大和vsモンタナ : takukou(00/4/8 17:07)
Re:大和vsモンタナ : 勝井(00/4/8 17:29)
Re[2]:大和vsモンタナ : ごはん(00/4/10 15:02)
Re[3]:大和vsモンタナ : 勝井(00/4/10 16:15)
手数はどうよ(笑) : SUDO(00/4/10 21:31)
Re[4]:大和vsモンタナ : takukou(00/4/11 09:00)
Re[5]:大和vsモンタナ : 勝井(00/4/11 09:32)
Re[6]:大和vsモンタナ : SUDO(00/4/11 11:38)
Re:大和vsモンタナ : FIX(00/4/11 18:58)
Re[2]:大和vsモンタナ : SUDO(00/4/11 19:23)
大和建艦の意義 : ひもと(00/4/11 23:18)
Re:大和vsモンタナ : マイヤー(00/4/12 12:21)
Re:大和vsモンタナ : takukou(00/4/12 13:44)


3430 Root [3431] [3469] [3478] [3480]
大和vsモンタナ
takukou(00/4/8 17:07)

以前、大和vsアイオワが此処の俎上にのって
ましたが、アイオワやや形勢不利であったと記
憶します。

で、大和vsモンタナです。

中途半端なアイオワ級と違い、十分な防御を施
すためパナマ運河通過を諦めるあたり「決意」
が感じられます。
防御重量が21000tと大和と同等で、大和と四
つに組んで横綱相撲を取れるのは彼女位でし
ょう?

果たして勝者は?
(どっちもそれなりに練度はあるって事にして
下さいな)


3431 [3430] [3452]
Re:大和vsモンタナ
勝井(00/4/8 17:29)

一言でいって「互角」です。
攻撃力は一発の大和と弾量のモンタナ、防御力は「砲撃戦に限っては」互角、速力も1ノット程度では有利不利はありません。
見方によっては攻撃力ややモンタナ、防御力やや大和有利ともとれますが、総合的性能はやはり互角です。

バランスのよさは明らかにモンタナが優りますし、夜間や荒天時のように悪条件下での戦力低下はモンタナの方が少ないでしょうが、
昼間、真正面からの決戦となればどちらも大破、勝負なしの可能性が一番高いかも。

結局大和は砲撃戦に特化しすぎた戦艦なのですね。図体の大きさで戦時中の戦訓取り入れがかろうじて可能だったという程度の。


3452 [3431] [3453]
Re[2]:大和vsモンタナ
ごはん(00/4/10 15:02)

> ということは、長門と伊勢も互角ということでしょうか?
大和の方がベルトも砲塔も厚いと思うのですが・・・御教示下さい。


3453 [3452] [3455] [3463]
Re[3]:大和vsモンタナ
勝井(00/4/10 16:15)

長門と伊勢では前ジュトランド,ポストジュトランドの差がありますから,互角というのは無理がありますが,考え方としては間違っていません.
架空戦記作者も含めて実によく誤解されているのですが,
16in防御が完全に14in砲弾を防げる訳ではありません.
軍艦には戦闘距離というものが定められており,
戦艦ではだいたい1万5千〜2万5千乃至3万メートルでの撃ち合いを想定しています.すなわち16in防御はこの距離で16in砲弾を撃ち込まれても貫通しないように,という基準で装甲を張っているのです.逆に言えば,この距離以外なら,間違いなく貫通してしまうと言うことで,格下の砲弾でも,安全距離の範囲が多少広がるだけで,やはり遠距離乃至近距離では貫通します.
このため,大和とモンタナは攻撃力においてほぼ互角という図式が成り立つのです.防御に関しては確かに砲撃戦に関する限り大和の防御は世界最強ですが,その範囲が狭く,一面ひどく打たれ弱いのです.


3455 [3453] なし
手数はどうよ(笑)
SUDO(00/4/10 21:31)

先日のオフでBUNさんから頂いた資料を見ると

扶桑級戦艦の廃艦所要弾数は
半徹甲・短遅動遠距離-近距離、徹甲・大遅動遠距離-近距離で
36cmだと 23,500mで遠近、26-20-20-16
40cmだと 25,500mで遠近、20-16-16-12
46cmだと 26,500mで遠近、16-14-12-9

伊勢と長門の門数は1.5倍、命中弾数が1.5倍あるとは思えませんから
装甲貫徹を期待できない環境下では伊勢も長門も大差なし
装甲貫徹を期待できる状況下では長門優位
しかも、長門の方が「装甲を貫徹出来る範囲が広い」
よって、総合火力では長門優位
大艦巨砲主義ですねぇ(ちなみに斉射量では両者は対等です)

これが、相手が重巡だと
40cmで5-6発、36cmで6-7発ですから
伊勢の方が「弱い艦を潰す」のは早い
ですが、1発やそこらの差は運次第でいくらでも変るので
36cm12門は40cm8門と比べて、特別に有利なところは無いと言えます
もっとも、36cmでも米国のように長砲身にして威力を稼げば
36cm12門と40cm8門の攻撃力は同レベルになるとも言えます


3463 [3453] [3464]
Re[4]:大和vsモンタナ
takukou(00/4/11 09:00)

>一面ひどく打たれ弱いのです.
そんなでもないとは思いますが?

精密機器の信頼性や冶金技術は劣っていたでしょうが、決定的な差では無いと思うのですが?


3464 [3463] [3468]
Re[5]:大和vsモンタナ
勝井(00/4/11 09:32)

非装甲区画への被弾・浸水などで、
戦闘力を失いやすい、という意味での記述です。
装甲区画自体の防御力は先述の通り世界最強と思ってます。


3468 [3464] なし
Re[6]:大和vsモンタナ
SUDO(00/4/11 11:38)

> 非装甲区画への被弾・浸水などで、
> 戦闘力を失いやすい、という意味での記述です。

それは集中防御を採用した全ての艦艇に言えることです
当然ですがモンタナにも当てはまる
実際に建造されなかったので断言は出来ませんが
同時期の米艦艇全般を見ると
復元性能、船体強度、予備浮力は大和より劣ると思われますから
そういった打たれ弱さで、大和だけが弱いという根拠にはなりません


3469 [3430] [3470]
Re:大和vsモンタナ
FIX(00/4/11 18:58)

 この対決はなかなか潔い対決ですね。
 VSアイオワみたいに方向性の違う艦でもなく、VSビスマルクだのVSサイスダコタだのみたいに格下相手の対決でもない。

 ですが――今度は大和に厳しいです。なにしろ、建造時期が5年違うんですから。
 発射弾数を比較してみましょう。
 砲門数で3:4、射撃の間隔がだいたい2:3ですから、大和が1発撃つ間に、モンタナは2発撃つ計算になります。
 仮に日本海軍の神業的砲戦技能が事実だったとして、レーダー照準射撃のモンタナと同じ命中率を記録したとしても、1発当てる間に2発食らうわけです。
 いかな大和の主砲が46センチ砲あるからと言って、長砲身40センチ砲の倍のダメージ、とはならないでしょう。

 ・・・・・・と思ったら、勝ち目がないわけでもないんですね。
 ポイントは甲板装甲の差。遠距離戦闘を前提においている大和は、遠距離戦闘などというドクトリンを持たないアメリカ海軍のモンタナより甲板装甲が厚くできているのです。
 つまり大和が勝つ構図は――必死で肉薄しようとするモンタナを巧みな操艦で交わしつつ、遠距離から大落角砲弾の甲板装甲貫通狙って当たらぬ射撃をちまちまと。
 嫌です。そんな大和は認めません。
 そんな風に勝つぐらいなら潔く負けてください。

 と、いうわけで、大和の美しい勝利は遠いようです。


3470 [3469] [3472]
Re[2]:大和vsモンタナ
SUDO(00/4/11 19:23)

砲門数と命中数は比例しないし
射撃速度はよほどの近距離で無い限りカタログ値に相当しないよ
よって、モンタナと大和の火力は
弾頭重量でモンタナ、貫徹能力で大和が僅差で優位
直接防御能力は遠距離で大和、近距離でモンタナ優位
射程は大和優位
結論、接近戦闘ではモンタナが中距離以遠では大和が優位
総合52:48でぐらいで大和、条件次第でいくらでもひっくりかえるぐらいの差だな


3472 [3470] なし
大和建艦の意義
ひもと(00/4/11 23:18)

詳細な比較は諸兄がされていますので、ここは「感じたこと」を。
私としては僅差で大和かな、と思うのですが、
そもそも年月にして5年以上(しかも実際には建造されず)、
世代では2代以上後のモンタナが、
例えモンタナの方が強いとしても接戦状態になるあたり、
やはり大和は当時の常識を越えた化け物だったのかなぁ・・と。
いろいろ難点の多かった日本の造艦技術ですが、
やはり世界屈指だったんでしょうねぇ。


3478 [3430] なし
Re:大和vsモンタナ
マイヤー(00/4/12 12:21)

> 以前、大和vsアイオワが此処の俎上にのって
> ましたが、アイオワやや形勢不利であったと記
> 憶します。
>
> で、大和vsモンタナです。
>
> 中途半端なアイオワ級と違い、十分な防御を施
> すためパナマ運河通過を諦めるあたり「決意」
> が感じられます。
> 防御重量が21000tと大和と同等で、大和と四
> つに組んで横綱相撲を取れるのは彼女位でし
> ょう?
>
> 果たして勝者は?
> (どっちもそれなりに練度はあるって事にして
> 下さいな)

これは、一対一の決闘ということで・・・
以前、PCのシュミレーションゲームにて、これに似たシナリオが
あったのですが、まず60kmの距離で会敵し、40kmの遠距離から
両艦とも主砲による射撃開始。この時点では、操艦次第で命中弾はお互い無し
距離をつめるため、艦首側の主砲のみ射撃になってしまう。
後部主砲も含めた集中射撃を行おうとすると、相手に腹を見せてしまうと同時に
進路が限定されて、相手に隙を与えてしまうことになる。
30kmを切った辺りから、お互いに命中弾が出始める。
(此処まで来ると、確立云々ではなく当たるか否かだけ)
20kmを切る辺りから副砲も射撃に加わり始める。
この時点で、大和の第一第二主砲の徹甲弾が切れ、榴弾混じりでの射撃に変わる。
(搭載弾数は、各砲塔ごとに徹甲弾:300発 榴弾:200発(数字がちゅっと怪しい))

その後、お互いに主砲・副砲の弾切れを起こし、相手を沈めるから、
それまで与えられたダメージをどれだけ復旧出来るかに
変わり、最期の最期は、速力の差を生かして体当たり!!
(このゲームでは、これで相手にダメージを与え、浸水することが
出来ると同時に、自分もダメージを受けた!)

まぁ、ゲームの話ですから気にしないで下さい。
後は、当たり所に運・練度が加わってくるかと思います。


3480 [3430] なし
Re:大和vsモンタナ
takukou(00/4/12 13:44)

すんません、大和側の資料は結構あるんですが、モンタナの資料があんまり無い、というか捜索準備中なんで(^^;
で、どうにかして大和に勝たせたいのですが、確証が無いんですわ。

まぁ、一般的に大和vs「アイオワ」で言われるのは、レーダー管制射撃の優位性でアイオワ勝利、というシナリオですよね。
よって、アイオワよりも攻防いずれも勝っている、と思われるモンタナであれば勝敗は自ずから明白であろう。というのがモンタナ擁護論者の説法であるのは判るのですが・・・

直接的な防御力自体は大和がやや有利と思うので、問題は命中率だと思うのですが??どうで
しょうか?

まぁ、零観がOSよりも空戦性能に優れる(と思う)ので、制空権は握りそうですが(^^)


FlasH BBS Pro v1.41 [Shigeto Nakazawa]