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2956 初春型駆逐艦についてお伺い致します。

初春型駆逐艦は過重装備の結果魚雷発射管が6射線に削減されてしまったので,用兵側の不満が強く,次の白露型から8射線に増強されたと聞きましたが,初春型駆逐艦も白露型駆逐艦以降と同じ九二式四連装発射管に換装できなかったのでしょうか?

魚雷発射管は砲塔と異なり船体内部に埋没する部分がないので,サイズ,重量ともあまり差の無いこの場合なら換装はさほど難しくなく,「6射線しかない」不満も割と手軽に改善できたのでは・・・?と思うのですが。

宜しくお願い致します。
Ranchan

  1.  ええ、物理的には旋回盤径は同じだし、重量も同じぐらいですから、やろうと思えば可能でしょう。
     ただし、白露、朝潮、陽炎、夕雲、秋月、松、更には重巡の改装、阿賀野、大井・北上と四連装発射管を搭載する艦艇が以降途切れることなく建造・改装されてます。
     新造駆逐艦が容易には得られない(条約脱退をしない)状況でない限り、別に焦って他艦の分の発射管を奪うような事をする必要性も無かったのでしょう。
     つまり用兵側の不満は新造駆逐艦の大量就役で対処されたと見ても良いのではないでしょうか。
    SUDO

  2. SUDO様,ご回答有難うございます。
    高々1.5駆逐隊(4隻+2隻)の射線が36(6隻×6射線)から48射線(6隻×8射線)となる程度では現場の運用でカバーできる程度のことで,対費用効果に欠ける。その程度の効果のために手間や費用を掛けるよりは,駆逐艦を新造する方に手間隙かける方が良い・・・といったところのようですね。
    Ranchan

  3. 肝心の2水戦は特型の9射線が担うので
    あえて新型発射管を待っている必要はなかったと思われます。

    油布巾

  4. ご回答有難うございます。
    それにしても初春・白露型は特型と朝潮・陽炎・夕雲型に挟まれて影が薄いですね。小型なのは軍縮条約に縛られていたので仕方がないのですが。特型より新式なのに2水戦に入れてもらえないなんて・・・。
    Ranchan


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