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極悪非道憲兵甘粕大尉 Navy(99/10/13 01:14) カノ有名な，大杉栄虐殺事件で冷酷無残な陸軍の犬，満州映画理事長を表の顔に特殊工作に邁進した，「甘粕」はぢつは知的で映画作製に意欲を燃やして，大陸に逃げてきた左翼知識人をかくまった，「イイヤツ」じゃん。とういう説があります。 皆さんの意見を聞かせて下さい。

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Re:極悪非道憲兵甘粕大尉 アリエフ(99/10/13 20:32) 甘粕大尉について詳しくは知りませんが、右翼や馬賊とも色々付き合いがあったようです。石原莞爾と同様、関東軍は政治的な運動、謀略に関心のある軍人の溜まり場になっていたということか。これは関東軍だけでなく、統帥権をふりかざし文民統制原則など頭に無かった陸軍の体質でもあるが。あと、彼については川島令子（東洋のマタハリ）との関係があったっけ。

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あれは「よくわからないもの」です。 ＢＵＮ(99/10/14 00:00) 川島令子って誰ですか・・・？ ツッコミはさておき、関東軍の将校達は妙にオカルティックな傾向を持っているように思いますね。 関東軍歌には、ちょっと軍歌に聞こえない歌詞が歌われています。 「北斗の星座、見よ、使命。暗雲空を閉ざすとも、神与の剣閃けば　妖魔散じて影もなし」 ほら、関東軍は共産主義や中華民国ではなく妖怪を敵としていたのですよ。 北斗信仰は日蓮系仏教で盛んであり、その熱心な信者である石原莞爾、ちょっとはずれて霊媒までやっていた日蓮宗の行者、北一輝と、ファシストという近代的な存在とは縁遠いひどく混沌としたものを感じます。 甘粕という奇妙な人物もこうした思想的混沌の中に息づいていた解釈不能の存在、と考えることにしています。 今回半分冗談。

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Re:あれは「よくわからないもの」です。 アリエフ(99/10/14 21:14) 確かによくわからない世界でしょうね。映画ラストエンペラーで甘粕や川島令子が出ていたっけ。あのデカダンな雰囲気を思い出してしまいます。

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川島芳子だった！ アリエフ(99/10/14 21:24) 令子じゃなく芳子でしたね。失礼しました。

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川島芳子とは ｄｇ(99/10/15 09:18) > 川島令子って誰ですか・・・？ 諸説があるのですが、一応主流となあっているのは、 川島芳子は、満州皇族、恭親王の娘です． 恭親王は、皇帝溥儀をサポートする実質的には満族側の国務長官とでもいうべき立場にありました． その後、日本人川島浪速の養女となりました． 川島浪速は、関東軍に深く関与していた人物です． 芳子は、その後、満州貴族カンジュルジャップと結婚したりもしましたが、いろいろないきさつがあって、特殊工作員のような役割になり、最後は非業の死をとげました．

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左翼知識人を匿った アリエフ(99/10/16 22:09) 共産主義を信奉する左翼と言っても天皇制否定でなければ右翼（特に統制派）と余り変わるところ無し。ナチス登場以前にも、ソ連のやり方を真似た天皇制共産主義を主張する陸軍軍人がいたし。ただ、無政府主義者の大杉栄は彼にとって滅ぼさなければならない人間だったのだろう。

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最近の説では うがんこ(99/11/9 08:59) 大杉栄・伊藤野枝・橘宗一殺害事件は、麻布第三連隊の犯行でしたが、秩父宮が在籍していたため甘粕らを身代わりにしたという説が有力です。 この裏には、第一師団長石光真臣中将と大杉の従兄である第三師団長山田良之助中将との確執があったと言われています。 また、甘粕は懲役10年のところ、3年たらずで出所しています。

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Re:最近の説では SAMPON(99/12/27 08:32) > 大杉栄・伊藤野枝・橘宗一殺害事件は、麻布第三連隊の犯行でした 甘粕大尉が手を下していないという話は、角田房子「甘粕大尉」で随分前に読みました。綿密に調べてある本なので、まず間違いないと思います。上記三聯隊犯行説の出典はどちらでしょう�