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ハンプトン・ローズ海戦でUSSモニターの砲弾がCSSヴァージニアの装甲に当る度に艦内を大音響で響き渡る打音に鼻や耳から出血する水兵が出たのに対し、USSモニターはそれほど酷い症状は無かったとのことですが、この差はどこからくるものでしょうか? また、同様な症状はその後の艦隊決戦では出なかったのでしょうか? DDかず |
- モニターは絵とかを見れば判ると思いますが、砲塔以外に被弾する可能性が殆ど無いほど乾舷が無い艦です。
よって被弾の殆どは砲塔に対するもので、これは艦内に振動等があまり伝わらないという事になったと思われます。
またモニターが11インチ砲なのに対してヴァージニアは諸説ありますが最大でも9インチ砲だったとの事ですから、一発の威力差は相当あり、これが艦内に大きな衝撃を与えたのであろうと考えられます。
あとは、たぶん、耳に良くない周波数の音響でも出しちゃったとか、自艦の射撃の音響とかも影響したでしょう(そしてヴァージニアの方が砲数が多いので自射撃は煩いでしょう)
自射撃や被弾衝撃で耳を悪くしたとか昏倒したという話は聞きますが、それで耳から出血するほどの怪我をしたというのは他には聞いた事がありませんが、これは恐らく長時間に渡って叩かれつづけるという、本海戦のような状況が他にあまり見受けられないからでは無いかと思います。
SUDO
- SUDOさま
やはり特殊な船による特殊な戦闘状況と、特殊性が重なった特殊な症状なのでしょうね。ありがとうございました。
DDかず