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以前 南北朝鮮が海戦をした時 北の砲艦はT-34の砲塔を乗っけてたとの話聞きましたが 85ミリ砲がうまく命中すれば 南の警備艇危なかったでしょう。 確か 2回目の海戦時は 始めから 手動照準で南の警備艇を狙ってたのですか? DATE |
- おそらく手動でしょう。南側の警備艇の2番艇に異方向から同時集中射撃を行っていることや、同時期に北側の海軍基地から地対艦ミサイルのレーダーを稼動させて牽制している点から、射撃レーダーや赤外線照準の可能性は低いかと・・・ただ、高速軽快艦艇同士の水上戦で手動装填の85ミリ砲は外すとキツイことになるので、赤外線誘導ぐらいは行っていたかもしれません。
チリIII
- 韓国の発表とかを読んでみる限りにおいて、交戦距離150mの先制攻撃と言う事ですので、「外す可能性の低い距離から不意撃ちによる先制攻撃により戦闘能力を奪う作戦に出た」と見ていいかと思います、手動照準に赤外線誘導も無いでしょうし。
>参考:世界の艦船2002年9月号「南北朝鮮海軍が黄海で交戦!その背景を読む」
ooi
- 直接の回答ではないので恐縮ですが、南の海戦した部隊におられた方に話を聞く機会があったのでご紹介します。(その方は海戦直前に転属)
北の警備艇の火砲には、電子機器による照準はまず無い、というように思われていたということでした。海戦でも被弾したのは主に20mmで、全般に命中率は悪いと考えているそうです。
先制攻撃の件ですが、南は立場的に先制攻撃ができないため、一触即発の状態で睨み合いをすることはよくあるそうです。で、そのとき北側が発砲すると、自動的に不意打ちになるのだそうです。銃口を向けられながら(南も向けていますが)撃つに撃てないので大変心臓に悪いそうです。ただしこのような状況のため、海戦発生直後の命中率はお互い非常良いらしいです。(85mmの話は聞いていないが、もし85mmを撃ってあたらなかったのなら、専用の照準は無いのではないかと言ってました。)
(蛇足) 基本的にはお互いに艦橋を狙い、発砲されるとたいがい艦橋はやられるそうです。どちらの海戦か忘れましたが、発砲された警備艇の艦橋に被弾し、回戦開始直後に艇長戦死、副長(その方の同期)は片足切断。海戦後、その副長は「また現場に戻りたい」といってヒーローになったそうです。
小隊長
- ooi様
手動照準→砲側の照準という趣旨です。
表現が拙かったですね。申し訳ありません。
150メートルですか・・・それは初耳です。もうちょっと深く掘り返せばよかったです。
チリIII
- 詳しいご説明有難う御座います。やはり 船の数より 武器の性能ですね。
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