|
BUN(98/11/2 23:41)
質問のコーナーでミッドウエーに触れていましたんで、日頃の疑問をちょっと。 一般的に、ミッドウエーについては、「帝国海軍の驕り」とか「情報の軽視」とか いろいろとつきものの評価がありますが、果たして、どんなものでしょう。 情報を先につかんでいた筈の米海軍は、何かそれによって索を打てたのでしょうか? QCの初歩、5W1Hで考えてみましょう。
何時、開戦以来半年を経過したあの時点。 誰が、山本五十六が。 何処で、中部太平洋上で。 何故、開戦以来の機動部隊搭乗員の三分の一を消耗した為、広くは国力の限界点。(ちょっと私見) 何を、やれる内に艦隊決戦を。 どのように、敵機動部隊主力に決戦を強要することで。
こうした理由で決戦を敵に強要し、しかも敵が受けて立ってくれたのだから、 ミッドウエーは「成功」だったのです。負けちゃいましたけど。
それに対して、米海軍は、如何に情報を得ていたとはいえ、最小四隻、最大八隻の 空母を動員できる連合艦隊に、たった三隻の空母で勇敢に立ち向かったのです。 ですから、ミッドウエーで我々が学ぶ教訓とは、「情報」でも「索敵」でもなく、
「たとえ劣勢でも、天佑神助を確信して断固として突撃すれば必ずや勝機は開ける!」
というものではないかと。 毎度の事ながら極端な話ですが、皆様如何でしょうか?
BUN
|