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ATsu(98/12/18 15:48)
> 「あなたはどっち」をみたら、このネタが出てて、誰かが「議論ボードへ行こう」とあったので、僭越ながら俺が一発目書く. > アメリカはあせっている. > 要因を整理すると、 > 1.来月1日からユーロ通貨が始動する.将来ドルに代わる/あるいは対等の位置をしめる可能性がある.ドルを印刷しまくることで経常赤字を取り繕ってきたアメリカ経済が崩壊する可能性が、わずかながら現実を帯びてきた. > 2.アメリカは圧倒的な軍事大国でありながら、世界をコントロールできないでいる.インドやパキスタンの核実験もそうだし、イスラエルや南アフリカなどの潜在保有国の掃除もできない.人権外交を標榜しながら、ルワンダやボスニアの内戦すら、ぴしっと解決できない.北朝鮮に対してすら、KEDOプロジェクトで時間稼ぎがやっと. > 3.中国の挑戦的な態度・・・少なくとも対等の態度が、ホンネでは不愉快なのだ. > > 8年前のように、イラクは別に他国に侵入したのではない.査察を妨害しただけなのだ.化学/生物兵器の拡散を防ぐことは重要なことだ.しかし、現在は既存保有国が特権をもつ、核と同じ構造になっている.性急な攻撃よりも、国連での合意形成のほうが、一見手間がかかるようでもゴールは早い.大量破壊兵器の削減/抹消の話は、世界各国の信頼形成がないと絶対に実現しない. > > アメリカ・英国の今回の行動は、目的が仮に正しくても、手段としては「愚挙」としかいいようがない.
政治的な駆け引き=自分の地位保全が本当の原因ならば,彼はこれで間違いなく犯罪人ですね。 兵士=アメリカ国民の命を自分の首を救うために使うんですから。
ただ、米上院で今回の攻撃に対し肯定的な意見が増えてきている事を見ると、 ひょっとしたら今回の性急な行動には何かとんでもない物があるのではないか、 とも思えてきます。
(自分の首をつなぐために攻撃を起こしたのなら、意図が見え見えですから なぜ今攻撃を起こす必要があるのか、という意見が議員からもっと沢山出るはずです)
ヒトラーが無謀としか言いようの無い独ソ戦を始めた理由として、ドイツ側の 諜報員がソ連によるドイツ侵攻計画を事前に発見した事、というものがあります。
IAFがオッシラク原子炉を爆撃したのと同じ理由、もしくはBC兵器売却計画を 情報機関が見つけた、というのが理由で今回の攻撃が発動された、と考えるのは 映画の見過ぎでしょうか?
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