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@ 空対空ロケット(誘導)でレーダ誘導と赤外線誘導のどちらの方が先に開発されましたか?また、どちらが先に航空機に搭載しましたか? A 対艦ミサイルはいつ頃開発・配備されましたか?また、誘導形式はどのようなものでしたか? Hellcat |
- (2)
<参考過去ログ>
http://www.warbirds.jp/ansq/21/B2001496.html
どの国のどの対艦ミサイルがどうだってのはまた別の資料に譲りますが、過去
ログ漁った中で参考になりそうなのは、これです。
ooi
- (1)最初に実用化された空対空ミサイル(AAM)として、アメリカで開発されたAIM‐4 FALCONがありますが、AIM‐4のA型がSARH(セミ・アクティブ・レーダー・ホーミング)でB型がIR(赤外線ホーミング)と、形式順からするとレーダー誘導の方が先行しているかのように見えます。しかし、実際は、両者の方式がほぼ同時に開発、生産されていたものと見るべきでしょう。
ちなみに、このミサイルは1946年に開発が始まり、最初はXAAM‐A‐2と呼ばれていたのがXF98と戦闘機の形式名となり、GAR‐X(Xは1、2などサブ・タイプの番号)を経てAIM-4と何度も形式名が変更されています。そして、56年にF89やF102に搭載されて実戦配備開始となりました。SARH型でも射程8Km(AIM-4F)程度です。
(参考)
http://www.designation-systems.net/dusrm/m-4.html
AIM‐4より遅れて51年に開発が始まり56年に実戦配備が始まったAIM‐7Aはレーダー誘導でもビーム・ライダー方式を取っています。中距離用のミサイルであり射程がAIM‐4より長いため当時の技術ではこの方式に拠らざるを得なかったのでしょうが、B型からはSARHとなっています。
要するに、当時、赤外線誘導、SARH、ビーム・ライダー方式といった各種の誘導方式の研究開発が同時に行われていたわけです。
アリエフ
- (補足)いくつかのサイトを検索してみたところ、ミサイルの配備開始又は実戦化の時期について数年ずれていたりするが、AIM‐4がAIM‐7より2年位早く本格的実用段階に達していたようです。ちなみにIR式のAIM-9Aも56年に配備開始されています。
アリエフ
- >余談
AAMの誘導形式ですが、レーダー誘導型及び赤外線誘導型より以前にドイツ
でまず有線誘導型が第二次大戦中に開発され、実際に何発か使用されたようです、
その後同じくドイツで無線誘導型も開発されましたが両方共実戦配備された段階
までは行っていないようです。
戦果の有無については結構あやふやな記述が多いので、余談に止めときます。
<参考>
http://www.index.ne.jp/cgi-bin/missile?x4
http://www.index.ne.jp/cgi-bin/missile?hs298
ooi
- (2)
Ans.Q航空3950番で話題が出ていましたので載せておきます、連合国
側の対艦攻撃兵器です。
<ASM−N−2 BAT>
http://biomicro.sdstate.edu/pederses/asmbat.html
>お願い
丸数字などの機種依存系文字は稀に特定機種で読めない事がありますので使用
はお控え戴けないでしょうか、最近はかなり改善されたようですが、無用のトラ
ブルの元です。
ooi