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「会社の行き帰りに英語の勉強でもしましょ。」 と、(株)アルクから出版 されている、AFN(旧FEN)ニュースフラッシュ2003年度版・・つまり ラジオの米軍放送で流れた英文ニュースの抜粋CDを聴いていたところ、 89番目に収録されていたニュースで、「ハワイ大学の研究チームが、真珠湾の 湾口で、旧日本海軍の小型潜水艦を発見。これは1941年の空襲の1時間前に沈められたもので、研究チームは、2人の日本人乗組員はおそらくまだ潜水艦内に 残っているだろう」というニュースが収録されていました。 放送日は2002年の10月22日となっています。 ・・・この潜水艦。その後どうなったんでしょうか? どなたか御存知の方がいらしたら、ご教示ください。 気になりまして・・。 ドンガメ |
- どうにもなっていないと思います。このような戦没遺物は War Grave(戦士の墓標)とされていて、特別な理由(船舶通行上の障害になるとか、内部に汚染物を抱えているとか)のない限り、安易に引き揚げたり解体したりしない事が国際的な慣習になっているようです。
ささき
- >War Grave(戦士の墓標)
戦艦「アリゾナ」(BB−39)が遺体収容もされず残置されているのも好例かと。
Ranchan
- 御質問にある甲標的(特殊潜航艇)については
http://bandoal.hp.infoseek.co.jp/Kohyouteki.htm
多分、過去ログにもあると思いますが…(と言うか、このページを紹介した記憶がある)
現在のところ、この甲標的が引揚げられたと言う情報には接した記憶がありませんので、おそらくは海底だと思います。
hush
- > 1.
特潜のように現物が他にあったりするものはわざわざ引き揚げないかもしれませんが、南北戦争中にしずんだモニターとかハンリーとかは引き揚げられてますけどね。
Yp
- ささきさん、Ranchanさん、hushさん、Ypさん ご回答ありがとうございました。
ニュースを知った時、暗い海底に取り残されている2人の乗員が気の毒に思われ、日本政府は公金を投入してでも遺骨を回収すべきじゃないのだろうか?
と思っていただけに、War Grave(戦士の墓標) という国際的な概念の存在には
ちょっと救われた気がしました。 ありがとうございました。
ドンガメ
- >4. モニター艦もハンリー艇も、歴史的遺産(National Treasure)ということで、永久保存するために引き揚げたようですね(モニターはさすがにデカイのでエンジンや砲塔など主要部品だけの引き揚げになるようですが)。モニターについて検索すると national underwater sanctuary という記述が出てきましたから、戦士の眠る聖域としてみだりな立ち入りは禁止されているようです。
ささき
- 水深10mそこそこの真珠湾に沈む戦艦「アリゾナ」は1,000柱以上の遺体もそのままで残置,一方先日の「えひめ丸」は水深604mから60,000,000$の費用を掛けて引き揚げ,8柱の遺体を収容というところに,遺体に対する日本と米国の感覚の相違が感じられるように思います。
「アリゾナ」は戦没艦で,「えひめ丸」は事故による沈没との違いはありますが。
Ranchan