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入浴剤のオマケか、オマケに入浴剤が付いているのか判断し難い「世界の艦船」の潜水艦シリーズ、なかなか楽しませて頂いておりますが、その中の旧海軍乙型潜水艦「伊19」についての質問です。 乙型の砲熕兵装は後甲板の14cm単装砲1門と艦橋上の25mm連装機銃が基本ですが、「世界の艦船」の「伊19」には14cm砲の代わりに25mm連装機銃が2基、つまり計3基の25mm連装機銃を装備した状態になっています。また、船体は軍艦色と黒色のツートンカラーとなっています。こうした武装及び塗粧が実際に「伊19」に施されていたのでしょうか? 訪独した乙型潜に確か後甲板に機銃を増備した例はありますし、迷彩塗粧の例も他艦であったように記憶しておりますが・・・。 6Fサ |
- この商品の模型部分を担当した者です。
機銃に関しては、昔の本にはよく巡潜乙型は大戦後期に14cm砲外して機銃増備したと書かれていましたが、実は私が知る限りこの状態を確認出来るのは訪独した伊29のみです。後の巡潜乙型改1が伊29同様の排気海水逆流防止装置を装備しながら武装が14cm砲のままだった事を考えると、25mm×3基は訪独スペシャルで他艦には施され無かった可能性大だと思います。
で、商品を何故その様にしたかですが、別艦との単なる塗装替えで終わらせない為のデフォルメです。模型的正確さと玩具的見た目の面白さのバランスを取った結果の商品価値上の配慮だと思って下さい。
なお、装備位置が後方が左舷寄りで艦橋後ろが中心線に有るのは中国工場側のミスで、実際(伊29)は後方は14cm砲同様センターに、真ん中の機銃はボート格納庫をクリアする為に右舷寄りに有ります。
塗装に関しては、艦橋付近の写真が有りますが、その他船体全体は見栄えも考慮して推定しました。これも塗装がヘケてるのは生産サイドの問題です。
ガバンダ