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いつも御世話になっております。 まことに些細なことですが御教示下さい。 または資料の在り場所を御教示下さい。 対潜前投兵器(というべきか)ヘッジホッグについて、 1.1発でも命中すれば残りも誘爆する 2.誘爆しない の2通りの記述を見るのですが、はっきりせず混乱しております。 どちらなのでしょうか。 「誘爆する形式のものと、そうでないものが両方存在する」とも思えますが、 この場合、誘爆するタイプから誘爆しないタイプへと移り変わったのかな、と思いつつ気になっております。 諸賢の御手間を煩わせますがよろしくお願い致します。 まつかぜ |
- ヘッジホッグの起爆装置は接触信管のみで、他弾が命中した際に併せて誘爆する、といった機構はありません。
大塚好古
- >大塚様
早々の御回答ありがとうございます。すっきりしました。
まつかぜ
- 私は大昔ヘッジホッグを投射する訓練を見学したことがあり、その時投射した24発が着水後、同時に水柱を上げたのを見た記憶があります。
そこで調べてみると「艦船メカニズム図鑑」に以下の記述がありました。
「24発の対潜弾は0.1−0.2秒間隔で2発ずつ発射され、180−260m前方に直径約40mの円形状に落下する。信管は触発式で、1発でも命中すれば残り全部が誘爆するようになっている。」
誘爆しない投射方法があるのかは不明ですが、投射機雷のような効果を狙った兵器ですから誘爆するほうが合理的と思います。
maron
- 上記の「投射機雷のような効果」は「投射爆雷のような効果」の間違いです。
maron
- 下記にヘッジホッグが水中で一斉に爆発した写真がありました。
http://www.de220.com/Armament/Hedgehog/Hedgehog.htm
maron
- >5
キャプションを訳してみましょう。
元文:
"Detonation of a spread of hedgehogs that appear to have struck a shallow bottom and detonated. "
意訳:
浅い海底に当たって爆発したと見られるヘッジホッグの爆発。
というわけで「水中で一斉に爆発した」のは確かですが一発の爆発により残りのものが誘爆したものではありません。
けい
- >6
急いで探したので肝心の写真のキャプションを見逃していました。
ここに動作を記したサイトがありました。
http://dpdon.com/bangust/hedgehog.htm
これによると、命中しないものは海底に沈むか深い所で爆発するので、ソナー音を最小にできるということですね。
従って3の記述は間違いで接触した弾のみが爆発するのが正解のようですね。
今まで誘爆すると頭から思いこんでいたので驚きました。
maron