18試局地戦闘機「天雷」 中島J5N1

 S19 6機 速度と上昇力、防弾装備に重点をおいた、対大型爆撃機用の単座双発局地戦闘機(乙戦) 烈風なみの翼面積の小型の機体に双発とし、速度と上昇力の向上を狙う。

誉発動機の故障、不調の連続で 試験飛行も進まず、予期した性能もでなかった。 2機を夜戦用の複座機、3機が斜め銃装備機に改修され実用試験中であった。

双発で単座、全面重武装の重防御という点で、わが国では特異な存在であった。 B-29迎撃用局地重戦闘機として、実用化への最先端に位置していた局戦であった。

 誉21(1870hp) 596km/h 741km 20x2 30x2 60kgx2