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WWIIまで世界各国の軍隊で採用されていたゲートルが何故、戦後見られなくって編上靴になったのですか? 過去ログにあったように生産コストがネックなのなら、戦後世界は裕福になった、って事? デカ伍長 |
- 兵隊が歩かなくなったからであり、必要性が無くなったからです。
ナゾ〜
- >1
兵が歩かなくなった、というのはどういうことでしょうか。
また、歩かなくてもその機能を考えた場合「有った方がいい」装備であることは変わらないと思います。
そこら辺の理解ができないのですが、より詳細な解説をお願いいたします。
紅葉饅頭
- 兵が足で歩かなくなったのは諸事情がありますが1番の原因は、軍隊の機動力の向上のため自動車化が進んだためでしょう。
ここからは想像です。1信9疑位に読んでください
調べてみるとゲートルを巻く位置や、靴用ゲートル(?)をつける位置など
と、戦闘靴の上あたりが足を締め付ける位置が大体同じなので同じ効果が
望めるのではないか?と考えています
おじいちゃんと呼んで
- 私も“歩兵に対する機動力の普及”は大きな理由かな、と思います。
しかし、中程度以上の国なら可能かもしれませんが、アフリカや中南米などの貧しい国に歩兵全員のゲートルを廃止させるほどの機動力を提供できるというのが、ちょっと腑に落ちません。だのに彼らの大半はゲートルを装備してない… 彼の地ほど歩兵はよく歩かされるというのに… 何故?
デカ伍長
- 全ての中小の国が自国の実状にあった靴を開発できるか?というのも原因の一つでは?DPMやウッドランドのBDUを着てる軍は装具や靴もセットでアメリカ、イギリスのものを採用してるとか、バルト3国のように軍事援助の一部として被服を送られるといったこともゲートル衰退の原因ではないでしょうか?
nahki
- 「陸戦用半長靴」の普及が主たる原因のような気がしますが・・・。
ゲートルを巻く理由は、「靴の中に小石等の異物が入り込むのを防止する」ためですので、手間と時間をかけて帯状のゲートルを巻く必用がなくなっている、と言う事でしょう。
海自では陸戦訓練はメインではありませんが、巻き伽半(靴用ゲートル?)と半長靴の両方を着用した経験はあります。
やはり半長靴の方が運用は楽でしたね。
巻き伽半は分隊点検とかの礼式時の着用が主でしたね。
元むらくも乗員
- ゲートルの効用を歩行を容易にする事を第一義と捕らえるので、現在ではあまり使われない理由が判らなくなっているのではないでしょうか?
ゲートル採用以前の日本陸軍が、甲懸け脚胖(スッパツ)に短靴を装備し、八甲田山の悲劇を起こした事から、ゲートルと編上靴を採用したのは有名な事実です。
短靴内にスパッツとの隙間から雪が進入凍傷でしたよね。
歩く事より、雪や土砂が靴内に入らなくし凍傷や靴傷を防止するのが、ゲートルの本来の目的でしょう。
ならば編上靴+レギンスでもレギンスと編上靴が一体になった、今日用いられるコンバットブーツの原型みたいな物でも問題ないと思いますが。
退役老少佐
- 検索してみると、スパッツ見たいのもゲートルと称しているみたいですけど(レギンスも同様)
質問者は巻き脚絆の形態のゲートルの事を示しているのでしょうか、脚部の保護という目的なら
名称、形状は変わっても現役と思います。
すずき
- 8>過去ログの流れから、ゲートル=巻脚胖でいいと言う前提で、しかもふくらはぎを固定できるので歩行を楽にするというのが前回のお話であったような記憶があります。
ですので、私は、ふからはぎ上部まで巻き上げるゲートルが二次大戦後観られなくなった理由に付いて回答しています。
私の勘違いでしょうか?
退役老少佐
- すずき様、ご指摘ありがとうございます。
退役老少佐様の解釈通りで、ゲートル=巻脚胖(グルグルっと巻くアレ)を前提に質問させていただきました。
原因の核心が“歩兵”の運用論か“靴”の機能性で少し迷いますが、後者の方がやや強そうですね。
デカ伍長
- これは、しろうと考えですが、機械類を多用するようになると、巻脚絆が解けた時に端が機械に巻き込まれて事故になる可能性がでるので、段々使われなくなってきたのではないでしょうか。
あるめ