中華軍事事情

帰ってきた中華軍事ネタの56000おまけ


 神保町と云えば、古本屋で名高い事は、もはや云うまでも無いのであるが、中国書籍取り扱い書店の存在も忘れてはならない。
 まあ、中国に限らず洋書の類は、本国で買いつけたり、ネット書店などを使った方が安いのであるが、クレジットカードも無く、さりとて洋行する金も時間も無い身としては、その手の本屋の世話にならざるを得ないのが実状である。


 久方ぶりに内山書店で、中国軍事雑誌を物色してみた。今回はその中から<おまけ>にふさわしいネタを紹介するのである。

 <また>ガスマスクである(笑)。これは「解放軍画報」(2001.7)と云う雑誌に掲載された、防疫部隊の活動を紹介した記事にあった一枚である。中国も、さすがに爆心地に騎兵隊を投入するより、市民の安全確保の方が重要である、と真っ当な道を歩き出したようである(笑)。しかし耳は大丈夫なのか?

 しかし今回のキモは、訓練にはげむ兵士では無く、スーパーの陳列棚に並んでいる商品なのだ!

 写真をじっくり見る余裕の無い読者諸氏の便宜をはかって、天地逆転の上、アップにまでしてしまった。見ての通り

 「出前一丁」である。

 <大東亜共栄圏>も<八紘一宇>もかけ声倒れであったが、優良なる日本製品は、かくして東亜を支配するのであった。

ほうらラーメンが食べたくなってきたでしょう…