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みなさんには素人質問とは思いますが教えて頂けないでしょうか? 「赤城」「加賀」は建造途中に戦艦から空母に改造されたとのことですが、「戦艦」としてはどの程度建造が進んでいたのでしょうか? 又、船体には「戦艦」の名残というのは残っていたのでしょうか? 空母としての運用上つらい部分や強引な設計変更などあったのでしょうか? よろしくお願いします。 ひよっ子 |
- すみません「強引な設計変更」→戦艦から空母へ変更自体強引とは思いますが…
よろしくです。
ひよっ子
- 面白い話で幽霊部屋と言うのがあります。
戦艦から空母に換わる時に、基準排水量で1万トン程軽くなっています(第2次改装時に大体元に戻っていますが)。
軽くなるのは良い事のような気がしますが重大な問題として、船体が浮きすぎてしまって推進器(スクリュー)の効率が落ちてしまうという事が予想されました。 それでどうしたかというと、艦首には目をつぶって、艦尾だけでも必要な喫水を得ようとしたわけです、結果として戦艦部の船体は著しく前上がりになってしまいました、その上に水平な空母部分を作った結果、接合部では、前に行くにしたがってだんだん天井が低くなり、ついには倉庫以外には使えないスペースが出来てしまったという話です。
写真や模型等でその辺を確認してみると興味深いものがあります。
わんために
- 戦艦加賀は進水していましたので、船体はほぼ完成状態でした。装甲版は未装備ですが。
巡洋戦艦赤城は第2船倉甲板まで完成していたと言われており、その上は空母に改造する上で、再設計されたそうです。
GO
- 横レス失礼。
赤城の船本体の部分が、何となく全体に後傾しているな、とは私も気付いていました。そういう理由があったんですね。
すると喫水は前より後ろの方が深いのでしょうか?
DDかず
- ゴミかも
ある本で読んだのですが、改装のため通路が複雑に迷路のようになっていたそうです。
あと、行き止まり(袋工事)の通路もいくつかあったそうです
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