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最近読んだ本で知って疑問に思ったことなんですが。 南北戦争のときに使われた旋条式マスケットという銃器があるそうなのですが。 これはいったいどのような銃器なのでしょうか。 大佐36 |
- マスケットというのは基本的にスムースボア(施条なし銃身)の前装銃(南北戦争時代ならパーカッション・ロックが主)のことですが、命中率をよくするためそれにライフリングをほどこしたものをrifled musketといいます。独立戦争当時に使われたフリントロックのマスケット、ブラウン・ベスなどは完全なスムース・ボア、やはり独立戦争当時ミリシャに使われたフリントロックのケンタッキー・ライフルは、その名の通りライフリングが切られたもののほうが多かったようです。
Jウォ〜ク
- それなら知っていました。
それでよかったんですか。
その本だと南北戦争の時代ちょうど銃器が先込め式から元込め式が主流になっていく過渡期の時にだけ存在した特殊な銃器みたいな書き方だったので勘違いしていました。
その種の銃器なら古くから存在していますよね。
弾込めが非旋条式の銃器に比べると手間が掛かるので主に猟銃として使われていたそうですが。
別に南北戦争の時代だけの銃器じゃないですよね。
どうもありがとうございました。
大佐36