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海上自衛隊、旧海軍で実際に使われていた方が良くお解りかもしれません。 光学上下合致式測距儀は航空機など小さな目標の測距は不利と言われていますが 「伸光器を使って測る」のは無理でしょうか。 明るい背景に暗い飛行機などある程度の明度差があれば測れたんじゃないかなぁと思うんですが。どうでしょう。 よければご意見聞かせてください。 てぃんかん |
- 伸光器とは、どのようなものなのでしょうか?
セミララ
- http://jda-clearing.jda.go.jp/kunrei/i_fd/iz1965s3201.html
で、伸光器は明治時代のものにもついてます。
機能がある以上、昔からやっていたとは思います。
実際に訓練等で用いたという記述も見受けますので。
SUDO
- これはつまり、伸光器とは、上下合致式測距儀という事なのですか?
セミララ
- >3
上下合致式で測距する時に用いる補助機能を司る機器では無いでしょうか?
SUDO
- 映像が縦縞状になってしまいます。
灯火類は「点状」のものが多いので縦に引き伸ばせば
、上下合致式の場合、測遠しやすかったものと思われ
ます。
私見ですが航空機の灯火類ならともかく、航空機の映像
そのものを識別するのは困難のように思慮いたします。
SAW
- >#2,4 SUDOさん
ごめんなさい
そこのページを一通り、目を通したにもかかわらず、伸光器という文字列を見落としていました
おまけに、ページ内文字列検索で、"伸光器"が引っかからなかった......(何故??)
ところで、伸光器を使用しての対航空機測距では、的が単機の場合においては、なんとなく使用できるようにも思えます
ただ、相手が複数機で、しかもバラバラに動き、あちこちに対空砲火の炸裂煙が花開くという状態になると、それはもう(以下略)
セミララ
- 質問者です。
みなさんありがとうございます。
上下合致式光学測距儀ですが現用の海上自衛隊艦船のブリッジにも装備されています。(航法用ですが)
一般公開、体験航海などでひと気の無い時など頼めばみせて貰えたりするのですが。
伸光器は覗きながら右手親指でカシャカシャと脱入できるものなので
「これを使えば遠くから飛んでくる飛行機も測れますか?」と聞いても
「そういう使いかたをするものではありません」とにべもなく答られてしまったりするので…。
上下合致式しか持っていなかった旧海軍の艦では使ったのかもしれないと考えていたりしたんですが…。無理ですかねぇ。
てぃんかん
- >7
そもそも日本軍の対空用測距儀は上下合致式じゃないですし・・・。
SUDO
- >8
ステレオ式は九四式高射装置射撃塔の4.5m測距儀からとどこかで読んだ覚えがあります。ステレオ式の開発には苦労したとか終戦まで満足のいくものは出来無かったとかとも。九一式用の4.5mもあやしいのでは?森恒英氏の本ではステレオ式となっていますが。
巡洋艦、駆逐艦の主砲用(55°、75°の仰角があるもの)は上下合致式ですし呼びに高角とついているもの=ステレオ式とは限らないのかも知れないと思ってます。とくに古いものは。
てぃんかん
- >駆逐艦の主砲用(55°、75°の仰角があるもの)は上下合致式ですし
夕雲型、島風の3m測距儀は、ステレオ式では?
セミララ
- 立体視式は高射装置に用いた4.5m型だけだったと思います。
91式のも立体視式です。
またそれ以前の2m対空測距儀は立体視式ではないですね。
駆逐艦の3mは立体視じゃなかったはずです。
SUDO
- 松型駆逐艦や信濃、海防艦に搭載された97式2m高角測距儀、夕雲型駆逐艦や島風に搭載された99式3m高角測距儀もステレオ式ではないのですか?
セミララ
- >12
駆逐艦の3mは仰角を上げただけで立体視型ではなかったと記憶してます(ソースが出てこないのですけど・・・)
97式はどうか知りませんが、以前の武式だったかな?の2mは立体視ではありません。
SUDO