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ウェーバー・アデマイド(98/12/19 20:11)
突然乱入させていただきます。ウェーバーアデマイドともうします。以後よろしくお願いします。
「丸」90年9月号にアイオワの散布界がありました。戦後現役復帰した際のデータだそうです。以下引用させていただきます。 「距離2万2000mで16発発砲して、遠近600m左右250m、距離2万2000mでは遠近800m左右310mとかなりバラついていることが報告されている。」 誤植があってどちらの数値を取ればいいのかはっきりしませんが、大和級よりは若干良好だったと考えていいのではないでしょうか。それでなくとも日本海軍の実戦における遠距離砲戦能力には、疑問がつきまといますから。 駆逐艦野分に対する砲撃も、30ノットで航行しながら、距離3万〜3.5万で行って「散布界は300〜350mで野分の細い船体をとらえられなかった。」そうです。どうも米側にはまともに当てる気は無かったようにおもいます。当たればラッキーてなもんで。
私個人の意見としては、両艦の1対1の砲戦の場合、大和に対して、6ノットの高速、全速で2倍経済速力で3割増の航続力をもつアイオワが、夜間もしくは悪天候時を選んでレーダー射撃を中距離、場合によっては近距離で行い、大和を最終的に撃沈するのではないかと思います。当時のレーダーの信頼性は低いですが、一方的に攻撃できる利点は、心理的にも実際的にも大きいと思います。
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