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微妙に場所が違うかな、と思いつつ、「兵士に聞け」で記述がありかつ、バンダイビジュアルのJMSDF4巻でもそういう様が画面から見て取れたのでおたずねします。 艦(←この辺が悪あがき)が舵を切った時、その旋回の内側の海面で波が収まるのは一体どうした理由によるものなのでしょう? satoski |
- 理屈はよく分かりませんが、Ans.Q過去ログに説明があります。
http://www.warbirds.jp/ansq/21/B2001030.html
また航空雑用辞典にも航跡静波の項目があります。
http://www1.sphere.ne.jp/mia/aviation_dic/html/ka_gyou.html
また、アドミラルシェーアの通商破壊戦を描いた「ポケット戦艦」(早川文庫 ISBN:4150500665)にも、波の荒いときに水上機を着水させる場面でその記述があります。「アヒルの池」と呼んでいたようです。
波が静まる(波を消せる)原因を知ろうとして日本語と英語のサイトを色々検索して見たけど判りませんでした。たぶん船体が作る波(船首波)が関係するのだと思いますけど。
Yp
- Ypさん、書き込み有難うございました。
軍事よりも、船舶なり海洋専門がらみのところを探して質問した方が良かったですね…。
satoski
- 別に難しいことではなく、船体が防波堤の代わりをするということです。
ですかえあ、船体の長さより波長の長い波は消せません。
(N)
- そんな単純なことでしょうか。としたら旋回する意味は?
「船体の長さより波長の長い波は消せ」ないというのもどこかおかしかないですか。幅の間違い?
Yp
- 想像なんですが・・・・
海の波には「うねり」と「風波」があります。多分、相当大きな船でも「うねり」は消せないと思うんです。飛行機が着水するときに問題になるのは、「風波」、それも突然立ち上がって、部分的に崩れ波になるような状況が問題になるんじゃないでしょうか?
だとしたら、船を旋回させることで一時風を遮ることと、スクリュー後流による海水の擾乱で旋回した風下側には崩れ波ができないエリアができます。
「風波」は長時間同一方向に海水が吹かれる事で起きますが、波としての「深さ」はあまりありません。いったん風を遮り、それまでの一定方向の動きの海水を船が通過することで解消すれば、風によってまた崩れ波を起こすまでのエネルギーを獲得する時間分、静かな海面(といっても比較の問題ですけれど)ができるという事じゃないでしょうか?
それと崩れ波は「うねり」の方向と「風波」の方向が一致していないと、突如大きく立ち上がって崩れる事が良くあります。
要するに「波」そのものを「消す」のではなくて、「表面を均す」事で着水を可能にするんじゃないでしょうか?
確たる理論的根拠のない、経験則的な理由付けですけれど・・・・
elebras
- 船体が防波堤の変わりをするんです。
よって船首波とスクリュー後流の間の空間は、船体に遮られて静かになります。
でも船体が進んでいると、その静かな海面は、遮っていた船体が動くこととスクリュー後流等で壊されちゃいます。
よって静かな海面にスクリュー後流を突っ込ませず、また一定時間その静かな海面を船体で遮るために旋回する必要がある訳です。
勿論これは速度等でも変ってきます。
SUDO
- その昔に教わったことで教科書とかも手持ちで無いので言葉とかは忘れましたが、
elebrasさんの仰るように表面を均す事が出来るのだと思いました。
理屈では何もしなければうねりのような定常波(進行波)の有るところに船が進むと
ウェーキが起こります。このままではウェーキの影響はワンショットですが船を旋回させる
事で一定の海面をウェーキだらけにする事が出来て周波数の小さいウェーキを周囲から
浴びせる事でうねりの波と干渉させて実質そこの部分の波の消波が出来ると言う事だったと
思っていましたが違いましたでしょうか。
ぼけ
- 船は後に舵が付いています。
ですから舵を切れば、船首が基点となり船尾が舵を切った反対へ動くんです。
つまり車で言うドリフト状態です。
その時、船体が海面をへらでなでるような作用をするため、その部分が一時的に波がなくなるんです。
GO
- 8>
すみません。上げ足とるわけではありませんが、舵を切った際には、船首が基点とはなりません。通常、フネの重心のやや前方を基点に旋回します。これを「転心」といいます。結果的には、ドリフト状態になるのは同じですけれども。
本論から外れたレスですみません。
teiji