仮称零戦22型改として、再び翼端を短縮し、丸く整形した主翼と推力型単排気管を特徴とする三菱3904号機から4650号機までの機体。但し初期には集合排気管の機体も存在する。また三菱4274号機以降は翼内燃料タンクに自動消化装置を持つ。
18年夏より三菱で生産開始され、翌19年2月から中島での生産機も加わることになる。後期零戦の基本型とも言え、その後の零戦は全てこの方の部分改良型と見ることもできる。ラバウル後期の空中戦に参加している。また、発動機は栄31型も供給され、スミソニアン博物館に残る機体もサイパン島で機体と同時に予備の発動機として捕獲された栄31型を搭載している。
文章作成:BUN
乗員 | 1 |
全幅 | 11.00m |
全長 | 9.121m |
全高 | 3.509m |
主翼面積 | 21.30m2 |
自重 | 1,876kg |
総重量 | 2,733kg |
エンジン | 中島 栄21型 空冷二重星型14気筒 離床推力1,100hp *1 |
プロペラ | ハミルトン定速3翅、直径3.05m |
最大速度 | 584.9km/h(6,000m) |
巡航速度 | |
上昇限度 | 11740m |
航続距離(時間) | 1,920km |
武装 | 2*mg7.7mm 2*mg20mm 2*b30or60kg |