便乗質問というか質問を見て思ったのですが、国際法で攻撃が禁止されている病院船に軍艦と同等の「強力なレーダーや通信機材」を搭載している、また搭載する必要があるのでしょうか？　
あと、日ごろ気になってたのですが地上の普通のそこらへんにある病院で携帯電話が禁止されてたりするわけですが、病院のその干渉を受ける側の機械群自体が強力な電磁波発生源になってるような気がしてならないのですがこの点相互干渉など問題ないのでしょうか、以前池袋のビッグカメラで携帯のアンテナが圏外になってびっくりしたのです。
紅葉饅頭

＞1.
　病院に納入する電子機器はすべて厳しい電波測定規格を満たす必要があります。不要電波の放出はもちろん、静電気放電や電波雑音を受けて誤動作しないことも条件に含められています。

参考 http://www.f-kmr.com/emc.htm

　携帯電話によって医療機器が誤動作することはおそらくないと思います。しかし、この「おそらく」には人の命がかかっています。医療室内にある機器類は臨床に用いられる前に然るべきテストを通していますし、もし万が一不具合によって人命にかかわる問題が出た場合、被害者はメーカーや納入設置業者や運用者にその責任を問い賠償を請求することができますし、何が悪かったのか原因は追求され、再発しないよう対策が取られます。
　しかしどこかの誰かが使った携帯電話のせいで問題が起きたら？「運が悪かった」では済まされないでしょう。飛行機の離着陸時に電子機器使用が禁止されるのも同じ理由です。
ささき

　電磁波の影響でペースメーカーの設定がリセットされちゃって、デフォルトになってしまったって事例がありました。一応、緊急に命に関わるようなことではありませんでしたけど。検索してみたら、こんなページを見つけました。

http://www.246.ne.jp/~snakajii/batista/dcmchisiki7.html

　私個人としても、うっかり携帯と同じ所に入れたしまったせいで、通帳や電車の定期券の磁気データが壊れてしまったことがありました。

　携帯電話は電源入れてるだけでも盛んに電波を出しますし、電波状態が悪いと一層盛んに電波を発します。これはどなたも念頭に置いておいた方がいいと思うのです、個人的には。
　ですので、ささきさんの仰るような理由で、最近のＪＲの車内での携帯使用に対する対応の変化には反対な私です。
　……論点ずれまくってるな。以上参考までに。
tomo

現代の医療において、副作用の無い治療なんてものはまずありません。
従って、基本的に害より益が多ければ使います。

例えば、手術で使う電気メスはかなり激しいノイズを発生させます。
携帯電話の比じゃありません。
使用中は心電図は完全に読めなくなりますし、
私自身、電気メスから逆流した過電流で麻酔器の電源が爆発した経験があります。
純酸素と亜酸化窒素たっぷりなので焦りました(笑)
それでも、切開、止血に非常に使い勝手が良いため、多用されています。

>3
心臓ペースメーカーのウィークポイントは２箇所。
体外から設定変更が出来るよう、電波を介したインターフェイス部があります。
また、心臓の電気的活動をモニターしながら働くモードを使う場合があり、
この場合はモニターの電極が弱点になります。
ＲＴ

　特に「艦隊に随伴する病院船だから」ということで特化されるわけではないようですね。
　ありがとうございました。
おうる

不勉強で申し訳ありませんが。
現時点において病院船は「艦隊に随伴する」ような
運用が行われているのでしょうか?
少なくても米空母には相応の医療設備とスタッフ
が具備されており、海Jにおいても護衛隊群レベル
には医官の配置がある艦艇が存在し、患者をヘリ
にて医官配置の艦艇に輸送することがあると聞いた
ことがあるのですが。
SAW

＞６
　米軍に限った話をしますが、病院船は「艦隊に随伴する」訳では無く、大規模
な戦闘が予想される地域から負傷者を収容可能な位置まで進出するような運用が
殆どだったかと思います。
ｏｏｉ

ご教授ありがとうございます。

SAW

＞追記
　何せ米軍の病院船は民間船を改造し、１，０００床のベッドと各種設備を備え
た文字通りの動く病院で空母を除く米海軍所属艦１の大きさを誇りますので、そ
れを艦隊に随伴させるような事はないんじゃないかと。
ｏｏｉ