爆撃機の「山」名 : ごるぴゐ(01/4/6 03:09)
天皇は北極星 : BUN(01/4/6 06:11)


5469 Root [5470]
爆撃機の「山」名
ごるぴゐ(01/4/6 03:09)

Ans.Q 「航空機」249(http://www.epsnet.co.jp/~f4u/ansq/1/A2000249.html)を読んで思ったのですが…私の考えをば。

まず例として、漢詩を二つ。

過香積寺  王維

  不知香積寺
  数里入雲峰
  古木無人逕
  深山何処鐘
  泉声咽危石
  日色冷青松
  薄暮空潭曲
  安禅制毒龍

終南山   王維

  太乙近天都
  連山到海隅
  白雲廻望合
  青靄入看無
  分野中峰変
  陰晴衆壑殊
  欲投人処宿
  隔水問樵夫

「深山」「連山」の語が含まれていますね。いづれも割と有名な詩だったと記憶しています。

当時の方(とりわけ明治人)は、漢文の教養を当たり前のように持っていました。
で、海軍が「山」由来のネーミングを考えたときに、ぱっと思いつき、なおかつ一つのイメージを共有できる単語として採用しやすかったのが、これらだったのではないでしょうか。

個々の意味について、詳しい解釈は知らないのですが、いづれも神仙界をイメージした言葉です。

もし「命名に宗教的背景」があるのならば、これは道教を背景にしたといえるのかもしれません。

 各位のご意見をお伺いたく思い、とりあえず議論ボードに書かせていただきました。


5470 [5469] なし
天皇は北極星
BUN(01/4/6 06:11)

随分と古い書き込みを・・・。
しかし、基本的な姿勢は変わっておりません。
襲い来る敵軍の前に天に聳える高き山が深き山が連なって立ち塞がり、天皇の周りは無数の星が取り巻いて守護する。といった命名であろうと今も思っています。ここでは天皇を北極星に擬えているのですから確かに道教的なものが背景にあるのだと思います。つまり爆撃機「北斗」は存在しても「北辰」は存在しないだろう、と思っている訳です。
更に戦闘機の「風」は伊勢の神風で、「雷」「電」は護国の鬼と化した人々の化身かもしれないと思っております。しかし、それを証明する文書、法令等は存在しません。法則を述べた通達は簡単に見つかるのですがその理由は謎なんですね。


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