QQCCMMVVGGTT
2926 戦艦大和型の 煙路を防御するために設置された蜂の巣鋼鈑の件ですが、
煙突のどの辺に設置されたのでしょうか。
また、空母に変更された信濃の煙突には、設置されたのでしょうか。
猫P

  1.  防御甲板を煙突が貫く部分です。
    SUDO

  2. 蜂の巣甲板が設置されたのは煙突ではなく、他の甲板防御と同じレベルの中甲板です。位置的には第5,第6缶室の中程から、第9、第10缶室を覆うように設置され、前部缶室からの遠路は中甲板下を這って蜂の巣甲板に誘導されています。
    なおボイラは大量の給気をも必要としますが、給気路も蜂の巣甲板を利用していたかどうかは、資料が無いので不明です。給気の場合には流速を上げることによってダクト径を小さく出来るので、蜂の巣甲板を利用しなくても可能です。
    鉄人68号

  3. >2
    前部缶室からの遠路→前部缶室からの煙路 です。
    遠路はるばると誘導されてはいますが・・・


    鉄人68号

  4. 二重投稿を削除しておきました。
    ブラウザによっては、記事投稿後にリロードを行うと再投稿されてしまう事があるようです。
    対策としては詳細設定を開いて「暗号化されていないページへのフォーム送信時に警告する」を ON にしておけば、記事投稿前に毎回確認メッセージが出るようになりますので、リロードによる二重投稿を防ぐのに役立つと思います。
    ささき

  5. >>2.
    「煙突及び缶室給気路等の防禦甲板にある開口部は従来採用された円筒状甲板に代うるに蜂巣甲板という細い孔を多数穿った新型板を採用して画期的な成功を見た」と「造艦技術の全貌」は記していますケド。
    駄レス国務長官

  6. >5
    日本造船学会編原書房刊「日本海軍艦艇図面集」参照のこと。
    大和では防御甲板として設定されているのが中甲板です。
    鉄人68号

  7. >>6.
    中甲板が防禦甲板なのは承知してますケド、缶室給気路にも採用されていたと云うコトで。>>5.
    駄レス国務長官

  8. >7
    了解しました。該当記事は福井静夫氏の「日本の軍艦」にも同じ文章が載っているので承知しています。
    煙路と給気路が混在した場合、蜂の巣甲板上で被害を受けると排気を吸い込むこととなり、ボイラへ悪影響を及ぼす恐れがあるので、全給気路が蜂の巣甲板を使用しているのか疑問に思ったのです。
    なお牧野茂・福井静夫編集今日の話題社刊「海軍造船技術概要・上巻」によれば、武蔵喪失後の戦訓として『通風孔ハ蜂巣甲鈑トナッテオッテ「コーミング」ガ弱イ。此ノ部ハ、其ノ上ノ甲板迄「スプリンター」防御ニスル必要ガアッタ』と記されています。前後の記事から判断すると私の心配とは別のようですが、蜂の巣甲板に頼った結果の弱点を反省するものです。また同書によれば、機械室通風も蜂の巣となっています。

    鉄人68号


Back