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2932 敵機の編隊に対して三式弾を複数の艦でまとまって撃てば効果があるように思うのですが、実際に米艦載機群に対して一斉に撃ったことがあるのですか?
レイテ海戦の時も、輸送船団攻撃のために極力三式弾を使わなかった気がするんですけど、レイテのときも積極的に三式弾を使って敵機を撃退できなかったのでしょうか?
モチタク

  1.  レイテのとき大和は対空戦闘で三式弾を使い果たして、一式徹甲弾まで対空戦闘で使用してますので、決して対空戦闘時に積極的に使わなかったわけではありませんケド。
     因みに金剛の戦訓所見の中には「三式弾の供給数が少ないので、対空戦闘でこれを有効に使用する方策を考えなければいけない」という旨の記載がありますので、三式弾が実戦で余り使われていないように見えるのは、供給数が少ないのが大きく影響していたのでは無いかと思います。
     なお、艦の砲術長の裁量で、艦の主砲用対空用砲弾として三式弾を積むか零式通常弾を積むかを決められた節があり、艦によっては三式弾を搭載していないのも余り使われていないように見える要因かも知れません。

    大塚好古

  2. >レイテのとき大和は対空戦闘で三式弾を使い果たして、一式徹甲弾まで対空戦闘で使用してます

     徹甲弾で対空戦闘とは、何時のことですか?
     サマールからの帰り道、モロタイからのB-24に対しては三式弾を撃っているようですが...
     そのB-24の攻撃の後にも何度か対空戦闘がありましたが、その時でしょうか?

     筑摩だったか、演習弾で対空戦闘を行っていた艦がありましたが、この演習弾とはどのような弾なのでしょうか?
    セミララ

  3. #2の訂正
    >サマールからの帰り道、モロタイからのB-24に対しては三式弾を撃っているようですが...
    >そのB-24の攻撃の後にも何度か対空戦闘がありましたが、その時でしょうか?

     モロタイからのB-24の攻撃は、24日、25日、26日と続いた対空戦闘の一番最後でした
    セミララ

  4.  10/26のB-24迎撃の際に三式弾14発に加えて,一式徹甲弾4発を発射してます<大和。

     演習弾(今で言う訓練弾)は文字通り演習時に使う弾丸ですね。当然炸薬は入ってませんので命中時に爆発もしませんから通常戦闘には使用しませんが,戦闘中に砲塔への揚弾が遅れた場合、砲塔内にある演習弾(訓練弾)を装填してぶっ放すことは往々にしてあるようです(プレート河でエイジャックスかアキリーズの撃った訓練弾がシュペーに命中していたはず)。
    大塚好古

  5. 使い果たした。というよりは、信管が足りなくなったとか弾種の変換が間に合わなかったのが原因ではないでしょうか?捷号作戦での大和の三式弾消耗数は69発ですが、他の戦艦は100発以上搭載してますよね。
    tackow

  6. 第二艦隊が輸送船攻撃用に用意したのは零式弾です。三式弾ではありません。
    また三式弾の効果が万能ではなく対空弾としては零式弾に優れた点があること等から対空弾=三式弾とは考えられていません。
    戦闘後の評価も三式弾の不発の多さとその適性により零式弾との使い分けが必要との報告も出されています。

    また三式弾は撃ち尽くされてはいないはずです。
    他種の砲弾が撃たれているのは、第二艦隊が突入前に敵主力と遭遇した場合に砲塔内に揚げてある零式弾を先に発射して、その後で徹甲弾に切り替えると定めているようなことと似た事情があったのではないでしょうか。
    BUN

  7. > #4 大塚好古さん

     3式弾の件、了解です
     筑摩の、演習弾での対空戦闘ですが、これは弾薬が尽きたためです


    > #5 tackowさん
    > 使い果たした。というよりは、信管が足りなくなった(中略)のが原因ではないでしょうか?

     零式通常弾と三式通常弾とでは、違う信管なのですか?
     また、信管が装着された状態で、弾庫に収まってはいないのでしょうか?


    > #6 BUNさん

     零式通常弾というものは、どういった弾丸なのでしょうか?
     12.7cmの通常弾のような、単なるHE弾なのでしょうか?
     それとも、三式通常弾のように、弾丸中に何らかの子弾が入っているのでしょうか


    > #5 tackowさん
    > 使い果たした。というよりは、(中略)弾種の変換が間に合わなかったのが原因ではないでしょうか?

    > #6 BUNさん
    > /他種の砲弾が撃たれているのは、第二艦隊が突入前に敵主力と遭遇した場合に砲塔内に揚げてある零式弾を先に発射して、その後で徹甲弾に切り替えると定めているようなことと似た事情があったのではないでしょうか。

     26日の様子を時系列に並べると

     0834〜0912 空母機による攻撃
     1012 基地航空部隊に「来襲ノ敵艦上機ハ援護戦闘機ヲ付セズ好餌ト認メラルルニ付キ一部ノ戦闘機ニテモ急派ヲ得度」を発信
     1030〜1105 空母機による攻撃
     1053〜1107 B-24による攻撃

     というような感じです
     対空戦闘をやり、その後も敵機の来襲が予想され、更に敵水上艦船との会敵を想定していない状況で、三式通常弾を満足に撃てなくなるような徹甲弾の準備を、するものなのでしょうか
    セミララ

  8. > 質問者さん
     距離が1万5000m位から、戦艦、重巡洋艦が主砲で三式弾を撃ち出しています
     それであの結果ですから、あまり効果が無かったのでしょう
    セミララ

  9. >7
     零式は被帽なしの弾頭信管型通常弾ですので、いわゆる「普通のHE」です。
     信管は三式と同じ系統です。

     また徹甲弾を放ったのは、揚弾機近くに三式弾がなくなったからでは?
     何しろ重たい砲弾ですし、対空戦闘が連続したら弾庫奥から持ってこないといけなくなる訳で。
    SUDO

  10. 一斉射撃してもあまり効果がなかったのですね・・・

    みなさま、どうもありがとうございました。
    モチタク

  11. >信管
    信管は零式改4だったと思いますが、長調時(0〜100秒)切れるようにしたものです。捷号作戦時には、供給が不足しているとの戦訓がありますね。


    >三式通常弾を満足に撃てなくなるような徹甲弾の準備を、するものなのでしょうか
    例えば武蔵の様に、「第○次空襲では三式弾を何発打った」という記録があればともかく、「26日に14+4発」ではその辺は判らないと思います。
    tackow

  12. >#9 SUDOさん

     了解です

    >#11 tackowさん
    > 例えば武蔵の様に、「第○次空襲では三式弾を何発打った」という記録があればともかく、「26日に14+4発」ではその辺は判らないと思います。

     そういった記録ではないのですか?
     大塚好古さんの書き方だと、あるように感じるのですが...
    セミララ


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