125 |
南ベトナム軍には旧式の小火器が支給されていたようですが、M4シャーマンやM8グライハウンドといった旧式の車輌やレシプロ戦闘機などは支給されなかったのでしょうか? 三等兵 |
- 南ベトナム軍初期のAFVというと、フランスから渡されたM-3スカウトカー・M-8装甲車・M-3ハーフトラック・M-8自走榴弾砲・パナールP-178装甲車・M-24軽戦車、英連邦からのリンクススカウトカーMK2・カナディアン 15-cwt GM C15TA装甲トラックなどです。
バツ
- レシプロ航空機では T-28D 軽攻撃機、A-1 スカイレイダー攻撃機などが支給されていました。有名な AC-47 ガンシップも米軍での運用終了後に南ベトナムへと払い下げられています。
ささき
- ベトナムでの戦車について3件述べます。
1 南ベトナム政府軍の機甲部隊がクーデター成否の鍵。
南ベトナムでのクーデターでは、機甲部隊を取り込むことができるかどうかが、成否の鍵となったそうです。そのため「大統領選投票機」とのような、あだ名が付いたとか。
2 水田やジャングルで、予想外に戦車が役立った。
最初、アメリカ軍は、水田やジャングルでは、戦車は役に立たないと考えていました。そのため、ベトナムへ派遣する部隊の編成からは、戦車を外していました。ところが、陸軍か海兵隊が、誤ってМ48を持って行ってしまいました。しかし、実戦に使ってみると、意外と役に立ったので、それて以後、他の部隊も戦車を持って行くようになったとのことです。
3 軽いのよりは、重い方が役立った。
水田やジャングルでは、軽い戦車や装甲車が役立つように思えます。ところが、実際には逆で、重い戦車や装甲車の方が役立ったとのことです。水田やジャングルを重みで踏み越えていったとのことです。
霞ヶ浦の住人
- 皆さん回答ありがとうございます。
>リンクススカウトカーMK2
>カナディアン 15-cwt GM C15TA
この二つについてだけは調べても情報がなかったのでどんな兵器か教えて欲しいです。
三等兵
- レシプロ機に追加、独立時にフランスから渡されたF8Fベアキャットがあります。旧式化したF8Fの置き換え及び空軍戦力強化のために米軍からADスカイレーダーやT28、さらにはB26インベーダー等も引き渡されてます。ただ、B26の場合、実際には米軍パイロットが多数搭乗しており、建前としては現地人要員の教育・訓練のためですが米軍パイロットが秘密裏に実戦に参加していたため、マスコミにこのことが暴露されて問題になったことがあったとか。
(参考)http://airtoaircombat.com/background.asp?bg=641&id=222
アリエフ
- 結構出て来ます。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&safe=off&c2coff=1&q=lynx+scout+car&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=GM+C15TA&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
こんなページもありました。http://www.gruntonline.com/TheWar/ARVN/arvn_armour1.htm
こちとらVietnam Tracks, Armor in Battle 1945-75とArmor of the Vietnam War (2)、金出して買ったのによぉ…、くやしー。予防線を張っておくと、南ヴェトナムのM-4もどこかで見たような、見なかったような気がします。
バツ
- 皆さん本当にありがとうございました。
本当に助かりました。
三等兵