2670 |
先日,当欄2596でWW2時代の日本艦船の甲板が木・リノリウム張りであった理由が説明されていました。 そのAns.Qを拝読いたしまして思ったのですが,自衛艦等の現用艦艇の甲板は何張りなのでしょうか?(ただのペンキ塗りなのでしょうか?) Ranchan |
- 基本的には鉄板(艦によっては軽合金)にプライマーとデッキ色の塗装です。
戦闘通路などの滑り止め塗装部分は、デッキ色塗装後に、砂を撒き、デッキ色をたらすように(砂の固着効果も兼ねる)塗装しています。
元むらくも乗員
- >1
ご回答ありがとうございます。現代では鉄板(または軽合金)+ペンキのみなのですか・・・。
WW2の頃の木・リノリウムは断熱・断音・乗組員の疲労防止等の効果を狙って甲板に張られていたと聞きましたが,その辺は現代ではさほど問題とされていないのでしょうか?
Ranchan
- >2
当時よりも空調設備の性能も格段に向上しており、不燃性の断熱材も使用されているためか、私自身は断熱・遮音に関して気にはなりませんでした。
(旗甲板が60度程の温度になっていても、直下のCICは快適でした。)
また、現在では一部の補助艦以外では1ヶ月以上の連続行動は稀であり、さらに居住環境も向上しておりますので、さほど問題にならないのではないか、と思います。
(私自身は3段ベッドの艦しか乗組み経験がないのですが、2段ベッドの艦はさらに快適なんだろうなぁ、と思いますが。)
元むらくも乗員
- たしか、WW2の頃もリノリウムは使われていませんよ
リノリウムは可燃性があるため開戦後に多くの艦艇から剥されていたと思います
それに、重量も食いますしね
麗樹