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過去ログに無いようなのでお聞きします。 重巡愛宕型の89式高角方は何故他の従順のようにシールドが無いのでしょうか? シュペー |
- 89式12.7cm砲への換装時期問題かと。
妙高型までの重巡は、高角砲の換装を含む近代化改装を太平洋戦争の開戦前に終えていますが、高雄・愛宕については近代化改装そのものは戦争前に行っているものの、予算の都合から高角砲の換装は後日、ということになり、実際には開戦後の昭和17年3〜4月ごろに実施されたと言われています。そのため、予算や資材、工事期間の短縮等の都合でシールドの装着が省略されたのではないかと思います。同じく開戦後に高角砲を増備した大和でも、追加分の砲にはシールドが用意されていませんし(既設砲のシールドを移設して対応)。
つね
- 一部訂正。「妙高型までの」と書きましたが、古鷹型と青葉型は高角砲を12.7cmに換装していません(それ以前に8cm砲から12cm砲への換装はした)ので、高角砲の換装という形で12.7cmを搭載した重巡は妙高型と高雄、愛宕、そして後の摩耶ということになります。最上型、利根型は新造時から12.7cmを搭載していますので。
つね
- そうなんですか。 ずーっと疑問に思っていたことが解消されました。ありがとうございます。
シュペー