.95m、全幅 2.72m、全高 2.64m、重量 16.47t、乗員数 2名+兵員 9名 装甲・武装 装甲 14.5 mm機銃弾に堪える
主武装 12.7mm重機関銃M2 又は     7.62mm機関銃M240 又は 40mm擲弾発射器Mk 19 その他装備     対NBC兵器警報検知器 対NBC兵器空気清浄器
機動力 速度 100 km/h(整地) 60 km/h(不整地) 10 km/h(浮航) エンジン キャタピラー社製ディーゼル・ターボ 350hp 懸架・駆動 8輪独立懸架 8輪駆動 又は 4輪駆動 (任意切替) ページのトップへ戻る
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戦車大好き野郎 2012/8/7
LAV-25歩兵戦闘車
アメリカ海兵隊のLAV-25歩兵戦闘車です。スイスのピラーニャ装甲車を基に開発され、ジェネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ・カナダ(GDLS Canada)が製造しています。
LAV-25は水陸両用車であり、水上航行は波がない場合に限られますが水上で最大12km/hの速度を出すことができます。
1990年代後半から多くの改良が加えられていますが、現在ではSLEP(延命プログラム)の改修計画が進行中です。新造車両とSLEPを受けた車両は名称がLAV-25A1となりました。またLAV-25A2へと発展させるための資金も承認されました。アップグレードの第一段は車体内外の装甲強化、火力制圧装備、サスペンションの改善などです。第二段のLAV-25A2では、油圧で旋回させていた砲塔の動力を電動駆動に入れ替え、火器管制装置の赤外線カメラがレーザー測距儀に変更されました。
データ
全長 6.39m,全幅 2.50m,全高 2.69m,重量 12.80t,乗員数 3名+兵員 6名
武装 主武装 M242 ブッシュマスター 25mm砲 副武装 M240 7.62 mm 機関銃(同軸・車載)
機動力 速度 100 km/h エンジン デトロイト・ディーゼル 6V53T 275 hp (205 kW) 懸架・駆動 装輪式(4軸8輪駆動) ページのトップへ戻る
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戦車大好き野郎 2012/12/1
AAV7A1装甲兵員輸送車
アメリカのAAV7A1装甲兵員輸送車です。AAV7はもともと1960年代に開発され1970年代にされ、その後配備が中止されたLVTP7を改修したものです。LVTP7は地上で72km/h,水上で13km/hの速度を出せ、兵員25名を収容できるものでした。ただ武装はM2機関銃のみでNBCにたいする対抗措置も取られてませんでした。 その後、海兵隊は1977年にLVTP7を改修した車両の開発をFNC社に要求しました。主に車体を短縮、サスペンションの強化、発電機や電子機器の調整、Mk19グレネードランチャー、スモークディスチャージャー、パッシブ式暗視装置の追加が行われました。そして海兵隊はこれをLVTP7A1として採用し、1985年に制式名をAAV7A1に変更しました。 水上での推進には主にウォータージェットを使用しますが、キャタピラの回転だけでも7.2km/hの推進力を持ちます。 もともとは上陸強襲作戦用に開発されましたが、実戦投入された湾岸戦争、イラク戦争では通常の兵員輸送車や歩兵戦闘車として用いられています。そのため増加装甲キットが開発されました。 スペック 全長 8.161m,全幅 3.269mm,全高 3.315m,重量 25.652kg 乗員数 3名 + 兵員25名収容 又は貨物4.5t 装甲・武装 装甲 44.45〜7.4mm厚 主武装 Mk19 自動擲弾銃×1 副武装 M2 12.7mm重機関銃×1 速度 72.42km/h (地上整地時) 13km/h  (水上航行時) エンジン カミンズ VT400 水冷ディーゼル 400hp 行動距離 483km(地上整地時) 72km (水上航行時) 3.7kn/2海里(海上発進時) ページのトップへ戻る
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kiyochan
(2002/9/9更新)
M3LEE 
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あおいの
(2005/4/8更新)
M4A1戦車(初期型) 
試作車のT6と同様な全鋳造構造の上部車体で丸みを帯びた形状をしています。鋳造構造の本車(M4A1)は名称的には2番目ですがシリーズ中最初の量産車となります。ですが、量産性に優れるはずの鋳造車体も大型一体成型とした場合これが可能な工場は米国といえども限られてくる為、溶接組み立ての圧延装甲鋼板製のM4(無印)が別に開発されました。後に本車(M4A1)の一体型車体前面装甲をM4(無印)に流用したM4ハイブリットも生産されました。ページのトップへ戻る
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あおいの
(2005/4/8更新)
M4A2戦車 
M4(無印)のエンジンを2連ディーゼルとしたもの。ガソリンエンジン主流の米国では海兵隊や訓練用とされ、ほとんどの車輌は英国及びソ連へのレンドリースにまわされました。ページのトップへ戻る
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kiyochan
(2002/9/9更新)
M4A3 
シリーズ中、最も信頼性の高いフォード社製エンジンを積んだもの。ページのトップへ戻る
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あおいの
(2005/4/8更新)
M4A3&マインローラー 
M4A3にT1E3マインローラー(地雷処理用ローラー)を装着したもの。ページのトップへ戻る
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ねこくん
(2006/3/8更新)
M18 自走砲 ヘルキャット 
アメリカ特有の運用思想に基づいて作られた車両。
30tクラスの戦車並みの主砲とエンジンを装備する一方で、装甲を非常に薄く抑えることで重量を18トンに収めている。
驚異的な機動力を活かしたヒットアンドアウェイの戦術を基本とし、大戦末期のアメリカ対戦車車両の一翼を担った。
重量: 17.7t 乗員: 5名 エンジン出力: 400-460hp(ガソリン) 速度: 80km/h
武装: 52口径76mm砲 *1 12.7mm機関銃 *1
装甲: 砲塔前面-25mm 側背面-13mm / 車体-13mm ページのトップへ戻る
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ねこくん
(2006/3/8更新)
M18 自走砲 ヘルキャット (マズルブレーキ付き)
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ねこくん
(2006/6/18更新)
M18 自走砲 90mm砲搭載型
M18自走砲に90mm砲を搭載するM36自走砲の砲塔を移植した車両。
当時のアメリカでは戦車や自走砲の砲塔リングの統一を行っていたため、改造は問題なく行われたようである。
大戦末期に試作車を使って試験が行われていたが、終戦によって必要性が薄れ計画は中止された。
重量: 20t程度 乗員: ? エンジン出力: 400-460hp(ガソリン) 速度: 80km/h?
武装: 50口径90mm砲 *1 12.7mm機関銃 *1
装甲: 砲塔前面-76mm / 車体-13mm ページのトップへ戻る
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kiyochan
(2004/7/23更新)
M3A2ハーフトラック 
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kiyochan
(2004/7/23更新)
ウィリスジープMB 
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舞沙P(2003/3/10更新)
DUKW 
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同島翔画伯
(2003/4/26更新)
M939米海兵隊トラック 
M939米海兵隊トラック。砂漠迷彩です。ページのトップへ戻る
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川邑榊
(2004/1/6更新)
M1A2 Abrams 
M1A2エイブラムス 
アメリカ陸軍及び海兵隊の主力戦車M1の最新型。
M60の後継として計画されていたMTB70/Kpz.70の中止後、1971年にXM1として開発開始され、1980年にM1として制式化された。
愛称は計画推進者であった陸軍参謀総長エイブラムス大将にちなむ。
 M1の装甲は積層装甲を用いた空間装甲だが、生産開始後、すぐに装甲を強化したIPM1に改良された。
次いで、主砲をM68 105mmライフル砲からラインメタル120mm滑腔砲を改良したM256へ換装しM1A1となった。
M1A1は更に装甲材を密度の高い劣化ウランを封入した物とし、防御力を大幅に向上させたM1A1HAとなった。
なお、1991年の湾岸戦争では、M1の装甲のみを強化したM1HAが投入されている。
そして、車長用の独立した視察装置を備え、情報処理能力等の向上を図ったM1A2への改修が現在行われている。
 本車の最大の特徴は、機関にガスタービンを採用していることで、中速域での加速性に優れる反面、燃費が非常に悪いため大量の燃料を搭載している。
更に待機中の燃料消費を抑える為、APU(補助動力装置)をも搭載している。
全長:9.83m 全幅:3.66m 全高:2.44m 重量:63t
ライカミング AGT-1500ガスタービン・エンジン:1,500hp
最高速度:66.8km/h
武装
 M256 44口径120mm滑腔砲
 M2 12.7mm機関銃
 M240 7.62mm機関銃
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