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以前から気になっていたのですが、あと一歩踏み込んだ調べが出来ないのでご質問いたします。 ビスマルク級などの当時のドイツ艦は艦尾の結合部が弱いそうなんですが、なぜ「艦尾」なのでしょうか。より波の抵抗がかかる上に、艦によっては垂直型→クリッパー型に変更された艦首や装甲帯を抱える舷側は大丈夫だったのでしょうか。 また、艦首又は艦尾を延長した日、伊艦艇に関する件が下記過去ログ http://www.warbirds.jp/ansq/22/B2002098.html にあります。延長部の強度に関するAnsQではないのですが、むしろこういった諸艦の方が後付けである分、脆そうに思います。実戦において問題はなかったのでしょうか。 素人モデラー |
- 船体は、言うならばペーパーモデルみたいにフニャフニャなんです。
よって大きなダメージを受けたりすると、それぞれの部位にかかる応力(浮力等)が変り、その変化に耐え切れない場所がもげる訳です。
そして、船首は元々波を乗り越える等で大きな変化を受ける事を前提に設計されてますし、中央部は幅が大きいので他よりも有利になる訳です。
そして船尾は建造時には別ブロックをくっ付けるのが多いんです。
この時期のドイツ艦ですと溶接も使っているでしょうから、場合によっては結合強度の不足がおきることもあるでしょう。
SUDO
- ポケ戦「リュッツオー」がノルウェー攻略作戦参加時に艦尾をポッキリ折られちゃってます。脱落はしませんでしたが。
ご参考まで。
Ranchan
- SUDO様、Ranchan様、ご回答ありがとうございます。
「鋼鉄の城」と形容されたりしますが、よくある1/700スケール艦艇におきかえますと極端な例として実物700mmの鋼板があったとして1mm、当時の戦艦の舷側装甲の厚さに当たる350mmの鋼板でも0.5mm厚になってしまいますね(ましてそれはごく一部の部位であり船体構造そのものの厚さにになるとそれこそ紙並)。それに加えて溶接(ペーパークラフトですと紙片を糊で切り張りに相当?)でつぎはぎする形になり「艦首は前もってそういった強い組み方で、舷側は部位的に有利、艦尾が前述の2箇所に比べてちょっと不安だが艦首部のような組み方にするに少々大袈裟で手間も掛かるし、普通に走る分には大丈夫だからやむを得んか…」といった感じでしょうか。
素人モデラー