「ナイフピストル」（正式な呼び方かは不明）でしたら意外に種類があります。中国Norinco社の八七式ナイフピストルなんかは見た目ふつうのナイフですが、２２LR弾をグリップの中に仕込んであるそうです。

これとは別にアパッチピストルというのもあります。小さなリボルバーにナイフとメリケンサックが合体したようなもので、折りたたんだり伸ばしたりでそれぞれの機能が使えます。

とは言え「バタフライナイフ型」には両方ともほど遠いですね。折りたためるということでしたら比較的後者が近いとは思いますが。

シートン

上でシートンさまが書いておられるNirinco社のナイフ・ピストルですが、もしどんなふうにして撃つのか見たかったら、ポニー・キャニオンから出ているＤＶＤ『GUNS OF THE WORLD』のVol.1 をご覧になるとよいです。飛び出し式サバイバル・ナイフのグリップ部分に３発装填して、ヒルト（指掛け用のストッパー）についた小さなレバーを親指で引くと、ヒルト前面に穿った三つの穴（銃口）から弾が出ます。
Ｊウォ〜ク

１８００年代中頃に拳銃とナイフを組み合わせた物が護身用として流行し、その後も様々な組み合わせ拳銃が作られました。
バタフライナイフではありませんが柄に折り畳むナイフに銃身と折り畳み出来る引き金を備えたナイフピストルもありますが、ご質問の物もそういった物の一つなのかもしれません。
ちなみにシートン様が例に出されたアパッチピストルはナックルダスターピストルの一種で２０世紀初頭にヨーロッパのゴロツキが愛用した物です。
伊号

皆さん、回答ありがとうございました。
大変参考になりました。また何時か分からない事があったらお願いします。

言永つむぐ

ゴミレスですが、コンバットナイフのような外見のナイフ型銃の他に
万能ナイフのようなポケットナイフ型ピストル、通称「ダブル・エッジド・スレット」と呼ばれるようなものもあります。

ナイフ自体の機構がバタフライナイフのそれではありませんが、折りたたむことができますのでご質問の物に多少なりとも近いものではないでしょうか。
Gew254