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ささき(99/7/5 08:42)
うぅ…愚図愚図してるうちに流れちゃった(;_;)
> で、ふと思ったんですが、大戦中、もしくは大戦終了間もなくくらいの時期に > 開発された、 > > 推進式ペラ > 二重反転ペラ > エンジン直列配置 > エンジン並列配置 > > のそれぞれで、一応の成功をみたのってどれくらいあるんでしょうかね? 二重反転は試作機には多いけど、実戦に参加した機体は皆無に近いですね。 強いて挙げれば「紫雲」…成功かどうかはともかく(^_^;)、第二次大戦中 二重反転ペラを装備して実戦に参加した唯一の機体かも知れません。 スピットファイヤのMK.46やその艦上型Mk.47が二重反転をつけてますが、 大戦には間に合っていませんね。P-47 を発展させた R-3350 装備の XP-72 では通常四枚ペラと三枚×2の二重反転の二種類を試していますが、 テストした結果性能に大差はなかったとか。アメリカの工業力を持って しても、二重反転は手間がかかる割にメリットは少なかったようです。
推進式といえば…B-36(爆)。これも大戦には間に合っていませんが、 レシプロ推進式で制式採用された希有な例ではないかと思います。 まぁ、ジェットの助けを借りてはいますけど。あと、ドルニエだったか ブロム・ウント・フォスだったか、真ん中のエンジンだけ推進式に 配置した三発飛行艇がありませんでしたっけ?
双子エンジンはX型、H型、直列、並列、どれをとっても成功した ものは皆無ですね。日本のキ64、ドイツのHe177、アメリカの XP-58(P-38の兄貴分),XP-75(寄せ集め)、探せばもっとマイナー なのがゾロゾロ出てくるんでしょうが。Do335 も後部エンジン過熱 問題を抱えていたようで、手放しで傑作機と称えられるかどうかは 疑問です(45分しか飛んでない震電よりは確実ですけど)。
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