初めて投稿させていただきます。 さて、ハリコフ奪還の後、余勢をかってクルスク方面に突進していった場合ですが、時期的にロシアの泥濘季が始まるので、尻すぼみに終わってしまうと予想されます。 ソ連側はドイツ軍のチタデレ攻勢計画をほぼ掴んでいたので(ミッドウェーでの米軍のように)、泥濘明け直後の5月に攻勢を開始した場合でも、やはり頓挫したのではないでしょうか。 では新登場のパンター戦車の初期故障が取り除かれるまで待ったとしたら… 史実ではチタデレ作戦中に連合軍がシシリー島に上陸を行ない、イタリア方面の危機に対応するため、装甲部隊を引きぬいたので、攻勢はやむなく頓挫してしまいます。 だから、待っている間にシシリー島上陸作戦が行なわれて、チタデレ作戦どころではなくなり、ドイツ軍攻勢計画は立ち消えになってしまうものと思います。 更に史実ではチタデレ作戦中止後からほどなくしてソ連軍の反攻作戦が開始されています。 なので、戦力を引きぬかれたドイツ軍戦線にソ連軍が襲いかかり、似たような結果になるかもしれません。 しかし、押し寄せるソ連軍戦車部隊に対し、少数残されたティーガーやパンターが獅子奮迅の働きを見せてくれるでしょう。(なにしろ故障は除かれて戦力化しているのですから) とはいえ、またバックハンドブロウが上手くいく保証はどこにもないんですが。
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