-
戦車
-
戦車大好き野郎 2012/10/28
- AMX-10RC偵察戦闘車
-
フランスのAMX-10RC偵察戦闘車です。AMX-10RCは当時フランス軍が装備していたパナールEBR装甲車とAMX-13軽戦車を代替することを目的として1970年から開発が開始され、1978年から生産・配備が開始されました。
主砲にCN-105-F2 48口径105mmライフル砲を採用し、偵察のみに止まらず対戦車任務までも考慮した設計となっています。車体全体を構成している素材にアルミ合金を使用し軽量化を図り、ウォータージェット推進により水上航行も可能です。
スペック
全長 9.13m(車体長:6.24 m),全幅 2.95m,全高 2.60m,重量 17t,乗員数 4名
主武装
48口径105mmライフル砲
副武装
7.62mm機関銃NF1 (同軸)
12.7mm重機関銃M2 (オプション)
速度
85 km/h (舗装路)
60km/h(未舗装路)
7.2km/h(水上)
エンジン
ボードワン 6F11 SRX V型6気筒水冷ディーゼル 280hp
懸架・駆動
ハイドロニューマチック
行動距離 800 km
-
戦車大好き野郎 2012/9/17
- AMX-30戦車
-
フランスのAMX-30戦車です。フランスはWW2で戦車開発に関する技術が途絶してしまい、戦後はアメリカから供与されたM47パットンなどを装備していましたが1950年代に新型MBTを独自開発する道を探り出し、ちょうど西ドイツも新型MBTの開発構想を立てていたため共同開発することとなりました。これは標準戦車と呼ばれました。この戦車には当時出現し始めた対戦車ミサイルや対戦車ロケット弾などへの対抗策として防御力よりも機動力が求められました。
フランスが開発した標準戦車は車高を抑えるためにイスパノ・スイザ製対向12気筒多燃料液冷ディーゼルエンジンが採用され、目標を素早く発見し、先手を打つために視察装置が重視され、車長用の展望塔は腰高に設計されました。
主砲は105mm砲でしたが、西ドイツの標準戦車が採用した当時西側標準戦車砲となりつつあったイギリス製L7A1 105mm砲ではなく独自開発のCN-105-F1 105mm砲を搭載しました。56口径(約6メートル)という長大な砲身を持つこの砲は当初、G弾という特殊なHEAT専用であり、ベアリングにより弾頭の周囲だけ回転させることで弾道を安定させつつ成型炸薬弾の性能をフルに発揮できると言われていましたが、L7用のHEAT弾と比較してコストが高いうえに構造上実質的な弾頭の直径が小さくなるために威力も劣るという結果となり、結局後にAPFSDSも開発され積載されました。
1962年からイタリアも交えて始められた試験でフランス製戦車が重量が軽かったにもかかわらずドイツ製戦車がわずかに加速性と速度で勝っていました。この試験後、フランス製戦車はAMX-30と命名され1963年からフランス陸軍が正式採用を決定し、ドイツ製戦車はレオパルド1と命名され西ドイツ陸軍に採用されることとなり標準戦車構想は頓挫しました。
全長 9.48m,車体長 6.59m,全幅 3.10m,全高 2.86m,重量 36t,乗員 4名
懸架方式
トーションバー方式
速度 65 km/h
主砲 CN-105-F1 105mm対戦車砲
副武装 7.62mm機関銃及び12.7mm/20mm機関砲
装甲 79 mm
エンジン イスパノ・スイザHS-110液冷対向12気筒多燃料ディーゼルエンジン 680HP/(507kW)
-
戦車大好き野郎 2012/10/13
- AMX-13戦車
-
フランスのAMX-13戦車です。1946年、頻発する植民地紛争に応じて出動する空挺部隊の火力支援を行う軽戦車の開発がフランス陸軍から出され、1952年から生産が始まりました。
この戦車の最大の特徴は上下に分割された揺動式砲塔で、砲塔の上半分全体で砲の俯仰を行います。主砲はドイツのパンター戦車の70口径7.5cm砲をもとにした61口径75mm砲を装備し、リボルバー式自動装填装置で給弾されるため、装填手は不要です。
本車は空輸のために、小型軽量化に留意されており、装甲は車体全面で15mm、砲塔前面でも25mmしかなく、搭乗車にも身長を172cm以下に制限しなければならないほど車内が狭くなっています。
AMX-13は各国に輸出され、ユーザーが多くメーカーがその都度改修したほか、ユーザー独自の改修もされているため、多数の派生型が存在します。
スペック
全長 6.36m,車体長 4.88m,全幅 2.51m,全高 2.30m,重量 15t
懸架方式
トーションバー
速度
60km/h(整地)
主砲
75mmライフル砲
90mm滑腔砲
105mmライフル砲
副武装
7.5mmまたは7.62mm×1(同軸)
7.62mm機関銃×1(対空)
装甲 25mm
エンジン
SOFAM 8Gxb、8気筒水冷ガソリンエンジン 250hp / 3,200rpm
乗員 3名
ノースバーグ
(2002/9/14更新)- RT17
-
胃袋3分の1
(2002/9/7更新)- H39
怪人37型
(2002/8/28更新)- CA1
ねこくん
(2006/3/13更新)- ソミュアS35中戦車
- 騎兵部隊用として開発された戦車。
生産性と被弾経始を考慮し、全体に鋳造を採用するという大胆な設計になっている。
性能の面でも、当時の戦車としては相当に優秀だったが、砲塔の乗員が一人しかいないことや、ボルトによる接合が被弾に弱いことが欠点だった。
ドイツ軍の侵攻の際には267両が防衛に当たっていたが、運用の不味さから格下であるはずのドイツ戦車相手に惨敗している。
重量: 19.7t 乗員: 3名 エンジン出力: 190hp(ガソリン) 速度: 45km/h
武装: 32口径47mm戦車砲 *1 7.5mm機関銃 *1
装甲: 砲塔前面-56mm 側背面-46mm / 車体前面-36mm(曲面) 側背面-35mm。
ねこくん
(2003/2/5更新)- ルノー B1
- 15t級(後に段々重くなり、最終的には30tになった)の突破戦車として開発が始められ、
1935年から、B1bisに生産が移行する1937年までに量産された。
砲塔に47mm砲、車体前部右側に75mm砲を搭載していた。
怪人37型
(2003/10/23更新)- Panhard AMD 35
- 第二次大戦フランスの装輪車両です。
川邑榊
(2005/12/26更新)- AMXルクレール セリー2
- AMX-30に代わるフランス陸軍の第3世代主力戦車。
自動装填装置、交換が容易とされているモジュラー装甲、高度な情報システムの採用により3.5世代戦車と言われる事もある。
当初、ナポレオン/KPz-3として西ドイツとの共同研究が計画されていたが、AMX-30同様に単独開発となりルクレールとして完成した。
主砲はラインメタルRh120よりも長砲身で高初速のGIAT社製52口径120mm滑腔砲を装備しており、自動装填装置の採用により毎分最大12発の発射速度を持つ。
小型ガスタービンをAPUを兼ねる加給器として利用するエンジンは小型ながら高出力を達成しているが、その反面、整備性に難が有ると言われる。
ほかにも複合装甲の能力不足、車両間情報システムの有効性に対する疑問などがあり、問題点も多い。
1992年より配備開始されたが、軍縮の影響もあってフランス陸軍の発注は1,400輌から420輌へ大幅に削減されており、他にはアラブ首長国連邦で採用されたのみで、輸出も振るわないでいる。
全長:10.08m 全幅:3.71m 全高:2.92m 重量:56t
SACM V8X-1500 V型8気筒液冷シュラルモ・ハイパーバー・ディーゼル:1,500hp
最高速度:72km/h
武装
52口径120mm滑腔砲 CN120-26
12.7mm同軸機関銃
7.62mm機関銃 ANF1
乗員:3名