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イラクに於いて米軍機への携帯ミサイルによる攻撃が頻発しております。そこで質問です。ミサイルのIR熱源を検地してフレアを急速展開するといったことが為されているのでしょうか。IRCCMというものが施されているらしいのですが… 有効な対策はないのでしょうか? 富士通BIBLO |
- IRCCM(赤外線妨害排除)は実機放出IRとフレア放出IRを区別するものだから自動的にフレア展開してもあまり意味無いのではないでしょうか。
有効な対策は無いでしょう。
携帯ミサイルの発射自体が「当たったらラッキー」ではなく「当てられる目標」に対して行われるのですから、発見回避できる運動性能を持つか、太陽に代表されるような大きなホットスポット(赤外線発生源)をバックにするしかないんじゃないのかな?
もっともIR・画像複合センサだったりしたら難しいけど。
はいどーも
- 1.近年におけるそのての装備の作動トリガはIRではなく、UVが圧倒的です。
IRでも動くけど。
2.近年におけるフレアのIRCCM対策は、大発光面積化、更なる高温化です。
3.近年のRD界では、演算機構を有した複層型CMOSセンサによる可視〜近赤外(近く遠赤外)同時監視及び電子的視界補正(無ジンバル化)が可能なセンサ(10Mpixel×5plane@RGB+SIR+LIR)が登場しつつあります。
sorya
- はいどーもさん soryaさん 回答いただき恐縮であります。
>近年におけるそのての装備の作動トリガはIRではなく、UVが圧倒的です。
SA−16がIRとUVホーミングを併用しているらしいのですが、排気口からはUVも放出されているのでしょうか?それとも太陽光を区別する目的で備わっているのでしょうか?
富士通BIBLO
- >排気口からはUVも放出されているのでしょうか?
ロケットモーターのスラストだとあっても3000〜4000度程度。
波長もたかが知れてます。
>それとも太陽光を区別する目的で備わっているのでしょうか?
それも若干あるんでしょうが、それよりもIRCCM目的で実装されたと思っていいでしょう。
なお、何故MWDがUVをトリガとして動作することが多いのかというと、それは固体ロケットモータの点火機構が絡んできます。固体ロケットモータは超が付くくらいのハイカロリーの火炎をノズルまで伸ばす、火炎放射器のような点火装置を用いて推進薬を点火させるのですが、その点火装置が激しい紫外線を放出するのです。
sorya
- 度々の回答いただき恐縮であります。これからもご協力下さい。
富士通BIBLO