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大和型にも採用された主舵+副舵の直列配置についてですが、操舵面においては成績が思わしくなく、副舵のみの操艦は困難だったとのことですが、「信濃」「110号艦」は別として、以降の艦「超大和型」では別の配置が検討されていたのでしょうか? 「大鳳」もこの配置だったと記憶していますが、やっぱり同様な問題があったのでしょうか? よろしくお願いいたします。 ひよッ子 |
- 「110号艦」→「111号艦」の間違いです。
すみませんです…
ひよっ子
- 大和型の副舵は予備や保険ではなく、主舵に当たる流れの誘導に使われるべき物ではないでしょうか。副舵のみによる操舵があまり効かないのは、やむを得ない配置に思えます。適正な相対舵角をとったときの効果は充分有りそうですが、運用法が正しく伝わっていたのか、また実際に出来たかどうかもよく分かりませんね。
APOC
- >1
改大鳳型として計画されていたとされるG15の図では同様の型式の縦二枚舵になっていますので、同時期に計画されていた797号艦以降の戦艦も舵は同じ型式だったのではないかと推察します。
…大鳳型の実績はどなたか詳しい人にお任せします。
>2
大和の公試成績時における副舵のみによる操舵性能不良と言う結果に対して、この問題を解決するための対策が考慮された、と一般的に書かれてますので、少なくとも主舵が損傷を負った等の緊急時には副舵を予備の舵として使用することは前提にされていたと思いますケド。
大塚好古
- 大塚好古 さん、レスありがとうございます。
緊急時に単独で使用する副舵の効きが悪いから、大和型の舵構成はマズかったとは言えないのでは、と考えた次第です。また、主舵が切られた状態でロックした場合、この副舵ではとても当て切れないと思いますが、どのような対策が行われたのか気になりますね。
APOC
- 子供の頃読んだ丸?あたりのかすかな記憶なのですが米戦艦の進水式か建造中の写真から魚雷被害対策のヒントを得てその方式に切り替える予定が有ったような記事が有ったと思いますが如何せん内容の理解が出来ませんでした。
素人ですが・・・
- アイオワ級などの並列二枚舵は抗堪性でも明らかに有利でしょうね。でも大和は急降下爆撃を何度もかわしたり、巧みに魚雷と並走したりしていたようですから、幅のある巨艦にしては良好な操縦性を持っていたという見方はできないでしょうか。
APOC
- 大和型戦艦の舵はさすがにあれだけの巨体ですから、
きき始めるまで時間がかかったそうです。
(しばらく直進してから曲がり始める)でも、きき始めるとかなり小回りをしたということです。
P
- >#6 APOCさん
>アイオワ級などの並列二枚舵は抗堪性でも明らかに有利でしょうね
日本では、それまでずっと並列二枚舵でした
大和は抗堪性の観点から前後二枚舵に変更しました
大和は26knで旋回径589mだそうですが、これが小回りなのかはわかりません(アイオワは30knで740m)
写真を見るとかなり小回りしている気はしますが...
セミララ
- Pさん、セミララさん、ありがとうございます。
アイオワ級は支持構造の差で軸受け応力が小さいはず、というのが根拠でしたが、被害想定が甘かったようですね。考え直します。
APOC