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終戦直後のADスカイレイダーの塗装について質問です。 写真を見る限りベトナム戦争の時点ではその頃の他の期待と同様に銀色の塗装になっていますが、終戦直後に配備された時はやはりTBFアヴェンジャーやSB2Cヘルダイヴァーのような爆撃機、雷撃機と同様の塗装だったのでしょうか? そもそも、米海軍機の塗装が青色から銀色に移ったのはいつごろでしょう? マリーンズ |
- 海軍では1955年2月に上面ライトガルグレイ/下面インシグニアホワイトの新塗装を制定しています。
それ以前の写真の写真を見ると、スカイレイダーに限らず、コルセア等のレシプロ機やパンサー/クーガーなどのジェット機もシーブルー塗装となっています。
少なくとも1955年2月まではブルーという規定がありました。スカイレイダーもその規定通り、ブルーでした。
そして、それ以降はライトガルグレイ/下面インシグニアホワイトに変更されています。
しかし、銀色の塗装というのは海軍機に限って言えばほとんど存在せず、1952年に、一部の機体が一時的に防錆用クリアラッカー仕上げのテストに供された程度のようです。1953年6月に撮影されたナチュラルメタルフィニッシュのパンサーの写真があるので、少なくともそのころまでは銀色の機体が存在したといえます。
(『世界の傑作機bP0グラマンF9Fパンサー/クーガー』より)
ネコ丸
- 無塗装のスカイレーダーは、空軍所属機だったのではありませんか?
アメリカ海軍機については、無塗装だった期間は無かったと思います。
霞ヶ浦の住人
- 米海軍機の銀塗装は戦前の1941年まで戦闘用非戦闘用問わずの標準塗装です。1941年以降戦闘用機には迷彩目的で他色が塗られるようになりますが、輸送機や練習機は以後も銀塗装のままです。戦闘用機以外の機体の銀塗装が廃止されるのは1955年の事ですので、少なくともその時期までは、銀塗装の米海軍機は多数存在しています。
大塚好古
- 霞ヶ浦の住人さん、大塚好古さん、フォローありがとうございます
第二次大戦前の情報について抜け落ちていました。申し訳ありません。
ネコ丸
- 空軍にも多数配備されたそうです。
下記の『ウィキペディア(Wikipedia)』に記載されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/A-1_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
霞ヶ浦の住人
- 誰でも読めるWikipediaは個人で読んで楽しんでください。
BUN
- ウィキペディアは、私の発言の根拠として示したものです。
スカイレーダーを空軍も多数使用していたことは、何かの本を読んで知っていました。それで「空軍所属機だったのではありませんか?」と書いた訳です。しかし、その根拠が分かりません。インターネットで検索したところ、ウィキペディアの記述が出てきたので、根拠として示しました。
霞ヶ浦の住人
- 「スカイレーダーが空軍で使われたことの根拠がわからない」のであれば、発言する資格が無いということです。誰でも書き加えられていつでも変るようなものを根拠とされてもみんなが迷惑します。
BUN
- 「ウィキペディア」も「単行本」も信用度は左程違わない。
根拠としては、私以外にも同じように言っている人がいるくらいの信用度として見て下さい。著者名がちゃんと出ている単行本でも、ひどい間違いが多いことは、この板をお読みの方々は、皆さん経験なさっていらっしゃるでしょう。
実例
第二次世界大戦中の日本海軍の雷撃機乗りが撃墜されました。そのことを、本人と戦友ともう一人が本に書きました。3冊とも日時と状況が異なっているのです。
霞ヶ浦の住人
- そもそも質問者の方はNAVYのベトナム時のスカイレーダー(ガルグレー)をナチュラルメタルフィニッシュと思われたのでしょう。
今までの話でそれは解決されたと思います。
話が横道にそれてしまったので整理しましょう。
米海軍機は戦前の良き日はナチュラルフィニィッシュでイエローウイング
の時代。(例F4F,デバスター、SBDなど)
大戦中はトライカラーから全面グロッシーブルー
シーブルーの時代は大戦後半から朝鮮戦争時を経て50年代半ばまで。
その後はおなじみガルグレー/ホワイト→全面ガルグレー→カウンターシェードとなっていきます。
ナチュラルフィニッシュはシーブルー→ガルグレー/ホワイトの移行期に
ほんの一時期試験的に採用されたのみと思われます。
パンサー/クーガーやカットラスなどでは3種類が確認できます。
空軍のスカイレーダーの採用はベトナム時のレスキューキャップや対ゲリラ戦といった使用目的だと思われますので最初からSAEカモフラージュ
と思います。確認はできませんがSAEの前があったとしたらF−4の初期
のように海軍塗装そのままのガルグレー/ホワイトと思われます。
したがいましてナチュラルフィニッシュのスカイレーダーの実線機は空軍
機としてもありえません。
ROCKS
- 海軍のA-1の銀ムクの例としては、有名なところでXBT2D-1時代の写真がありますね。また恐らくこれも試作機当時の写真ですが、AEW型で銀ムクの例が見受けられるので、無いわけではありません。まあ、実戦部隊機に銀ムクが存在しない事もほぼ確実ではありますが。
米空軍のA-1は1961年に特殊作戦用支援機として審査を受けて採用が決定しており、機体再生が本格化したのは1963年以降、部隊配備は1964年からです。配備当初A-1は海軍機同様の灰色/白で塗装されており、中には当時空軍機が適用し始めていた灰色一色で塗装される例も見受けられます。しかしこの時点で既に空軍がF-84/F-86等の旧型機を除いて戦闘用機への銀ムクの適用を止めているため、空軍のA-1E/H/Jが銀ムク塗装で使用された例はありません。この後ベトナム戦争に参加した際には初期は灰色塗装のまま実戦で使用された機体もありますが、大半の機体はSEA迷彩が施された上で戦場に投入されています。
>5,7,9
Wikipediaに「A-1を空軍が使っていた」と書いてあっても、空軍のA-1が銀塗装されていた証拠にはなりませんので、回答として書く意味がありません。
大塚好古
- 霞ヶ浦氏へ
>実例
>第二次世界大戦中の日本海軍の雷撃機乗りが撃墜されました。そのことを、
>本人と戦友ともう一人が本に書きました。3冊とも日時と状況が異なってい
>るのです。
改行しました
いつもの事ながら訳のわからない「実例」を引き合いに出していますね。
まずこの三人の関係をはっきり把握していますか?
この雷撃機の操縦/偵察/通信の各員だったらまだ多少は例になります。
しかし戦友ともう一人って?何ですか?
本人の記憶違いも良くあることですし、他の二人に至っては単なる聞き違いも含めて何の実証にもなりません。
記名してあるから正確である、と言うのは確かなことではありますが。
>「ウィキペディア」も「単行本」も信用度は左程違わない。
では貴殿は私が「Wikipedia」に「米海軍のA-1は全て極彩色で彩られていた」と書いたらそれを信じるのですか?
暫くおとなしくしていたと思ったらまた妄想爆発ですか?
とにかく「霞ヶ浦の住人」氏の書くことは信用できません「間違いです」。
またこんな人にお礼を書く必要もありません。(もちろん私にも)
もにた
- >記名してあるから正確である、と言うのは確かなことではありますが。
間違えた・・・
>記名してあるから正確である、と言うのが正しくないのは確かなことではありますが。
もにた
- どうやら、私が銀色塗装だと思っていたのはガルグレイ+ホワイトだったようです。無知ですいませんでした。
混乱してきたので、最後にもう一度だけ確認ですが、実戦部隊にはじめて配備された頃なら、上面シーブルー、下面ホワイトで宜しいでしょうか?
塗装までは分かりませんが、空軍型スカイレイダーは私も本で見たので存在自体は間違いないかと。
マリーンズ
- >どうやら、私が銀色塗装だと思っていたのはガルグレイ+ホワイトだったようです。無知ですいませんでした。
海軍のガル・グレイとホワイトのスカイレイダーってのはこんなところですかね。
http://www.air-and-space.com/20030815%20Hawthorne/DCP01881%20A-1%20Skyraider%20l.jpg
>混乱してきたので、最後にもう一度だけ確認ですが、実戦部隊にはじめて配備された頃なら、上面シーブルー、下面ホワイトで宜しいでしょうか?
1946年当時。
http://www.boeing.com/history/mdc/graphics/histlarg/hist021b.jpg
1948年当時。
http://www.nasjax.navy.mil/command%20information/aircraft%20photos/1940s/Low-Resolution/ad_skyraider_1948_72dpi.jpg
1950年当時
http://www.midwaysailor.com/midway1950/midway-829b.jpg
と言うことでどう見ても下面を含めて全面ブルーですね。
>塗装までは分かりませんが、空軍型スカイレイダーは私も本で見たので存在自体は間違いないかと。
別に空軍がベトナム戦争期にスカイレイダーを使用していたことは、ここの回答者で疑っている者はいないかと(笑
ただしベトナム戦争初期でも無塗装ではなく、グレイと下面ホワイトのはずです。後期は迷彩です。
便利少尉
- 空軍型スカイレーダーは、ベトナムでRESCAPのエスコート機として使われて、非常に評判が良く、現地部隊から機体の再生産要望さえ出されたと読んだことがあります。
ベトナム戦の写真集では必ず登場しますね。もちろん、ガルグレイ+ホワイトで!
一撃離脱
- 混乱させるようで申し訳ないのですがベトナム戦時の海軍機のスカイレーダーで一時期上面をダークグリーンに塗った物がありました。(下はホワイト)実戦での迷彩テストのようなものでイントルーダー・ファントム・
ヴィジランティ・スカイホークなどで確認されています。
夜間での運用に問題ありとの表向きの理由で不採用になりましたが。
また、ベトナム時空軍のスカイレーダーは初期以外は上記のようにSEA
カモフラージュです。
ROCKS
- 皆さん本当にありがとうございます。
>海軍のガル・グレイとホワイトのスカイレイダーってのはこんなところですかね。
はい、そんな感じだったと思います。確か、あまり大きく写っている写真ではなかったので私は勘違いしたようです。
>と言うことでどう見ても下面を含めて全面ブルーですね。
戦闘機のように全面ブルーなのですね。AFガーディアンの画像を見ても、全面ブルーでしたが、攻撃機として採用された機体は全て戦闘機と同じように全面ブルーなのでしょうか?
マリーンズ
- スカイレイダーの塗装であれば、
http://skyraider.org/skyassn/imcol.htm
↑ここで画像を追っていけば各軍での変遷も概ね把握できるでしょうし、「銀色」の機体がフランス軍等で運用されていたのもわかりますね。
旧式