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あるめ(01/2/3 12:16)
FULさま ささき様 Q&Aのスレッドが長くなったので、こちらでカキコするのをお許しください。 > 日本が変わったのは明治維新ですが、陸軍は日露戦争で能力をフルに発揮して、なんとか露西亜帝國の重圧を跳ね返しました。この時の軍部は、その後とはまるで別の人種みたいで、いくさの潮時を知っていて、これ以上やると却ってボロ負けになってしまうと情勢を分析し、なんとか講和に漕ぎ着け、名誉と國益を守ることができました。その手際には今更ながら感嘆するばかりです。時代が下がると、それができなくなったのは、困ったものです。私の個人的考えでは、負けを知らない坊っちゃん育ちの学校秀才主義(夜郎自大の傲慢、及び立身出世の官僚主義)が軍部にも蔓延した結果が、多くの犠牲を生んだのです。ちょうど学歴や偏差値で人を判断したり、喧嘩の仕方(矛を収める潮時)を知らない子供のようなものですね。それを抑える役目の重臣元老(維新生き残りの苦労人)が昭和にはいなくなり、二代目ホープの近衛さんなんかは暗殺が恐くて、その役目をにげてばかりいる、という無責任体制のままズルズル戦争が止まらなくなってしまったって、こういうの本当にあり?です。 同時に、庶民のほうも、お先棒担ぎが大勢居た様子で、今でも、そういう人は身の回りにいるけれど、いくら云っても性質は治らないので、日本という舟に乗り合わせたからには仕様がないと半ば諦めております。
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