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昨今、米軍ではコスト削減における統合化(F-35等)が進んでいると思いますが パトリオット(MIM-104/PAC3)とスタンダードミサイル(SM-2/3)をどちらかに統合できそうな気がして成りません。 艦対空ミサイルと、地対空ミサイルの大きな違いはあるのでしょうか? 例えば、パトリオットを艦載型にすると不都合があるのでしょうか?(逆も然り) ねす |
- スタンダートミサイルは25000メートルレベルの目標にしか
対処できません。しかしパトリオットに求められているのは
さらに高高度の目標なのです。それにいったん配備したものを更新すると
莫大なコストがかっかてしまいます。
愛国者
- 個人的意見で恐縮だが、目標の機動性・特徴などの性能データをもとに、燃料量・弾頭・誘導方式などを組み替えられるの良くない?(つーか、あるの?
ガルフ
- >2 疑問に思うのなら、下のサイトで幾つかの対空ミサイルについて調べて、自分の脳味噌使って考えてみては? 誘導方式なら、パトリオットPAC3のように途中で誘導方式を変えることができるものがあったりするんですけどね。
それに目標確認してから燃料の量の変更やら弾頭の組替えやってる暇あるんでしょうか?今日の対空ミサイルの多くは固体燃料式だし・・http://missile.index.ne.jp/jp/
アリエフ
- 答えにはなっていないのですが、スタンダードミサイルファミリー(米海軍で50年の歴史あり)、パトリオットファミリー(PAC-1、PAC-2)すべてがレイセオン社の製品です。
特異なPAC-3のミサイル本体のみがロッキードマーチン社製です。
PAC-3ミサイルは射程、到達高度共に15kmと高高度には届きません。地上型のMDミサイルであるTHAADの技術を用いた低層で弾道ミサイルも落とせるハイレスポンスのSAMと思われます。
スタンダードミサイルファミリーにはイージスMDミサイルのSM-3がSM-2IVの発展型として存在します。
参考までに。
SM-3 Kinetic Warhead(pdfファイルです。)
http://www.raytheon.com/products/stellent/groups/public/documents/content/cms01_055770.pdf
蛇足でした。
PH14
- ロシアの最近のSAMは艦載版と地発版の統合が進んでます。
というか,開発コスト削減のため,地上発射版を艦載化しているのでしょう。
なので基本的には共通化が可能なはずですが,「愛国者さん」が述べられてる
ように開発時の要求に若干違いがあったため,違うミサイルを装備することに
なったのでしょう。
(パトリオットは元々対航空機がメイン,SM2は対ASMがメインだったような)
>2
発射前に組替えるの非現実的です。ただし同じミサイルをベースに短射程と
長射程版をつくることは,最近では多いようです(ASTER15/30など)
シーカーについてはSAM-1Cが光学系と赤外系の両方を装備しているようです。
taka