零戦リサイクル : BB(00/2/19 12:51)
史実と変わらない : SADA(00/2/19 16:56)
Re:史実と変わらない : BB(00/2/20 04:55)
うーん・・・・・ : SADA(00/2/21 18:04)
Re[2]:史実と変わらない : SUDO(00/2/21 20:06)
Re:史実と変わらない : BB(00/2/22 06:30)
ここは豪気に三発で! : ささき(00/2/26 10:29)
液冷化じゃ! : 無頼庵(00/2/21 11:29)
貧乏路線だ! : たかつかさ(00/2/21 21:40)
Re:貧乏路線だ! : FIX(00/2/21 22:27)
本当の貧乏はそんなもんじゃない。 : BUN(00/2/22 10:49)
Re:本当の貧乏はそんなもんじゃない。 : SUDO(00/2/23 12:01)
Re[2]:本当の貧乏はそんなもんじゃない。 : BUN(00/2/26 05:49)
双発はタイヘン : ささき(00/2/26 10:34)
Re[3]:本当の貧乏はそんなもんじゃない。 : SUDO(00/2/26 23:32)
Re[3]:本当の貧乏はそんなもんじゃない。 : SADA(00/2/28 09:59)
Re[3]:本当の貧乏はそんなもんじゃない。 : こういち(00/3/1 00:51)
Re[4]:本当の貧乏はそんなもんじゃない。 : まなかじ(00/3/1 22:36)
スーパー2式水戦じゃ! : 無頼庵(00/2/21 18:34)
木製化じゃ! : 無頼庵(00/2/21 18:43)
Re:木製化じゃ! : アリエフ(00/2/27 09:50)
いけません! : BUN(00/2/27 15:16)
Re:いけません! : FIX(00/2/28 20:48)
やっぱりいけません! : ささき(00/3/1 06:37)
零戦はまだまだいける : こういち(00/2/29 23:42)
零戦はまだまだいけた…かな? : ささき(00/3/1 07:02)
Re:零戦はまだまだいけた…かな? : 無頼庵(00/3/1 16:29)
Re[2]:零戦はまだまだいけた…かな? : SADA(00/3/1 21:19)
Re:零戦はまだまだいける : SADA(00/3/1 18:20)
Re[2]:零戦は頑張ったよ。 : 無頼庵(00/3/1 18:56)
われわれを見くびるな! : ヘルキャット(00/3/1 21:54)
Re:零戦はまだまだいける? : こういち(00/3/2 18:13)
じゃ、これをネタにしてみましょうか。 : FIX(00/3/2 20:33)
零戦じゃないなら改良できるのだが―― : FIX(00/3/2 20:49)
Re[2]:零戦はまだまだいける? : SUDO(00/3/2 21:09)
Re[2]:零戦はまだまだいける? : SADA(00/3/2 21:31)
Re[2]:零戦はまだまだいける? : ささき(00/3/3 04:34)
決戦論は本当に海軍の伝統か? : BUN(00/3/3 09:03)
Re:決戦論は本当に海軍の伝統だったんですよ : SUDO(00/3/3 10:59)
本当の貧乏とはこういうものかな : まなかじ(00/3/3 12:46)
Re:本当の貧乏とはこういうものかな : アリエフ(00/3/5 12:45)
総論賛成、各論反対… : ささき(00/3/3 13:54)
決戦論は都合がいい : こういち(00/3/6 08:11)
Re[2]:零戦はまだまだいける? : 黒騎士2(00/3/5 04:31)
Re:零戦はまだまだいける : こういち(00/3/6 06:49)
Re[2]:零戦はまだまだいける : SUDO(00/3/6 16:11)
Re[3]:零戦はまだまだいける : SADA(00/3/6 18:54)
誉は積めない : SADA(00/3/6 19:26)


3078 Root [3079] [3083] [3085] [3086] [3109]
零戦リサイクル
BB(00/2/19 12:51)

時空軍令部より>
太平洋戦争中、小さな改造をして最後まで主力戦闘機の座にいなければいけなかった零式艦上戦闘機。堀越二郎技師は17試艦戦の無茶な要求で完成が遅れる事を見越して諸君らにそれまで零戦の改良を頼んできた。

要求>改良とその年を書いて発表してください


3079 [3078] [3082] [3091]
史実と変わらない
SADA(00/2/19 16:56)

> 時空軍令部より>
> 太平洋戦争中、小さな改造をして最後まで主力戦闘機の座にいなければいけなかった零式艦上戦>闘機。堀越二郎技師は17試艦戦の無茶な要求で完成が遅れる事を見越して諸君らにそれまで
>零戦の改良を頼んできた。
>
> 要求>改良とその年を書いて発表してくださ

 次々と要求に振り回されつづけることになるでしょう。ガダルでの長距離侵攻までは、まだ
航続力を求めたはずで、定番話となっている金星への換装は行いにくいでしょうし。逆に
守勢に立ってから零戦に迎撃戦闘機的な性格を求め、金星への換装で出力向上を図っても、
こういう大改造を生産ラインが受け入れるまでには時間がかかります。零戦は主力であり、
その増産を阻害するようなまねはできません。
 簡単には切り替えられないでしょう。結局史実のような小改造を繰り返してしのぐしか
ないと思います。


3082 [3079] [3084] [3088]
Re:史実と変わらない
BB(00/2/20 04:55)

>  簡単には切り替えられないでしょう。結局史実のような小改造を繰り返してしのぐしか
> ないと思います。
では、戦争とかは関係無く、ただ零戦を当時の技術でどこまで高性能にできるかという題に代えましょう。研究機扱いでかまいません。


3084 [3082] なし
うーん・・・・・
SADA(00/2/21 18:04)

> では、戦争とかは関係無く、ただ零戦を当時の技術でどこまで高性能にできるかという題に代えましょう。研究機扱いで
> かまいません。

研究機扱いというのでしたら、素直に新機を設計しましょうよぉ。

というのはおいといて。さて、零戦の歴史ってのは、良くも悪くも栄エンジンの限界との戦いでした。当然、これを金星に
換えてやるだけでかなりの余裕馬力が発生します。重量バランスもそれほど崩れません。

 防弾は52型以上を期待すると、せっかくの馬力向上がくわれかねません。これは割り切るしかないですね。

 武装は機首の7.7mmを撤去。翼内に20mm4丁を装備させる・・・と。さて、肝心の航続力は? (;_;)

当然ながら総合力では紫電改を超えられないですね。作る意味あるのでしょうか。


3088 [3082] なし
Re[2]:史実と変わらない
SUDO(00/2/21 20:06)

栄にしないで
当初の瑞星発動機で限界までシェイプする

この場合、最大速度が若干下がるけど
全般性能ではそれほど問題にならない
瑞星も栄21と大差ない馬力にまで向上するし
十分に実用的な戦闘機になる

これで零戦の成功によって次期主力戦闘機開発が遅れる事態は消滅し、15試あたりで新艦戦を開発
誉の搭載も「考慮」した金星装備機として生み出す
でもって誉は予定通りこけるので金星のまま


3091 [3079] [3102]
Re:史実と変わらない
BB(00/2/22 06:30)

ここは激戦地のラバウル。
帰還してきた零戦のなかにそれぞれ右翼と左翼
をぶっ飛ばされた零戦があった。
整備員は遊び心で零戦を双胴化してしまった。
さらに両方のコクピットを無くして
真中にどこから持ってきたんだか
屠龍の操縦席を主翼中央にむりやりこじつけた。
なんとP-38もどきができたではないか!

さて操縦するはかの有名な坂井三郎一飛曹!
どうなることやら・・

送信ボタンが無いのでここに書かせていただきます


3102 [3091] なし
ここは豪気に三発で!
ささき(00/2/26 10:29)

> 帰還してきた零戦のなかにそれぞれ右翼と左翼
> をぶっ飛ばされた零戦があった。
> 整備員は遊び心で零戦を双胴化してしまった。
> さらに両方のコクピットを無くして
> 真中にどこから持ってきたんだか
> 屠龍の操縦席を主翼中央にむりやりこじつけた。
> なんとP-38もどきができたではないか!
だがコゾノ司令の「陸軍機と海軍機を混ぜるなどけしからん!」の
一喝で苦労の作も水の泡…と思いきや!発着訓練をやっていた
若年が落とし込み着陸で零戦の胴体を折ってしまった!
天佑ここにあり。整備員は早速モゲた零戦の機首を例の双胴
ゲテモノ機にはめ込み、ここに空前絶後の三発戦闘機が出現
したのであった。しかも部品は海軍産100%、えーい、この際
ついでだから斜銃もつけちゃえ!これで口うるさいコゾノ親父も
大満足。

> さて操縦するはかの有名な坂井三郎一飛曹!
> どうなることやら・・
紫電改すら「粗削りの未完成機」とけなした坂井三郎のこと、
ゲテモノ機を一目見るなり「こんなもんで飛べるか!」と言い
捨てて愛機の21型に乗り換えてしまいましたとさ。


3083 [3078] [3089]
液冷化じゃ!
無頼庵(00/2/21 11:29)

金星に換装してミゼットインターセプター化と言うのはみんな考えるので、
ちょっとナンセンス路線を考えてみました。
 何せ零戦は海軍機の中では珍しく紡錘形してないモード野郎です。
せっかくの細身を活かしてアツタ32型に換装、環状ラジエータを装備。
座席後部、防弾鋼板の内側にボンベを配置した
(つまりパイロットとボンベは防弾鋼板で護られて一心同体。逆にヤベーかな?)
丸サ噴射装置を付加して、高高度戦闘機化は如何でしょうか?
アツタが額面通り出力を出したとして
彗星12型→彗星33型。零戦54型丙からドンブリ勘定して
高度6000mで時速590km/h位は行くか、と。
さすがに双発化やジェット換装までは思い至らなかった所が私の限界ですね。


3089 [3083] [3090]
貧乏路線だ!
たかつかさ(00/2/21 21:40)

> 金星に換装してミゼットインターセプター化と言うのはみんな考えるので、
> ちょっとナンセンス路線を考えてみました。
では、こういうのはどうでしょう。
「誉」用の過給機を取り付けて全開高度を上げた
「栄○○超過給型」と、ブレードを4枚に増やした高々度用
プロペラを付ける。
当然、離昇出力は落ちる上にプロペラの抵抗も増えるので
低空性能は極端に落ちる。
が、高度10000mで700PS程度出てくれれば
570km/h程度は出るでしょう。
動圧(≒風圧)はゼロ高度での300km/h程度にしか
ならないが、零戦の機体ならばこの動圧でも機動が出来る。

何の役に立つのかは考えない^^;


3090 [3089] [3092]
Re:貧乏路線だ!
FIX(00/2/21 22:27)

>> 金星に換装してミゼットインターセプター化と言うのはみんな考えるので、
>> ちょっとナンセンス路線を考えてみました。
> では、こういうのはどうでしょう。
> 「誉」用の過給機を取り付けて全開高度を上げた
> 「栄○○超過給型」と、ブレードを4枚に増やした高々度用
> プロペラを付ける。
> 当然、離昇出力は落ちる上にプロペラの抵抗も増えるので
> 低空性能は極端に落ちる。
> が、高度10000mで700PS程度出てくれれば
> 570km/h程度は出るでしょう。
> 動圧(≒風圧)はゼロ高度での300km/h程度にしか
> ならないが、零戦の機体ならばこの動圧でも機動が出来る。
>
> 何の役に立つのかは考えない^^;

いや、もっと大胆にシェイプすれば30km/hは増えますね。
だってこの機体、「車輪のいらない機体」でしょう?


3092 [3090] [3096]
本当の貧乏はそんなもんじゃない。
BUN(00/2/22 10:49)

貧乏とはもっと厳しいものです。
金星を積む、結構。瑞星でシェイプ、結構。
しかし、性能向上を望むのは未だ生活に余裕のある証拠です。
本当の貧乏とは、出来る限りフレキシブルなエンジンマウント機構を設計し、金星、瑞星は愚か、寿40シリーズでも光でも震天でも、とにかく何でも積んでみることでしょう。あの剣の如く。

戦闘機生産のネックは発動機供給にもある訳ですから、正規のバランスの良い零戦に加えて、低速だったり、鈍重だったりするであろう貧乏零戦でも大量に戦線に投入できれば、九九艦爆や、水偵などの生産を中止しても、コスト、性能面でも十分合理的なのではないでしょうか。20mm機銃の生産もネックなら、積まなきゃいいんです。何かの銃くらい、私が都合してきましょう。
貧乏零戦は偵察、爆撃等、運用を工夫すれば使い道はいくらでもあり、意外と空中戦も枯れ木に花で、ある程度有効かもしれません。どうせ高価な大型機を生産してもあの戦果なのですから、一人乗りで済み、少なくとも一式や九九式より軽快であるはずの貧乏零戦なら貴重な人命も多く救えることでしょう。
財産の無い貧乏人は命ひとつが財産なのです。
改善は性能向上ではない場合もあるのです。


3096 [3092] [3101]
Re:本当の貧乏はそんなもんじゃない。
SUDO(00/2/23 12:01)

> 貧乏とはもっと厳しいものです。

それよか、操縦士をどう確保するんでしょう

私は日本の発動機数よりも
操縦士の数の方が足りなかったと思うのですが


3101 [3096] [3103] [3104] [3107] [3110]
Re[2]:本当の貧乏はそんなもんじゃない。
BUN(00/2/26 05:49)

> それよか、操縦士をどう確保するんでしょう
>
> 私は日本の発動機数よりも
> 操縦士の数の方が足りなかったと思うのですが

マジに反論する場ではないような気もするんですが、まあ、お許しを。
搭乗員のストックが尽き始めるのは18年後半頃からです。それまでは概ね千人位実際の搭乗勤務をしていない状態にあったようです。
熟練搭乗員は最初から不足していたにせよ、未熟練搭乗員や熟練しすぎた搭乗員は千人位ストックされていたということでしょう。
むしろ千人程度不足するような状況は、整備員にあった様でこれはひょっとすると深刻かな、と。
ほら、いつぞやの双発戦闘機なんか、整備してられないじゃないですか。エンジン二個もあるとさ、忙しくってね。


3103 [3101] なし
双発はタイヘン
ささき(00/2/26 10:34)

> ほら、いつぞやの双発戦闘機なんか、整備してられないじゃないですか。エンジン二個もあるとさ、忙しくってね。
整備員など掃いて捨てるくらい?確保してそうな米軍でさえ、
ニューギニア戦線における P-38 の稼働率は 30% 前後だった
そうです。左右逆回転のうえにターボまでつけるからだよ…。


3104 [3101] なし
Re[3]:本当の貧乏はそんなもんじゃない。
SUDO(00/2/26 23:32)

> 搭乗員のストックが尽き始めるのは18年後半頃からです。それまでは概ね千人位実際の搭乗勤務をしていない状態にあったようです。

あ、そいわれてみれば
そうなんですよねえ

> むしろ千人程度不足するような状況は、整備員にあった様でこれはひょっとすると深刻かな、と。

これは深刻ですよね(;_;)
でも、だったら機数増やしたら整備員足りないんだな・・・
何をやってもすぐに壁にぶち当たる
日本ってなんてステキなんだろふ(;_;)


3107 [3101] なし
Re[3]:本当の貧乏はそんなもんじゃない。
SADA(00/2/28 09:59)

> むしろ千人程度不足するような状況は、整備員にあった様でこれはひょっとすると深刻かな、と。
> ほら、いつぞやの双発戦闘機なんか、整備してられないじゃないですか。エンジン二個もあるとさ、忙しくってね。

なるほど〜。打つ手無し、ですね。


3110 [3101] [3118]
Re[3]:本当の貧乏はそんなもんじゃない。
こういち(00/3/1 00:51)

整備員が不足したのは開戦まで営々と育ててきたエリート整備員をラバウルやらトラックやらニューギニアやらにおいてきてしまったのが痛かったと。
ラバウルの人たちなんてやることがないから農地耕したり、余った部品で零戦組み立てしてたり。
負けてる方はドンドンじり貧に成るのは世の定めなんでしょうか。


3118 [3110] なし
Re[4]:本当の貧乏はそんなもんじゃない。
まなかじ(00/3/1 22:36)

> 整備員が不足したのは開戦まで営々と育ててきたエリート整備員をラバウルやらトラックやらニューギニアやらにおいてきてしまったのが痛かったと。

いや、その、エリート整備員(ほんとにエリートといえるか多分に怪しいが)という「少数精鋭主義」そのものがダメダメなのですよ。

所詮、一回こっきりの艦隊決戦をやるしか能のない海軍の航空隊ですから仕方のないところなのかもしれませんが。


3085 [3078] なし
スーパー2式水戦じゃ!
無頼庵(00/2/21 18:34)

2式水戦をカタパルト用に補強。発動機を金星に換装、キ-83式の緊急時偵察員席を追加し
(出来れば)フロートを投棄式にして伊勢・日向・最上に搭載する。
んで瑞雲は生産しない。愛知は流星に専念してもらおう。


3086 [3078] [3105]
木製化じゃ!
無頼庵(00/2/21 18:43)

翼内燃料タンクを撤廃。主翼を再設計し減積・層流翼化。鋼管ベニヤ板張りとする。これで国民もナベを供出せずに済む。


3105 [3086] [3106]
Re:木製化じゃ!
アリエフ(00/2/27 09:50)

> 翼内燃料タンクを撤廃。主翼を再設計し減積・層流翼化。鋼管ベニヤ板張りとする。これで国民もナベを供出せずに済む。
日本が開戦前から木製機の研究に真剣に取り組んでいれば、モスキート並みの木製機体が作れたのでは。ところで、日本には世界に誇る釘1本使わず木の小片を組み合わせる箱根細工がある。この職人を使って、リブや桁の少ない軽くて丈夫な木製機なんて作れなかったものか?


3106 [3105] [3108]
いけません!
BUN(00/2/27 15:16)

>ところで、日本には世界に誇る釘1本使わず木の小片を組み合わせる箱根細工がある。

箱根細工? いけません!
風防をどうやって開けるのか判らず、あっちを押し、こっちを引っ張っては立ちつくす新人搭乗員が続出するのが目に見えています。


3108 [3106] [3111]
Re:いけません!
FIX(00/2/28 20:48)

> >ところで、日本には世界に誇る釘1本使わず木の小片を組み合わせる箱根細工がある。
>
> 箱根細工? いけません!
> 風防をどうやって開けるのか判らず、あっちを押し、こっちを引っ張っては立ちつくす新人搭乗員が続出するのが目に見えています。

熟練搭乗員なら大丈夫なんですね!
坂井さんなんか1秒で開けちゃう。
源田さんとか小園さんとか、自分が1番早く開けられる!って意地張りそ


3111 [3108] なし
やっぱりいけません!
ささき(00/3/1 06:37)

> 熟練搭乗員なら大丈夫なんですね!
> 坂井さんなんか1秒で開けちゃう。
> 源田さんとか小園さんとか、自分が1番早く開けられる!って意地張りそ
でも菅野さんなら…「えーい面倒くせぇ!」と一喝、風防叩き割って
飛び乗ってしまいそうです。


3109 [3078] [3112] [3114] [3117] [3120] [3141]
零戦はまだまだいける
こういち(00/2/29 23:42)

よく零戦は改良の余地がなかったって言われるけれど
本当かな。
スピードは出るけれど曲がれないBf109や翼が薄くて
強度に問題があったスピットを見てると技術的問題より
とにかく今ある機体を改良するという強い意志が
感じられます。

日本も新型機をつくるよりも零戦の改良に邁進する
べきだったのでは。金星を積んでも良いし、誉を
積んでもよし。紫電なんて凡作とばすより今ある
零戦に集中するべきだったのでは。
だから堀越技師は17試艦戦なんてつくってないで
零戦を改良してください。まじめに改良していけば
F6Fなんて雑な設計の飛行機に負けるはずがない。


3112 [3109] [3113]
零戦はまだまだいけた…かな?
ささき(00/3/1 07:02)

> よく零戦は改良の余地がなかったって言われるけれど
> 本当かな。
改良すべき余地は多くあったと思います。
例えば翼の20ミリを廃して13ミリ四連装にすることはもっと
早くできたはずで、これがソロモン消耗戦に間に合えば
もう少しだけ楽ができたでしょう。20ミリ機銃に利点があった
ことも確かですが、激戦地の侵攻戦で戦闘機を主な相手と
して闘っている搭乗員には13ミリは喉から手が出るほど
欲しかったはずです。迎撃一方の戦況になってようやく
52型丙で13ミリを搭載した時は既に手遅れでした。

> スピードは出るけれど曲がれないBf109や翼が薄くて
> 強度に問題があったスピットを見てると技術的問題より
> とにかく今ある機体を改良するという強い意志が
> 感じられます。
うーん、それはどうでしょうか?零戦の場合は栄搭載を前提に
徹底的に重量と強度を削ってしまったため、わずかな重量
増加でも強度計算をやり直して外板厚を増やし補強する必要の
あった機体です。しかも零戦の骨格構造は生産性を度外視して
強度的な理想形を求めた、それこそ「箱根細工」なみの複雑な
ものです。零戦の改良にはあっちをいじればこっちの負荷が増え、
そこの強度を増やすとこっちの負荷がオーバーし…という連鎖反応
が付き物で、設計者にとっては悪夢のような機体だったのでは
ないかと私は解釈しているのですが。スピットファイヤやBf109の
場合は零戦ほど極端な合理化を行っていなかったため、強度上も
余裕があり改良しやすかったのではないかと思います。

> 日本も新型機をつくるよりも零戦の改良に邁進する
> べきだったのでは。金星を積んでも良いし、誉を
> 積んでもよし。紫電なんて凡作とばすより今ある
> 零戦に集中するべきだったのでは。
零戦を改良するのは、今住んでいる家で暮らしながら改築増築を
重ねていくようなものだったのではないでしょうか?

> だから堀越技師は17試艦戦なんてつくってないで
> 零戦を改良してください。まじめに改良していけば
> F6Fなんて雑な設計の飛行機に負けるはずがない。
確かにヘルキャットは雑な飛行機です。
オーバーに思えるほどの機体強度。
高速機のくせに帆布張りの舵面。
リベットむきだしのゴツい胴体。
タイヤカバー・スピナーの省略。
しかし私は、これらは全て計算された上での「雑さ」だったと
思っています。つまり大して効果のない所に凝って生産効率を
落とすより、省略できる所はズバっと切り捨てて量産効率と
運用効率を追求するための「雑さ」だったのではないかと
思います。ヘルキャットの性能は2000馬力級空冷戦闘機と
して平凡ではありますが及第点以下ではありません。しかも
同クラスの戦闘機にくらべると格段に生産が楽で操縦も容易と
いう、近代兵器として恐るべき特性を備えています。
大馬力エンジンに頼って雑に作っただけの飛行機とは思えません。


3113 [3112] [3116]
Re:零戦はまだまだいけた…かな?
無頼庵(00/3/1 16:29)

>> よく零戦は改良の余地がなかったって言われるけれど
>> 本当かな。
言葉遊びですが「改良」じゃあありません。「軽戦から重戦への改造」です。
スピットやメッサーは初手から重戦でデビューしてます。これ大きいと思いますです。
ジュディ好きの身贔屓ですが、零戦に手を入れるより、彗星を改造した方が良かったのでは?と考えたりもします。


3116 [3113] なし
Re[2]:零戦はまだまだいけた…かな?
SADA(00/3/1 21:19)

> 言葉遊びですが「改良」じゃあありません。「軽戦から重戦への改造」です。
> スピットやメッサーは初手から重戦でデビューしてます。これ大きいと思いますです。

 とはいえスピットはかなり軽戦でしょう!?この2つが成功したのは、
液冷エンジンだったことで、出力向上してもほとんど前面面積が変わらず、
簡単に換装できたことが成功要因だったと思います。

> ジュディ好きの身贔屓ですが、零戦に手を入れるより、彗星を改造した方が
>良かったのでは?と考えたりもします。

「艦上機は自ずから生産数が限定されるため、生産性を無視してもいい」とした機体に
さらに手を加えるんですか!?
 主力となるには厳しいのではないでしょうか。 やはり雷電に、雷電が手間取ってもたついていたら紫電に期待するしか
ないと思いますが。

 この2機種ともあんまり振るわなかったのは、後になってわかったことで・・・。


3114 [3109] [3115]
Re:零戦はまだまだいける
SADA(00/3/1 18:20)

> よく零戦は改良の余地がなかったって言われるけれど
> 本当かな。
> スピードは出るけれど曲がれないBf109や翼が薄くて
> 強度に問題があったスピットを見てると技術的問題より
> とにかく今ある機体を改良するという強い意志が
> 感じられます。
>
> 日本も新型機をつくるよりも零戦の改良に邁進する
> べきだったのでは。金星を積んでも良いし、誉を
> 積んでもよし。紫電なんて凡作とばすより今ある
> 零戦に集中するべきだったのでは。
> だから堀越技師は17試艦戦なんてつくってないで
> 零戦を改良してください。まじめに改良していけば
> F6Fなんて雑な設計の飛行機に負けるはずがない。

・・・全部ジョーク・・・ですよね・・・?(^^;;


3115 [3114] なし
Re[2]:零戦は頑張ったよ。
無頼庵(00/3/1 18:56)

瑞星積んだ試作機と54型丙を較べると
離昇出力増加率は約1.8倍。
そりゃメッサー・スピットよりは小さいけど
努力賞には充分値するのでは??


3117 [3109] なし
われわれを見くびるな!
ヘルキャット(00/3/1 21:54)

> よく零戦は改良の余地がなかったって言われるけれど
> 本当かな。

 わはは、時間切れとはいえあんなへなへな薄板でよくもまあ1500馬力まで
発展できたものだね。危なくてしゃあないや。

> 日本も新型機をつくるよりも零戦の改良に邁進する
> べきだったのでは。金星を積んでも良いし、誉を
> 積んでもよし。紫電なんて凡作とばすより今ある
> 零戦に集中するべきだったのでは。
> だから堀越技師は17試艦戦なんてつくってないで
> 零戦を改良してください。まじめに改良していけば
> F6Fなんて雑な設計の飛行機に負けるはずがない。

 おう、確かに俺達ゃたいていの資料じゃぱっとしない性能だよ。だけど、
雑な設計、ではだんじて無い。
 設計理念は「F4Fの大型化」。
 これというのも、「海賊」が危なっかしいやり方で高速を狙ったからで、その保険で
ある俺達は失敗するわけにはいかなかったんだよ。
 だけどな。最終型XF6F-6じゃ、最高時速670km/hだ。F4Uにひけを
とらないんだぜ。零戦じゃ、話にならねぇな。

 堀越さんが全力投球したところで零戦がここまで追いつけるとは、とても思えんね。


3120 [3109] [3122] [3123] [3124] [3125] [3126] [3134]
Re:零戦はまだまだいける?
こういち(00/3/2 18:13)

あらら非難の嵐。ちょっとここの板の空気がわからなかったので半分本気、半分しゃれで書いたんですが無理すぎたようです。
もちろんF6Fのくだりは本当にしゃれでF6Fがダメ飛行機だとはさすがに思ってないです。

うーん、でも零戦の改良にもっと人的物的リソースを投入すべきだったのではという考えはもってるんですよ。バランスが悪くなるのは百も承知で。
結局後継機達が現れたのは終戦直前で、日米航空戦力の均衡が破れた昭和18年後半から19年の2月頃までの間にもっと有効な改良機が投入できていれば悲惨な戦闘が少しは緩和されたと思うのです。
もちろん空冷で換装が難しいのは確かなのですが、液冷だってグリフォン・スピットなんて無茶でしょう。誉を載せるのは可能だったと思います。はみ出す部分があれば5式戦のようにロケット排気管でもつければ良かったし。
それで最高速度と上昇力が向上して戦訓にのった追加装備がつけられれば練達搭乗員が残っていた時期ならばもう少し効果的な抵抗が出来たのでは。(急降下速度制限はどうしようもないとして)

技術的にどうこうではなくて、軍当局が主力機を決めたらそれを集中して強化するのが当時としては正しい選択だったのではないでしょうか。部品や操作法は基本的には継承できるし機種換装がないぶん量産だって教育だってずっと効率が良いのです。(イギリスはだからスピットにつぎ込んだのでは)
だから誉が出来たら新型機もつくるのもいいけれどまずは主力の零戦に乗っけてみるのが緊急の戦力化という観点で正しい選択だったような気がします。(新型機の方が性能がいいのは当然として)
零戦の改良が進まなかったのは堀越チームが多忙で手が回らなかったのが原因だと認識しています。戦争が始まった段階で零戦改良専属にして寿命を延ばすべく零戦に資源を投入するのがアメリカみたいな豊富な資源のない国の戦略だったのではないかという考えなのです。

議論板と言うことなのでちょっと煽ってみましたがどうでしょう。飛行機の性能という観点で来られたら勝ち目がないのですが、当時の軍事政策と言う観点では零戦を強化し続けた方がよかったのではという趣旨です。


3122 [3120] なし
じゃ、これをネタにしてみましょうか。
FIX(00/3/2 20:33)

 正しい開発方針はどっちだ?

 グラマンのF4F→F6F→F8Fのように、どんどん新型機を開発する方針。
 スーパーマリンのスピットファイアや、フォッケウルフのFw190→Ta152、のように、とことん一つの機体を改良する方針。

 あなたはどっちが正しいと思いますか?


3123 [3120] なし
零戦じゃないなら改良できるのだが――
FIX(00/3/2 20:49)

 むしろ私は、零戦の改良を中止したいです。
 多忙な堀越さんをわざわざ零戦のみに集中させるぐらいなら、新型機1機に集中させます。雷電か新型艦戦(金星積んだ烈風みたいな感じになるでしょうか)のどちらかが、1943年内に間に合います。

 2000馬力零戦、使い道ありません。
 零戦は400キロ越すと格闘戦ができなくなります。一撃離脱、空中分解します。無論、戦爆として使えるほど余裕のある機体ではありません。
 つまり、高速の零戦など何もできないのです。

 スピットは予め改良を見越して設計されてます。零戦も最初からそういう風に造られてるならいいんですが――それだと、開戦当初の無敵の零戦部隊という栄光をつかむことはできなかったでしょう。

 それに、極論を言ってしまえば、零戦ってのは増産するだけパイロットを損耗して行く狂気の機体です。
 
 もしも、その機体が、
 たとえばスピットファイアやFw190のように、
 高速に対応した空戦性能を持っていて、
 予め改造を見越して設計されていて、
 コクピット周りの防弾性能だけは整っているなら、
 たしかに延々と改良し続けられたでしょう。
 ですが――零戦では駄目です。


3124 [3120] なし
Re[2]:零戦はまだまだいける?
SUDO(00/3/2 21:09)

日本の戦争指導が大きく変化したのが
昭和18年からなんですよ

それまでは、既存の兵力で
なんとか押し切るつもりだったんですな

艦艇の量産重視モデルの登場や
対戦車戦闘が可能な戦車の実質的開発
現状の追認はここから始まったと判断してよいでしょう

つまり、雷電も烈風も開発がはじまった後です
堀越チームに、もうちょっとで完成しそうな雷電と
その次の時代を睨んだ時期主力戦闘機をほっぽりだして
旧式化の始まった戦闘機の延命処置
それも作り直しに近いものをさせるのは
戦争指導体制として考えても、あまりよい方法だとは言えません

スピットの場合、開発者は死んじゃってます
残されたスーパーマリン社としては
代わりになる機体の開発能力が妖しい以上
商売としても、これの全力改良しか無かったでしょうし
失敗したとはいえ、タイフーン・テンペストと次世代戦闘機の開発も行われています

ドイツの場合、Bf109はF型で実質作り直ししてます
97戦世代から2式戦世代に生まれ変わってます
2式戦に誉積んだようなものですな>K型
決して旧世代飛行機の延命だけでは無い
更に、各種後継機の開発も行われていたことにも注意すべきです

日本の場合、開発リソースの規模が限定されていたことが
後継機開発に、その多くを投入することに繋がったのであり
リソース不足は、もう国力の問題です
後世からとやかく言っても仕方が無いでしょう

そして限られたリソースの配分で考えた場合
より高性能が期待できる、新型後継機に回すのは、ある意味当然です
金星への換装すら、進まなかった事を考えると
誉への換装は夢想を通り越した無茶だと思います


3125 [3120] なし
Re[2]:零戦はまだまだいける?
SADA(00/3/2 21:31)

 ヘルキャット代弁者 (^^;; のSADAです。

> あらら非難の嵐。ちょっとここの板の空気がわからなかったので半分本気、
> 半分しゃれで書いたんですが無理すぎたようです。
> もちろんF6Fのくだりは本当にしゃれでF6Fがダメ飛行機だとは
> さすがに思ってないです。

 でしょうね。その辺はかなり前に大論争になり、結局はF6F優れた兵器だった・・・、
というある程度のコモンセンスが(少なくともそのころから居た古株連中の中では)
得られています。

> うーん、でも零戦の改良にもっと人的物的リソースを投入すべきだったのでは
> という考えはもってるんですよ。バランスが悪くなるのは百も承知で。
> 結局後継機達が現れたのは終戦直前で、日米航空戦力の均衡が破れた昭和18年
> 後半から19年の2月頃までの間にもっと有効な改良機が投入できていれば悲惨な
> 戦闘が少しは緩和されたと思うのです。

 新兵器による戦局挽回、という夢は誰もが一度は持つものですが、実際のところ、
それ以前の段階で敗れたと思っています。通信手段の信頼性が低いため、戦力の
集中を欠き、敵の暗号は読めないのに相手には通信が筒抜け・・・、etc....

> もちろん空冷で換装が難しいのは確かなのですが、液冷だってグリフォン・スピット
> なんて無茶でしょう。誉を載せるのは可能だったと思います。はみ出す部分があれば
> 5式戦のようにロケット排気管でもつければ良かったし。
> それで最高速度と上昇力が向上して戦訓にのった追加装備がつけられれば練達搭乗員が
> 残っていた時期ならばもう少し効果的な抵抗が出来たのでは。(急降下速度制限は
> どうしようもないとして)

 直径が問題では有りません。問題は重心と機体強度です。栄が600kg、誉が830kg。
その差230kg。重いとされる零戦52型の自重ですら約1880kgです。一気に一割以上の
重りを機首に乗っけることになります。当然、バランスは取れません。さらに、
エンジンの長さが30cm増しているため、なおさら重心は前方に移動します。
 事実上、バラストで解決するしかないと思いますが、そうなると
・さらなる失速速度の増加
・搭載量の低下
の二者択一を迫られます。失速速度が増加してしまえば、空母での運用は難しく
なりますし、
 搭載量が低下すれば増加した燃費とあいまって航続力は致命的に短く
なります。火力向上の余地もありません。

 さらに、要求と配備までのタイムラグも考えなければなりません。こういう機体に
価値を見出してくるのはいつなのか。ガダルカナル撤退を決めるのは1942年末〜43年
初頭です。それから取り掛かって、こういう大改造が一年で間に合うとは思えません。

> 技術的にどうこうではなくて、軍当局が主力機を決めたらそれを集中して強化するのが
> 当時としては正しい選択だったのではないでしょうか。部品や操作法は基本的には
> 継承できるし機種換装がないぶん量産だって教育だってずっと効率が良いのです。
> (イギリスはだからスピットにつぎ込んだのでは)

 ホープのはずだったタイフーンをお忘れなく。これを捨て切れないからテンペストが
生まれたんですし。英国は日本と同じように次世代機と現有機の強化の両方を
行っていたのです。
 さらに、日本の場合、機種統一をしても生産があがるような状況にはありません
でした。

> 零戦の改良が進まなかったのは堀越チームが多忙で手が回らなかったのが原因だと
> 認識しています。戦争が始まった段階で零戦改良専属にして寿命を延ばすべく零戦に
> 資源を投入するのがアメリカみたいな豊富な資源のない国の戦略だったのではないかと
> いう考えなのです。

 どう見ても、零戦に搭載すべき適当なエンジンが末期になるまで有りません。

> 議論板と言うことなのでちょっと煽ってみましたがどうでしょう。飛行機の性能という
> 観点で来られたら勝ち目がないのですが、当時の軍事政策と言う観点では零戦を強化し
> 続けた方がよかったのではという趣旨です。

 強いて言うなら、局地戦闘機は傍系のメーカーに任せて、三菱には艦上戦闘機という
特殊なジャンルに専念させるべきだったかな、と。火星搭載の和製ヘルキャット。
機体の軽さは日本のお家芸。速度で劣っても、馬力荷重がかなりいい値になる
だろうから、上昇、加速力と旋回半径で対抗。
末期には陸軍名ハ104を積んでなんとか対抗できないかな・・・と (^^;;


3126 [3120] [3127]
Re[2]:零戦はまだまだいける?
ささき(00/3/3 04:34)

> 技術的にどうこうではなくて、軍当局が主力機を決めたらそれを集中して強化するのが当時としては正しい選択だったのではないでしょうか。部品や操作法は基本的には継承できるし機種換装がないぶん量産だって教育だってずっと効率が良いのです。(イギリスはだからスピットにつぎ込んだのでは)
主力機を決めた時点で「短期決戦」しか頭になかったのが一番の問題でしょうか。
第一次大戦中において航空消耗戦・新機種開発競争の凄まじさを身を持って体験した
欧州では、軍用機というのは常に進化し続けるものだという認識があったようです。
だからBf109もスピットファイヤもある程度の改良・拡張の余地を持って設計
されていたと思います。

> 議論板と言うことなのでちょっと煽ってみましたがどうでしょう。飛行機の性能という観点で来られたら勝ち目がないのですが、当時の軍事政策と言う観点では零戦を強化し続けた方がよかったのではという趣旨です。
趣旨としては正論だと思います。日本の航空開発・生産・整備力は限られていましたから。
しかし別の考えで言えば、日本の工業力で「量産性がよく拡張性の高い」機体を作った
ところで、所詮アメリカには絶対に勝てないこともまた自明なのです。
性能的に同程度の兵器を作っても工業力では勝ち目がない。それならば、職人芸的な
設計で芸術的な兵器を作り数の少なさを質でカバーすることはできないか…。零戦は、
いや旧日本海軍の兵器はすべてこのコンセプトに基づいて設計されたものでした。
量産に向かない潜水艦や駆逐艦、常識はずれの重雷装備の巡洋艦、そして大和級戦艦。
全ての兵器や戦術が一回きりの「洋上決戦」のために用意されていたのです。
問題はその装備でアメリカ相手に持久戦に突入してしまったことでしょう。


3127 [3126] [3128] [3129] [3130] [3142]
決戦論は本当に海軍の伝統か?
BUN(00/3/3 09:03)

> 全ての兵器や戦術が一回きりの「洋上決戦」のために用意されていたのです。
> 問題はその装備でアメリカ相手に持久戦に突入してしまったことでしょう。

私はこういち氏の意見には総論は賛成なのですが、我々の認識の共通の基盤とも言える上記の「洋上決戦」についての見解について、興味深い資料に行き当たりましたので、報告します。

ドイツ海軍のオットー・グロース大佐の著作で、ティルピッツ元帥が丁寧な序文を書いている「世界大戦より見たる海上作戦の教条」という本があり、この本は帝国海軍の軍令部によって翻訳され恐らく海軍士官向けに参考図書として出版されています。

問題は、この訳本の冒頭にある軍令部の「緒言」なのです。
この本はこう読め、といった注目点の要約なのですが、この内容が実に興味深いのです。以下、転記します。

「本書の内容中特記すべき点を列記せば次のごとし。

1.特殊の国情環境の下に統帥権問題に関し大戦中最も苦き経験を嘗めたるドイツ海軍将校の「戦略及び政略の微妙なる関係」に対する諸説。

2.国家の各機能を戦争の遂行に対して打って一丸となすべき国家戦略を高調し、ドイツは各機能の対立抗争によりて廃滅せりと指摘する点。

3.海陸両軍作戦の緊密なる連携の必要を力説し、戦争の全部を海陸共同作戦の連続のごとく見なす主張。

4.「海上作戦の目的は制海権の確保にあり。決戦は目的達成上の最勝路なれども目的そのものにはあらず、畢竟ひとつの手段たるに過ぎず」と説き、「目的と手段を混同するなかれ」と警告し、ドイツ海軍が決戦の艦隊を創造するに急にして制海権保持の用意に欠ける所ありしを指摘する点。

5.将来の海戦において彼我共に自ら進んで堂々雌雄を決せんとするが如きこと無かるべきを説き、「決戦強制の戦略的手段及び準備なければ決戦成立せず」と主張し、「ドイツ大海艦隊は決戦に備うべき所ありしも、決戦強制の手段と準備を欠けり。速戦即決論者はすべからく決戦強制手段の有無を再考三考せよ」と唱うる点。

6.ドイツ海軍当局が戦術問題の研究に没頭して戦略問題に適正なる理解を有せざりしを嘆じ、「両軍相見ゆるまでの問題は、両軍相見ゆる後の問題よりも困難なり。両軍決戦の意図を以って出動したる後の研究と準備とにのみ没頭する者は、ドイツ大海艦隊の轍を踏むべし」と戒むる点。」

どうです、この文章はロンドン条約に揺れる1930年の7月の軍令部によって海軍士官達に向けて書かれたものだと、信じられますか?

こんな卓見とも言うべき文章を見つけたのは以前の議論ボードで陸軍航空の重戦闘機重視指向の原点といえる陸軍の「伊藤欧州航空視察団報告」を取り上げた時以来です。

この本そのものの内容もなかなか面白いのですが、それよりも戦後の戦記作家が当時の海軍を批判する内容の要約が軍令部自ら記した檄ともいえる「緒言」にそのまま見られるのですから、真珠湾から特攻に至る日本海軍の狂気は我々が思っていたより複雑な顔をしているのではないでしょうか。


3128 [3127] なし
Re:決戦論は本当に海軍の伝統だったんですよ
SUDO(00/3/3 10:59)

現実の日本軍を見ても
その論と矛盾するところは無いと思います

実際に、ミッドウェイで決戦を強要して負けて
マリアナで強要されて負けて
それで戦争に負けたのです

ミッドウェイとマリアナの間の2年間は
次期決戦に備えての戦力充電期間だったのですね

そして、その間に
決戦で勝利することで、戦力の余裕を持った米軍の限定的な攻勢防御に大きな損害を受け
予定していた、補充戦力+現有戦力=次の決戦兵力に
多大な穴が生じてしまい、慌てて緊急増強計画を始め
それが実効する前にマリアナ決戦になってしまった

全てを決戦という軸で見ると判り易い

日本軍の問題は
持久戦に応ずる戦備が無かった事ではないのです
ミッドウェイ決戦に負けちゃったことなんです
そして第二次決戦(真珠湾を含めるなら第三次)に十分な戦力を用意できなかった事なのです

マリアナ以降の日本軍の
刹那的な行動は
決戦を喪失し、目的を失った集団の悲哀が篭っているようにも感じます


3129 [3127] [3137]
本当の貧乏とはこういうものかな
まなかじ(00/3/3 12:46)

要は、政治家に人を得られなかったということに尽きるのではないでしょうか。

ドイツ大海艦隊の悲劇は、つまりビスマルク並みの宰相がいれば避けられた。
連合艦隊の悲劇は、つまり日露戦争の頃のような政府ならば避けられた。

両国とも、カイザーなり天皇なりを制度上に持ち、統帥権がそこにある以上、一見すれば制度的に非常に戦争向きのようでいて、実は近代総力戦をやるのにはハンデがある。
これを逆用し、軍部を納得させ、戦争努力を統御できるだけの力量を持った政治家がいない限り、戦えない。

ドイツ海軍にせよ日本海軍にせよ、圧倒的優位にある敵国海軍に対抗することを求められれば、強迫観念に陥るのは、これはやむをえないことではないでしょうか。

負けないようにしても、結局はジリ貧がドカ貧になって押し切られる。これは、主戦派の代表格永野大将にも非戦派の代表格米内大将にも共通の認識であって、「だから今やるしかない」となるか、「だからやっちゃいかん」となるか、その差ですね。
それでも勝つことを求められれば、「たったひとつの冴えたやり方」で、たった一度の決戦をやり、そこで米太平洋艦隊を完膚なきまでに文字通りに全滅させる、それ以外に何か方法は残されていたでしょうか。
あまりにタイト過ぎる条件ですから、強迫観念に陥るのもやむを得ない、海軍の「狂気」とはこれ以外のなにものでもない。

長期持久戦=負けという認識(そして、これは正しい)がある以上、負けることを考えて軍備をやる軍隊はないわけで、どんなにタイトであっても「勝つ」ことに努力を集中する。
よく言われる海上護衛戦力も、あらゆる条件を考慮して、除外したのではないでしょうか。
決戦に失敗すれば、潜水艦どころではなく米海軍の主力が我が近海に展開することになる。
決戦に勝てば、短期間に戦争は終結し、普仏戦争でフランスの海上封鎖がプロイセンにさしたる影響を与えられなかったように、それは無視してかまわない。
クリンチ状態になり、そんなものが必要になるときには、結果として我が海軍は負けである、と。
まさか、その頃には南方からの資源で食いつなぐことは考えていなかったでしょうし。

決戦強要の手段…ジェリコー提督、ビーティー提督ともに、決戦を避けに避けました。
それでも、ドイツ巡戦隊の本土艦砲射撃には出動せざるを得ず、ジュットランド海戦の出だしもそうでした。
フィリピンを攻略すれば、必ず米艦隊は出てくる、出てくる以上は太平洋艦隊の全力を以って出動してくる、こうした計算があったのでは?
真珠湾奇襲がなければ、この計算は的中していたはずです。
ミッドウェーのときも、米艦隊つり出しのためにミッドウェー攻略をやろうとし、的中させています。
すべからく、米国相手ならば決戦強要の手段は「ある」といえるのではないでしょうか。

陸海共同…陸軍・海軍ともに、思い描いていた戦争にはどちらもあまり必要ない存在ですね。
陸軍からすればソ連太平洋艦隊は弱体、海軍にはウラジオストクを叩いてもらえばそれでよい。後は陸軍がやる。
海軍からすれば、フィリピン攻略に兵を貸してもらえればそれでよい。後は海軍が海上でカタをつける。
ABCD包囲陣のもと、蘭印に石油を獲りに行かなくてはならない、これはそれまでになかった戦争方針だったはずで、それだけに陸海軍ともにそれ単独でさえあらゆる点で齟齬を来たしたのですから、陸海共同は遥か彼方のことになるのも無理はないかと。

どう見ても、「わかっちゃいるけど…」で仕方のないこと、アメリカに立ち向かったこと自体が間違いで、それにはやはり政治の問題か、と。


3137 [3129] なし
Re:本当の貧乏とはこういうものかな
アリエフ(00/3/5 12:45)

> やはり政治の問題か、と。
マリアナ以降も艦隊決戦にこだわった政治的背景
 海軍はマリアナの時点で敗戦を確信し早期講和を強く求めているのですが、どのような条件で講和できるかが問題でした。最大の課題は天皇制維持が認められるかであり、そして南方や中国大陸からの撤退は仕方ないとしても、本土以外の権益が最大限維持できないか、できるだけ当方に有利な条件で講和できないか、外務省等とも協力して各種の外交工作を行っています。そして、連合国からなるべく有利な条件を引き出す手段として、艦隊決戦で米軍にある程度の打撃を与えるとともに先方の継戦意欲を削ぎ早期講和を行うことが、御前会議における戦争指導の基本方針でした。こうして「ア号作戦」などが計画され、さらには本土決戦構想につながっていくのですが、実際は艦隊決戦に必要な軍備が不充分なまま敗退を繰り返していくわけです。そして、20年8月、ソ連軍満州侵攻を含む危機的な状況の下、あわや本土決戦となる直前において、連合国が天皇制の維持を認めることが確認され、それ以外は無条件降伏することが御前会議で決定されました。
 19年半ばの時点で戦争を中断し講和交渉を行うとしても、天皇制に対する連合国の態度がよくわからないこと、満州、朝鮮を含む海外の権益を完全放棄するよう求められる可能性があり到底飲めないこと、などから当時の国内政治状況では難しかったのではないでしょうか。それに外交工作において日本はソ連(スターリン)の米英に対する影響力を頼りにしていましたが、これに期待をかけすぎたことも早期講和を難しくした一因でしょう。もっとも、ヤルタ会談などにおいて、日本の知らないうちにソ連は態度変更していたのだが。この辺、日本の情報分析・判断が甘かったということなのだろうけど。


3130 [3127] なし
総論賛成、各論反対…
ささき(00/3/3 13:54)

こんな資料が当の海軍自身から出ていたとは意外ですね。
我々が通説から想像する以上に、日本軍という組織は近代戦の
認識があったと認めなければならないようです。
ただ、実際に軍の辿った行動を見ると「洋上決戦」への固執、
戦略よりも戦術重視、陸海軍間での不協調が見られることも
確かなのです。

総論賛成、各論反対。洋上輸送力を確保しなければならない、
それは正しい。だが広い太平洋に分散した洋上輸送に必要な護衛
戦力をまともに配備し、それを海軍予算から減算すると、肝心の
主力艦隊が完全に骨抜きになってしまう。主力艦なき護衛戦力など
各個撃破されるのがオチで本末転倒。陸海軍協調したくても、陸軍の
協力が得られなければ実現しない。陸海軍兵器統合と言っても、
どちらかの規格に合わせればどちらかの規格を廃して再装備せねば
ならず、これには膨大な予算と時間が必要で、それを陸軍予算でやる
のか海軍予算でやるのかで激論になることは必須。再装備中に日米
開戦なんて事になったら、装備改変の真っ最中にドイツ電撃戦を食って
崩壊したフランス陸軍の二の舞になりかねない…。

結局頭ではわかっていても現実の問題を克服することができない
まま、既に敷かれたベクトルの上を驀進してしまったような気が
します。これは勝ち目がないと充分わかっていたにも関わらず対米
開戦に突入してしまった政治の流れとも一脈通じるものがあるかも
知れません。官僚化による組織硬直症だったのかも知れませんね…。


3142 [3127] なし
決戦論は都合がいい
こういち(00/3/6 08:11)


日本海軍が営々と作成してきた決戦計画は灰燼に帰してしまったので実際どのようなものだったかはもうわからないのですが、アメリカのオレンジ計画の変遷を見ると日本海軍のものも我々が知らない変遷をしていたのかもしれません。

それはともかく決戦論ですが、正直私は平時の軍隊が勝利の目的だけのために努力していると思うほどすれてなくはないのです。軍人と言っても官僚なんだから平時には自分たちに予算がたくさんとれ本人の栄達につながる計画を表向き主張するものだからです。

記録の残っているアメリカ側の例だとアメリカ海軍は対日戦開戦に当たってフィリピン救援のために太平洋艦隊を出動させ日本艦隊を決戦の末撃滅するとしていましたが、内部では何度模擬戦をやっても自分たちが敗北してしまうので激しい論争の末フィリッピンは見捨ててハワイから群島群をカエル飛びに侵攻して日本本土を海上封鎖するという作戦に切り替えています。(ニミッツラインはその通り実行された)

でも彼らの軍備は戦争が目前に近づくまでその計画にあったものではなかったのです。(低速で大航続距離の戦艦群はまさしく昔の計画のための船でしょう)それは、もし彼らがフィリッピンは守りようがないから見捨てちゃうよと正直に議会の公聴会なりで言ってしまえば「なんのために毎年莫大な税金使ってると思ってるのか」と反論されて予算が削られるのは目に見えてます。フィリッピンに権益を持つ人たちの利害を代表している議員の前では口が裂けてもそんなことは言わないでしょうし、口走った軍事官僚の栄達はその瞬間に消滅です。

決戦論は分かり易いので予算を通すのに便利なんです。相手がこれだけあるから、こちらはこれだけいるって言うのは素人でも分かり易い。予算というのは前例主義だからあんまりドラステイックに変えると通らない。大艦巨砲主義は後世非難されるけれど当時は戦艦大和だからあんなばかでかい査定が通ったんではないでしょうか。もし戦闘機隊1千機の整備計画だったら査定で蹴られるでしょう。

アメリカは戦雲が立ちこめると対日作戦を変更してそれまでの建前の計画から本音の計画に切り替えています。日本もそれまで営々と準備してきた西太平洋迎撃作戦を捨てて山本の真珠湾攻撃、太平洋侵攻作戦に切り替えます。日本海軍の首脳が本気で西太平洋迎撃作戦を信じていたのならもう少し強烈な抵抗がありそうです。が比較的あっさり山本案がうけいれられていくのは元の計画では勝てないぞと言うことをみんなわかっていたのではないでしょうか。

軍隊には平時の建前の軍事計画と戦時の本音の計画の二つがあると僕は考えています。BUNさんの見つけられたこの文章は二つの間で揺れる日本海軍の作戦計画の本音がちらりと外に現れた一つで隠れているものはもっと複雑であったのではないかと私も思います。もし終戦の日に全てを焼いてしまわなければもう少し違った海軍像があったかもしれませんね。


3134 [3120] なし
Re[2]:零戦はまだまだいける?
黒騎士2(00/3/5 04:31)

でも、そもそも零戦の本来のお役目は、なんだったんでしょうか?
戦争後期の零戦は、本来の役目以外の事を行うために、改造されていた様に思うのですが。

その無理な任務に付き合わされてしまった零戦は、今のサラリーマンのおじさん達に似たものがあるように思えます。


3141 [3109] [3144] [3146]
Re:零戦はまだまだいける
こういち(00/3/6 06:49)


どうも私の説は敗色濃厚なのですが、やはり零戦は改良してもしょうがないということですかね。
誉装備でバランスがわるくなり旋回性能が落ちても上昇力は向上するだろうから改造しないよりはましという考えだったのですが、急降下速度制限があるので苦しいのはかわらないのかな。翼面加重からみてスピードは上がらないだろうし。

どうも零戦は機体が特殊すぎたのかもしれません。


3144 [3141] [3145]
Re[2]:零戦はまだまだいける
SUDO(00/3/6 16:11)

> どうも零戦は機体が特殊すぎたのかもしれません。

結局1000馬力で限界になるように作った飛行機ですからね
F4FだってR2800積もうなんて考えなかったんですから
出来なくて当然

グリフォンスピットが特殊だったんだと思います


3145 [3144] なし
Re[3]:零戦はまだまだいける
SADA(00/3/6 18:54)

> 結局1000馬力で限界になるように作った飛行機ですからね
> F4FだってR2800積もうなんて考えなかったんですから
> 出来なくて当然
>
> グリフォンスピットが特殊だったんだと思います

 与えられた条件がヨーロッパではより有利だったことも見逃せません。
・空母戦力は二線級でも間に合った
・戦域が狭いため航続力がそれほど求められなかった
・燃料供給に日本ほどの不安が無かった
・強力なエンジンには事欠かなかった
 これは大きいと思います。つまり、機体が重くなっても、その分燃料を
がばがば食わせた強力なエンジンでぶん回すということが可能になる
わけですから。


3146 [3141] なし
誉は積めない
SADA(00/3/6 19:26)

> どうも私の説は敗色濃厚なのですが、やはり零戦は改良してもしょうが
> ないということですかね。

投入するコストに対する期待値が、他の機種より低すぎたということだと思います。

> 誉装備でバランスがわるくなり旋回性能が落ちても上昇力は向上する
> だろうから改造しないよりはましという考えだったのですが、急降下
> 速度制限があるので苦しいのはかわらないのかな。翼面加重からみて
> スピードは上がらないだろうし。

 別のところにも書きましたが、単純に積むだけなら、バランスが悪化しすぎて
飛べないでしょう。バラストを積むしかないですが、
・機体が重くなることでの航続距離の低下
・搭載可能な燃料が減ることでの航続距離の低下
・燃費悪化による航続距離の低下
が発生しますので、基地での迎撃戦闘機として使うならいざ知らず、
主力戦闘機として攻撃隊護衛などに使うにはつらすぎると思います。
武装の強化も厳しいでしょう。

 さらに、機体が重くなることで、
・着艦速度の増加
が発生しますから、空母戦力として使うには厳しいものが有るでしょう。

> どうも零戦は機体が特殊すぎたのかもしれません。

 最初が軽すぎた、というのは有るかもしれません。でも、それが零戦の
成功した最大の理由ですし。


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