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WWIの水上艦のマストは先端まで非常に高く、海面からの高さは水線長の1/2近くありますが、WWIIでのそれは水線長の1/4にも満たなくなります。この違いはどこから来るのでしょうか? DDかず |
- メインマストのお話だと思いますのでそのつもりで書きます。
マストが高いと遠距離での被発見率が高くなりますから,出来ることならマストを低くしたかったと思います。特にWW1の頃は敵を発見するには目視しかなかったのですし。
WW1の頃は無線通信技術が低かったので少しでもアンテナの設置位置を高くしたかったので,止むを得ずマストを非常に高くしていましたが,WW2の頃までには無線通信技術の向上によりそこまでアンテナを高くしなくとも実用に堪えられるようになったので低くしたのでしょう。
Ranchan
- 理由は>>1.で仰るとおりかと思いますケド、英国艦はWW1開戦に伴ってほとんどがマストを切り詰めて低くしちゃってますね。独逸艦はそれほどでもありません。
英国ではWW1終結後いったん元の高さ近くまで復帰しますが、その後は>>1.のとおりかと。
駄レス国務長官
- ありがとうございます。
先端には通信用のアンテナがあるのですね。
>長官
私はその切り詰めた写真資料を見たことがないのです。
これ↓
http://www.ku.edu/~kansite/ww_one/photos/bin19/imag1802.jpg
とか、
これ↓
http://www.ku.edu/~kansite/ww_one/photos/bin19/imag1810.jpg
などはジャットランド海戦への出撃風景とのキャプションが付いていますが
マストを切り詰めたようには見えないのですが
それともノーマル状態はもっと高いのでしょうか?
DDかず
- その写真がジュトランド時なのかどうかは判りませんが、WW1序盤にボカチン食らったオーディシャスの写真では短くしているようにも見えます。
http://web.ukonline.co.uk/aj.cashmore/britain/battleships/kgv1/audacious1.jpg
でもこっちだと、どうかなと
http://web.ukonline.co.uk/aj.cashmore/britain/battleships/kgv1/audacious2.jpg
巡戦ライオンの例
http://web.ukonline.co.uk/aj.cashmore/britain/battlecruisers/lion/lion.html
左側は魚雷防護ネットが無いので大戦後期〜戦後退役までの期間(24年に退役している)
右側はたぶん新造時〜と思われます。
何処でやったのかは判りませんが、艦によって違うのかも知れません。
またこれらのマストは帆船のマストのように状況に応じて継ぎ足して伸ばしたりも可能なので、中々一概には言えないのかもしれません。
(もしかしたら搭載無線機の関係で変るのかも)
SUDO
- SUDOさま、ありがとうございます。
ライオンのそれは明らかに低くされてますね。
オーディシャスの2枚は、本当に同じ艦を写したものか?って感じですが(笑)
こちらも低くされているのは間違い無さそうです。
DDかず
- >>3.
>ジャットランド海戦への出撃風景とのキャプションが付いていますが
ジャットランドへの出撃は夜間ですんで違いますね。
多分1911年のジョージ5世観艦式のシーンでしょう。
・・・
同一艦の写真ではないですケド ↓ は参考になります。
http://worldbattleships.homestead.com/HERCULES.html <<WWI前
http://worldbattleships.homestead.com/COLOSSUS2.html <<WWI中〜直後
http://worldbattleships.homestead.com/CANADA.html <<短い代表
http://battleships2.homestead.com/ERIN.html <<同上
時間が有ったら関連のサイトも探して下さい。
駄レス国務長官
- ありがとうございます。
いつもながらさすがですね、長官 /^^)
時間がなくても探してみます。
DDかず