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はじめまして、いつも拝見させて頂いてます。 質問させていただきたいのですが、戦艦アイオワの最終兵装時の対空砲についてです。38口径5インチ連装砲とありましたが、これは自衛艦でも装備されている5インチ砲と、どう違うのでしょうか?単装と連装の違いだけでしょうか? 詳しい性能など、教えていただけたら嬉しいです シーノ |
- まず、自衛艦の備えた5インチ砲は何種類かあります。
現在自衛隊で使用しているのは、米国製Mk42とイタリア製の127mmコンパクトです。
アイオワ級戦艦の用いた5インチ砲はこれらから数世代前のモデルで、第二次大戦時からそのまま使っていたものです。
↓アイオワ級の砲の性能
http://www.warships1.com/Weapons/WNUS_5-38_mk12.htm
SUDO
- 戦後建造の最初の護衛艦はるかぜ級に装備された5インチ砲は、Mk30で、基本的に同型の単装砲です。これはフレッチャー級とも同じです。
その後むらさめ級に装備された5インチ砲はMk39になり、これは空母ミッドウェイに多数装備したものを降ろしたあまりを使ったものです。
以後使われている5インチ砲は1>の通りです。
キック
- SUDOさん、キックさん、どうもありがとうございました☆
旧式砲だったのですね、では予算がなかったからそのままだったのでしょうか?
90年代の湾岸戦争にも参戦したのに、大戦時の対空砲では対艦ミサイルに対応出来ませんよねぇ
シーノ
- >3
だからファランクスを搭載したんでしょう。
MK.42以降の米5インチ砲、即ちMK.45砲は対空射撃能力をさほど重視していません。ですから現役復帰時に新たにMK.45砲を搭載しても大して意味は無いと思われます。
対地射撃能力は旧砲よりも射程・弾量ともに向上してますが、絶大な威力を持つ主砲があるので大して重要な事でもないでしょう(だから5インチ砲を減らしてるわけですし)
SUDO