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WWII当時、米海軍の対雷撃に対する弾幕射撃の場合、射界制限は行なわれていましたでしょうか? 目標高度が極端に低い場合ほぼ水平射撃になり、輪形陣の中心艦からは外周の僚艦に誤射?して損害を与えたケースもあったのでは?対遼機には実際あったという記事をどこかで見た記憶がありますが。 特にレーダー+VTヒューズで、数にまかせて濃密は撃ちまくる状況では、僚艦手前で炸裂しても人員に損害が発生したのでは? 質問の内容はレーダー管制射撃で射界に僚艦がいる場合、制限が加えられたかというものです。 よろしく御願いします。 酸素 |
- 某戦記の一部です。
『二十年に入ると敵はマニラ方面に上陸を始めましたので、ジャワよりの連絡飛行は敵艦・敵機との遭遇は増え、ボルネオの友軍基地は減少しましたが、哨戒の敵機は油断していたのでしょうか、眼下の私の飛行機を発見せず、ミンダナオ海峡の敵艦も友敵不明の盲攻を考慮してか、単機超低空の海峡横断の私の飛行機に発砲を躊躇してくれたようでした』
上記の戦記の文章は、編集者により相当にカットされ短くされていますのでやや意味のとりにくい部分もありますが、私が著者から直接に聞いた話では
1)海面すれすれを敵艦よりも低く飛んだ。
2)敵は飛行機が飛んでいる事は恐らく認識はしていたと思う。
3)しかし敵艦からは一発の発砲も受けなかった。
4)敵は、そんな時期に日本機が単独で敵艦隊を横断するような事は有り得ないと思っていたので、米軍機だと思ったのかもしれない。
5)しかし私は、飛行計画を立てるときに「超低空で敵艦隊の中を飛べば当然発見はされるだろうが、たとえ発見されても敵は、敵艦同士の同士撃ちを恐れて発砲してこないかもしれない」とも考えていた。との事でした。
回答が付きませんでしたので御参考までに。
roht