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ニューナンブM60に詳しい方々、ご回答お願いします。 ニューナンブM60はM36チーフスをモデルにしたといわれていますよね? そのM36チーフスとの違いはどんなことがあるのでしょうか? 個人的に知っていることは、グリップデザインの変更、フレームデザインの変更などですが、他にも異なる点があったのでしょうか? たんたん |
- よく言われる話は、現設計では板バネ駆動だったハンマー・スプリングが巻きバネに換えられていること。耐久性が向上した反面、トリガー操作のスムースさが失われたともいいます。ただし日本の警察は一発ごとにハンマーを起こしてから撃つシングル・アクション射撃が基本ですので、「トリガー操作がスムースでなくなった」ことは問題とは認識されていないと思います。
ささき
- >Q.ニューナンブM60はM36チーフスをモデルにしたといわれていますよね?
”ニューナンブM60”は ”S&W M36”のコピー品である旨、巷で多々言われておりますが、
ほとんどがマニア的憶測であり、確証されたものではないでしょう。
(S&Wモダンリボルバー全体よりの影響を大きく受けている事は間違いないと思いますが!)
さて、この2者の相違点をし少々推測してみます。
(ランヤードリングの有無という単純な相異は置いときます。)
1.重量相違
M60 2in銃身公称重量 665g
M36 同 上 19oz≒540g
因みに
COLT DETECTIV 2in 20oz≒570g
.38SPL弾、数発分の重量差。→M36なら一連射分予備弾を所持してM60同重量と言えますね。
この重量差は M60の方が半回りフレームやシリンダー径が大きい事によるものと思います。
2.ライフリング仕様相違?
M60 2in銃身 [非公開]勝手憶測 ツイスト 1-16〜17 右5条??
M36 同 上 ツイスト1-18 右5条。
COLT DETECTIV 同 上 ツイスト1-14 左6条。
S&W、COLT 両社米国内メーカー 且つ同じ .38SPL弾使用銃でさえもメーカーノウハウによるものでしょう、
ライフリング仕様が違います。
日本製の実包使用が大前提のM60は米国2大メーカーと違ったライフリング仕様かも知れません。(知りたいですね)
3.又、日本製実包の雷管感度に合わせて、撃発力(撃発ばね力)もM36と相違しているかもしれません。
(国産雷管は低感度の筈)
非公開国産リボルバー ”ニューナンブM60”は 確かな情報はほとんど得られません。
後は博識な方のフォローを待ちましょう。
軌跡の発動機?誉
- >ささき様
M36のハンマースプリングも(他の多くのモダンS&Wリボルバーの様に板バネではなく)コイルスプリングです。M60については良く存じませんが、巷間その様に言われているのであれば、どこかで情報の錯誤がある様に思います。
僭越ながら
- >3. あらま、そうだったのですか。何かの本で「板バネをコイルスプリングに換えたことにより耐久性が…」と読んだ記憶で書いたのですが、私の記憶違いかその本の勘違いだったのですね。ともあれ、ご訂正ありがとうございます。
ささき
- 皆様ご回答ありがとうございます。
ただデザインが異なるだけでなく、各部に細かな違いがあるのですね。
大変参考になりました。ありがとうございました。
たんたん