ヴォートF4U コルセア XF4U-1

1938年にアメリカ海軍の速度を優先する戦闘機思想を実現するためヴォート社は企画を提示しました。
それは開発中であった最も強力なP&Wの18気筒2000馬力エンジンを使うことを決め、それに 2000馬力のエンジンを使いこなす最適なプロペラとして ハミルトンスタンダード社の4.06mの選ぶことになりました。
それにともなって主脚の長さを抑えるための方法が逆ガル式の主翼を用いるということでした。重量を取る主脚を短くすることと 主翼を折りたたんで空母に収容するとき場所を取らないことを考えています。
エンジンに合わせて胴体を絞ったスマートな姿は 同じエンジンを使ったF6Fとは対象的です。

この試作機と量産機の大きな違いは風防の位置です
試作機
量産機
試作機はとにかく海軍の要求速度を満たす機体をつくることでしたから 武装の違いや胴体燃料タンクなどがないためです。

1940年の試験飛行から 1942年には量産機F4U-1が飛ぶまで いろいろと改修をかさねて いきました。

海軍の審査を受け採用されたら戦闘機として 基本武装は 機首に2X7.7mm固定 主翼に2x12.7mm それに対爆撃機用の空中爆弾を ばらまくための爆弾槽が付けられていました。そのための コックピットから 下を見る窓もあります

量産機は爆弾槽は不要として廃止、また機銃も主翼に6x 12.7mmに変更されました。そのため翼内燃料タンクが減少したので胴体に 燃料タンクを付けることになりました。

燃料が満タンと空でも重心がを一定にするにはコックピットを下げてエンジンと間にスペースを作るしか ありません

そのため 逆ガル翼の前下方視界が良いという特性を捨てて 速度だけが取り柄などと悪口を言われる結果に なりました。



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