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BUN(98/12/9 00:32)
既に論じ尽くされているような議題ですが、 大和とアイオワの架空対決にはまだ、論じ足りないものを感じます。 今年も暮れるし、ひとつ結論を出そうではありませんか。
私にとってどの辺が論じ足りないかと言えば、
1大和と比較すべきはサウスダ級ではないか?
竣工時期を見ても、アイオワと同期の船はライオンやH級ではないか、 そもそもアイオワと比較する事がフェアじゃないぞ。
2射撃用レーダーは実用性があったのか?
当時の米軍がトランジスタでも実用化していたら多少は違うかも 知れませんが、1940年代半ばの真空管時代の技術で造られた レーダーで遠距離精密射撃が果たして可能であったか? 高校や大学でその辺を学んだことのある人ならまずは「無理だ」と感じるはず。 米軍の電子技術での優越という、ビジネス書めいた文脈で語られた「伝説」のように 感じられてなりません。当時の射撃レーダーの評価は。 そもそも40キロも離れた巨砲による遠距離水上砲戦なんてどうやろうと 何が発明されようと不可能ではないのか?
3 米戦艦の防御は言われているほど完璧か?
各国の新戦艦はそれぞれに防御上の欠点を指摘されていますが、 中でも米艦の水平防御には疑問を感じます。しかも、あの細長い艦形は きっと撃たれ弱いぞ。
と、いうことで「総合力でアイオワの勝ち」などとはとても思えず、 二万メートルの砲戦距離でアイオワ撃沈に一票入れたく思います。
飛行機がテーマのはずなのに何故か船好きの皆様、如何でしょうか?
BUN
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